この度、伊藤青少年育成奨学会様より、本校バトミントン部に対し、バドミントン支柱の購入費用として多大なご支援を賜りました。
伊藤青少年育成奨学会様は、スーパーマーケットのバローで有名なバローHDの創業者である伊藤喜美様の個人資産を財源とし、大学生への奨学金給付や高校の部活動への助成など、多岐にわたる社会貢献活動を実施されています。今回は「高等学校等クラブ活動助成事業」の一環として、本校バドミントン部にご助成いただきました。
7月7日(月)に贈呈式が行われ、本校を代表して校長が出席しました。
これまでのバドミントン部の練習は、可動式の支柱を使用していました。しかし、可動式であるがゆえに支柱の底面が大きく、生徒がケガをする危険性も懸念されていました。今回の温かいご支援により、体育館の床金具に直接差し込むことができる新たな支柱を導入できることとなりました。今後、生徒たちは安全に、そして何よりも安心して、全力でプレーに打ち込むことができるようになります。
この場をお借りし、伊藤青少年育成奨学会様に心より厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
※写真は、伊藤青少年育成奨学会理事長 田代久美子様と校長
揖斐特別支援学校高等部との共同学習を行いました(R7.7.3)
本文 7月3日(木)に、本校にて、揖斐特別支援学校高等部生徒との共同学習を実施しました。2時間目「保育音楽」の時間では、3グループに分かれて、ハンドベルによる「森の中の小人」(ヘンゼルとグレーテル)の演奏、様々な打楽器や手拍子によるリズム打ちを行いました。3時間目「体育特講」の時間では、ボール送りなどのウォームアップ後、4グループによる、「ボッチャ」を行いました。「ボッチャ」は、白い目標球に自分のチームのボールを近づけて得点を競う、パラリンピックの正式種目です。
演奏や競技を通じて、お互いへの理解が深まり、声を掛け合う姿やハイタッチをする姿が見られ、とても良い時間を過ごすことができました。
揖斐特別支援学校とは今後も、9月に本校文化祭での交流や、12月にはこちらから赴いて共同授業を予定しています。
2年次生 「池田de探究」中間報告会(第一回)(R7.7.2)
7月2日(水)池田de探究(「総合的な探究の時間」における地域課題探究)に、池田町役場・神戸町役場の方にお越しいただき、中間報告会を行いました。
現在2年次生は所属コースごとに、探究活動を行っています。
コンセプトは【 地域 × コースの学び 】
地域課題に対して、生徒個々の興味関心から選んだコースでの学びと視点から
アプローチしています。
テーマは
(1)町役場様から頂いた「池高生へのミッション」(地域課題)
(2)オリジナルテーマ
2つのうちから選択し、それぞれの興味関心に合わせて設定しました。
今回は、日々地域課題に取り組んでいらっしゃる役場担当者様に中間報告の聴き手・評価者・相談相手となっていただき、ご指導をいただきました。
生徒たちと丁寧に向き合って対話していただき、考察へのご指導や新たな着眼点の気づきをいただいたり、困っていることへの相談に乗っていただいたり、時にはインタビューを受けていただいたりとそれぞれの活動に合わせたご支援をいただきました。
地域社会が抱える問題を考えるのみならず、地域を支える大人とじっくりお話しする機会をいただけたことが生徒たちにとって価値あるものになったはずです。
探究活動を通して、普段、教室では得られない学びがあることを期待しています。
本日お越しいただきました、池田町役場・神戸町役場の皆様
公務ご多用の中、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。
2年次生国公立大学対策講座(R7.6.27)
令和7年6月27日(金)に(株)さんぽうの進学コンサルタントの京塚正成様に、2年次生の習熟クラスの生徒に対して「国公立大学対策講座」を実施していただきました。講座内では現在の大学入試方法をふまえ、今求められている力は何かということを学んだり、実際に大学入試にて出題された問題を基にグループ毎で探究型の題材に取り組んだりしました。2年次生にとっては、1年後の入試を意識するいい機会となりました。7月4日(金)には2回目を実施します。
以下参加した生徒の感想です。
・小論文の特徴や大学受験までの過程や必要なポイントをわかりやすく説明していただきました。大学受験に役立つ内容でおもしろかったです。
・大学の様々な受験方法を知ることが出来たし、自分が元から知っていた知識とプラスで多くのことを学べたのでとても有意義な時間になった。今日教えていただいたサイトを見てさらに入試について自主的に学んでいきたいと思った。
・講義を受けて入試の形式の理解が深まったので良かったです。またどんな問題が出るのか具体例を知ることが出来て良かったです。
・一般入試や指定校推薦、学校別推薦の違いや必要となる部分を詳しく教えてもらって大まかに受験の仕方が分かりました。また、小論文の書き方、ポイントなども教えていただき、実際に書く時の参考になりました。
朝読書 スタート!(R7.6.24)
朝読書がスタートしました!
1、2年生は読書感想文、3年生は進路も視野に入れて本を選び、朝SHRの時間に読みます。
静かな朝は、いつもと一味違う良さがあります。たくさん読みましょう!
【野球部】第107回全国高等学校野球選手権岐阜大会 組み合わせ抽選会(R7.6.21)
第107回全国高等学校野球選手権岐阜大会の組み合わせ抽選会が関市のわかくさプラザで行われました。抽選の結果、本校は7月6日に可児工業高校と対戦することになりました。夏の選手権大会は3年生にとって集大成となります。今まで努力してきたものが存分に発揮できるよう、暑い日が続きますが、最後の最後までレベルアップを目指し練習に励みたいと思います。池高生らしく、泥臭く一生懸命にプレーをしたいと思いますので、皆様の熱いご声援をよろしくお願いいたします。
【日時】7/6(日)8:45~ 【場所】大垣市北公園野球場 【対戦校】可児工業高校
2年次生 コース別大学見学会(R7.6.20)
令和7年6月20日(金)に前期中間考査最終日の午後を利用して、2年次生対象にコース別大学見学会を実施しました。本校は3年前に単位制になり、2年次生から6コースに分かれるカリキュラムになりました。
今回、「看護医療コース」の生徒を中心とした見学希望生徒23名は朝日大学を見学しました。学食体験後、看護施設を見学し、2種類の実習体験をしました。また、「人文科学コース」「アート情報コース」の生徒を中心とした見学希望生徒32名は岐阜協立大学を見学しました。学食体験後、大学施設見学を行い、進路講話を聞きました。また模擬授業では経済学と経営情報学に分かれ体験をしました。夏休み前に今後の進路について考えるきっかけになりました。
■生徒の感想
朝日大学【看護】
・オープンキャンパスは今回で2回目なのですが、前回と違う実習やお話が聞けてよかったです。また、グローバル化の看護との関わりの話では、国際のさまざまな人に平等でかつ優しさあふれる、看護ができるよう今から少しずつ英語などの学びを深めていきたいです。
岐阜協立大学【経済・情報】
・協立大学の校舎や雰囲気を知ることができてよかった。就職率が高く、就活や資格を取るための手厚いサポートがあるのがわかった。
・見学で新しいことが分かって、まだまだ分からないことがあると思うので、積極的にオープンキャンパスに参加して、いろいろなことを知った上でやりたいことや得意なことと照らし合わせて決めていきたいです。
2年次 池田de探究×朝日大学(高大連携事業) ワークショップ(R7.6.13)
6月13日(金)本校において、朝日大学教職課程センター足立淳准教授によるワークショップを実施しました。2年次生を対象に、「池田de探究」(地域課題探究)の取り組みを深めるための特別講座です。
足立先生との共同開発教材を用い、「日本の子どもは幸せか」をテーマに生徒たちが協働して学びを深めていきました。
探究活動で取り組む課題には絶対的な正解がありません。仮説を立て、物事を多角的に捉え、推論をたてる方法論について学びました。
生徒だけでなく、教員も多くを気づき、学ぶことができるワークショップでした。
足立先生、貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。
≪生徒の感想≫
・最初は少ない情報からスタートだったけど、自分で情報を集めたり、持っている情報が違う人と意見を交流していくうちに、自分の新しい意見に自信が持てたり、根拠をもって話せるようになったので、説得力を上げることができました。探求の授業でも活かしたいです。
・様々な資料、視点によって、結論は変わると思いました。その考えも、考えが変わることも大切にしたいです。
いのちの授業講演会が行われました(R7.6.10)
6月10日(火)、岐阜県総合医療センター新生児内科主任医長寺澤大祐先生をお招きし『いのちの理由~コウノドリの現場から、あなたへ~』と題した講演会を行いました。赤ちゃんのお医者さんとして日々、新生児のいのちや健康を守っている寺澤先生。新生児救急医療の最前で、いのちに向き合い続けている先生の思いと情熱に胸が熱くなりました。
小さく生まれた赤ちゃんが3週間で大きくなる話、誕生日おめでとうの意味、しゃぼん玉の歌詞、ウガンダの少年兵の話など、様々なエピソードに、生まれてから奇跡の積み重ねで今ここに生きていること、いのちの尊さを感じることができました。
放課後の座談会には医療系を進路として志望する生徒や、サンビレッジ国際医療福祉専門学校の学生のみなさん、保護者の方など多くの方が参加されました。医療者としての心構えやいのちとの向き合い方について交流ができ、大変有意義な時間となりました。
【生徒感想】
・命の大切さ時間の大切さ、人と繋がることの大切さ、いろいろなことの大切さについて気づかされました。命は多くの奇跡が重なってあるものということや今この時間を生きていることのすごさやこれからの人生100万人以上の人と繋がれる可能性、誕生日というものの大切さ、今ある命は多くの人の支えがあってあるものということを改めて感じることができる素敵なお話でした。
・生まれ方はそれぞれ違うけれど、それぞれの生き方をして生きることを全うすることが大事なのだと知りました。
・「ダメな赤ちゃんはいない」「自分の“普通”と相手の“普通”は違うのだから、自分の価値観を押し付けるのではなく、互いに認め合うことが大切だ」という言葉に、はっとさせられました。
命の講話「大事なことはぜんぶ赤ちゃんとお産が教えてくれた」(R7.6.5)
本校2年次の保健の授業で、助産師の大石恵子さんをお招きして、出産や生き方についての講話をしていただきました。「一期一会」の人生を変える大人との出会いの話、大石さんの経歴、助産師となる方法、赤ちゃんから教えてもらったことなど、全て大石さんが実際に経験したことを温かく真っすぐ生徒に語りかけてくださいました。
「相手も自分もどういう気持ちであると嬉しいか。」「可能性があるのにやれないと自分で呪いをかけていないか。」「誰かの評価基準に合わせて生きようとしていないか。」など、出産の現場を目の当たりにして、生きること自体を考えさせてくれる時間でした。一番印象に残った言葉は、何度も繰り返される「あなたはどうしたいの?」でした。
出産の在り方も多様であるように、自分自身の生き方も自分で決めて引き受けられるような大人になっていくための貴重な講話となりました。