生徒の行動に感謝の言葉をいただきました。(R7.7.11)

令和7年7月11日(金)の朝、近隣にお住まいの松本様が本校を訪れ、本校生徒に助けられたことへの感謝の言葉を伝えてくださいました。
松本様は6月中旬、自転車で買い物に出かけた際に転倒し、腰に強い痛みを感じて動けなくなっていたところを、偶然通りかかった本校1年生の生徒6名が発見・救助しました。生徒たちは救急車を要請し、松本様はそのまま入院。7月初旬に無事退院されました。
退院後、「どうしてもお礼が言いたい」との思いからご来校くださり、救助にあたった生徒5名(1名は欠席)と面会されました。松本様は「事故の時は不安と動揺で何も判断できない中、生徒たちが助け起こし、そばに寄り添ってくれて本当に心強かった」と振り返られ、「救急車を呼んでもらい、命拾いをしました」と、生徒たちに丁寧な言葉で思いを伝えられました。
生徒たちも松本様の元気な姿を目にして、「元気になられて本当によかった」「腰の骨が折れていたと聞いていたので、救急車を呼んでよかった」と、安堵した表情を見せていました。
生徒たちの自然な善意ある行動が、周囲に温かい心の輪として広がっていきます。
松本様、これからもどうぞお元気でお過ごしください。
 

1年次生 「ディベートde探究」ディベート(1回目)(R7.7.9)

7月9日(水)「ディベートde探究」(総合的な探究の時間)で、ディベートを行いました。
ディベートの活動を通し、論理的思考力を養うこと、物事の見方を広げること、問題を自分事として思考することを目的としています。
3人1組で肯定派、否定派に分かれて活動しました。
今年度は2つのテーマでディベートを行います。
今回のテーマは【 朝食により適しているのは お米か、パンか 】
初めてのディベートのため、フランクなテーマで探究し、考察する練習として行いました。

ディベート当日まで、様々な準備を行います。
・ブレインストーミングで自分の考えや意見を書き出して、他者と共有。
・リンクマップを作成して、それぞれのメリットの整理と分析。
・客観的根拠として使える資料やデータを検索。
・準備したことを他者に伝えるために論理的に文章化。
ディベート当日は、
・相手に伝わるような表現。
・相手の主張に論理的に反論する思考。
これらを通して、教科横断的な力を身につけ、思考の幅を広げていってほしいと思います。

失敗しても大丈夫!取り組んでいくこと自体が生徒の皆さんの力になっていくはず!
今回はみんな楽しくディベートできました。次回もこの調子で頑張りましょう!


伊藤青少年育成奨学会からのご支援に、心より感謝申し上げます(R7.7.7)

この度、伊藤青少年育成奨学会様より、本校バトミントン部に対し、バドミントン支柱の購入費用として多大なご支援を賜りました。
伊藤青少年育成奨学会様は、スーパーマーケットのバローで有名なバローHDの創業者である伊藤喜美様の個人資産を財源とし、大学生への奨学金給付や高校の部活動への助成など、多岐にわたる社会貢献活動を実施されています。今回は「高等学校等クラブ活動助成事業」の一環として、本校バドミントン部にご助成いただきました。
7月7日(月)に贈呈式が行われ、本校を代表して校長が出席しました。
これまでのバドミントン部の練習は、可動式の支柱を使用していました。しかし、可動式であるがゆえに支柱の底面が大きく、生徒がケガをする危険性も懸念されていました。今回の温かいご支援により、体育館の床金具に直接差し込むことができる新たな支柱を導入できることとなりました。今後、生徒たちは安全に、そして何よりも安心して、全力でプレーに打ち込むことができるようになります。
この場をお借りし、伊藤青少年育成奨学会様に心より厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
※写真は、伊藤青少年育成奨学会理事長 田代久美子様と校長

2年次生 「池田de探究」中間報告会(第一回)(R7.7.2)

7月2日(水)池田de探究(「総合的な探究の時間」における地域課題探究)に、池田町役場・神戸町役場の方にお越しいただき、中間報告会を行いました。

現在2年次生は所属コースごとに、探究活動を行っています。
コンセプトは【 地域 × コースの学び 】
地域課題に対して、生徒個々の興味関心から選んだコースでの学びと視点から
アプローチしています。
テーマは
(1)町役場様から頂いた「池高生へのミッション」(地域課題)
(2)オリジナルテーマ
2つのうちから選択し、それぞれの興味関心に合わせて設定しました。

今回は、日々地域課題に取り組んでいらっしゃる役場担当者様に中間報告の聴き手・評価者・相談相手となっていただき、ご指導をいただきました。
生徒たちと丁寧に向き合って対話していただき、考察へのご指導や新たな着眼点の気づきをいただいたり、困っていることへの相談に乗っていただいたり、時にはインタビューを受けていただいたりとそれぞれの活動に合わせたご支援をいただきました。

地域社会が抱える問題を考えるのみならず、地域を支える大人とじっくりお話しする機会をいただけたことが生徒たちにとって価値あるものになったはずです。
探究活動を通して、普段、教室では得られない学びがあることを期待しています。

本日お越しいただきました、池田町役場・神戸町役場の皆様
公務ご多用の中、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。


2年次生国公立大学対策講座(R7.6.27)

 令和7年6月27日(金)に(株)さんぽうの進学コンサルタントの京塚正成様に、2年次生の習熟クラスの生徒に対して「国公立大学対策講座」を実施していただきました。講座内では現在の大学入試方法をふまえ、今求められている力は何かということを学んだり、実際に大学入試にて出題された問題を基にグループ毎で探究型の題材に取り組んだりしました。2年次生にとっては、1年後の入試を意識するいい機会となりました。7月4日(金)には2回目を実施します。

以下参加した生徒の感想です。
・小論文の特徴や大学受験までの過程や必要なポイントをわかりやすく説明していただきました。大学受験に役立つ内容でおもしろかったです。
・大学の様々な受験方法を知ることが出来たし、自分が元から知っていた知識とプラスで多くのことを学べたのでとても有意義な時間になった。今日教えていただいたサイトを見てさらに入試について自主的に学んでいきたいと思った。
・講義を受けて入試の形式の理解が深まったので良かったです。またどんな問題が出るのか具体例を知ることが出来て良かったです。
・一般入試や指定校推薦、学校別推薦の違いや必要となる部分を詳しく教えてもらって大まかに受験の仕方が分かりました。また、小論文の書き方、ポイントなども教えていただき、実際に書く時の参考になりました。

【野球部】第107回全国高等学校野球選手権岐阜大会 組み合わせ抽選会(R7.6.21)

第107回全国高等学校野球選手権岐阜大会の組み合わせ抽選会が関市のわかくさプラザで行われました。抽選の結果、本校は7月6日に可児工業高校と対戦することになりました。夏の選手権大会は3年生にとって集大成となります。今まで努力してきたものが存分に発揮できるよう、暑い日が続きますが、最後の最後までレベルアップを目指し練習に励みたいと思います。池高生らしく、泥臭く一生懸命にプレーをしたいと思いますので、皆様の熱いご声援をよろしくお願いいたします。

【日時】7/6(日)8:45~ 【場所】大垣市北公園野球場 【対戦校】可児工業高校

2年次生 コース別大学見学会(R7.6.20)

 令和7年6月20日(金)に前期中間考査最終日の午後を利用して、2年次生対象にコース別大学見学会を実施しました。本校は3年前に単位制になり、2年次生から6コースに分かれるカリキュラムになりました。
 今回、「看護医療コース」の生徒を中心とした見学希望生徒23名は朝日大学を見学しました。学食体験後、看護施設を見学し、2種類の実習体験をしました。また、「人文科学コース」「アート情報コース」の生徒を中心とした見学希望生徒32名は岐阜協立大学を見学しました。学食体験後、大学施設見学を行い、進路講話を聞きました。また模擬授業では経済学と経営情報学に分かれ体験をしました。夏休み前に今後の進路について考えるきっかけになりました。

■生徒の感想
朝日大学【看護】
・オープンキャンパスは今回で2回目なのですが、前回と違う実習やお話が聞けてよかったです。また、グローバル化の看護との関わりの話では、国際のさまざまな人に平等でかつ優しさあふれる、看護ができるよう今から少しずつ英語などの学びを深めていきたいです。
岐阜協立大学【経済・情報】
・協立大学の校舎や雰囲気を知ることができてよかった。就職率が高く、就活や資格を取るための手厚いサポートがあるのがわかった。
・見学で新しいことが分かって、まだまだ分からないことがあると思うので、積極的にオープンキャンパスに参加して、いろいろなことを知った上でやりたいことや得意なことと照らし合わせて決めていきたいです。


2年次 池田de探究×朝日大学(高大連携事業) ワークショップ(R7.6.13)

6月13日(金)本校において、朝日大学教職課程センター足立淳准教授によるワークショップを実施しました。2年次生を対象に、「池田de探究」(地域課題探究)の取り組みを深めるための特別講座です。
足立先生との共同開発教材を用い、「日本の子どもは幸せか」をテーマに生徒たちが協働して学びを深めていきました。
探究活動で取り組む課題には絶対的な正解がありません。仮説を立て、物事を多角的に捉え、推論をたてる方法論について学びました。
生徒だけでなく、教員も多くを気づき、学ぶことができるワークショップでした。
足立先生、貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。
≪生徒の感想≫
・最初は少ない情報からスタートだったけど、自分で情報を集めたり、持っている情報が違う人と意見を交流していくうちに、自分の新しい意見に自信が持てたり、根拠をもって話せるようになったので、説得力を上げることができました。探求の授業でも活かしたいです。
・様々な資料、視点によって、結論は変わると思いました。その考えも、考えが変わることも大切にしたいです。

いのちの授業講演会が行われました(R7.6.10)

 6月10日(火)、岐阜県総合医療センター新生児内科主任医長寺澤大祐先生をお招きし『いのちの理由~コウノドリの現場から、あなたへ~』と題した講演会を行いました。赤ちゃんのお医者さんとして日々、新生児のいのちや健康を守っている寺澤先生。新生児救急医療の最前で、いのちに向き合い続けている先生の思いと情熱に胸が熱くなりました。
 小さく生まれた赤ちゃんが3週間で大きくなる話、誕生日おめでとうの意味、しゃぼん玉の歌詞、ウガンダの少年兵の話など、様々なエピソードに、生まれてから奇跡の積み重ねで今ここに生きていること、いのちの尊さを感じることができました。
放課後の座談会には医療系を進路として志望する生徒や、サンビレッジ国際医療福祉専門学校の学生のみなさん、保護者の方など多くの方が参加されました。医療者としての心構えやいのちとの向き合い方について交流ができ、大変有意義な時間となりました。
【生徒感想】
・命の大切さ時間の大切さ、人と繋がることの大切さ、いろいろなことの大切さについて気づかされました。命は多くの奇跡が重なってあるものということや今この時間を生きていることのすごさやこれからの人生100万人以上の人と繋がれる可能性、誕生日というものの大切さ、今ある命は多くの人の支えがあってあるものということを改めて感じることができる素敵なお話でした。
・生まれ方はそれぞれ違うけれど、それぞれの生き方をして生きることを全うすることが大事なのだと知りました。
・「ダメな赤ちゃんはいない」「自分の“普通”と相手の“普通”は違うのだから、自分の価値観を押し付けるのではなく、互いに認め合うことが大切だ」という言葉に、はっとさせられました。