ボランティア部は、地元、池田町で実施された災害時を想定した大訓練にボランティアとして2日間参加しました。この大訓練は1,500食のカレーライス作りと配付という活動です。
前日の13日は、テント設営場所の確認や設置をはじめ、地域の小学生が育てた野菜の下準備として、多くのサツマイモやかぼちゃを丁寧に洗い、切る作業を行いました。慣れない作業にも積極的に取り組み、協力しながら準備を進めました。
翌14日の炊き出し訓練当日は、テント10張りの設営や食事スペースなども含めた机・椅子の準備、炊き出しのカレー作りや配膳、ゴミ処理などを地域の方々と共に担当しました。生徒たちは自ら役割を見つけ、声を掛け合いながら主体的に行動し、会場運営を支える大きな力となりました。また、活動の中で地域の方々から「ありがとう」という言葉を直接かけていただく場面も多く、言葉のもつ大きな力を改めて理解する機会となりました。災害は起こらないことが一番ですが、万が一の際には「自助・共助・公助」が重要です。今回の活動を通して、高校生であっても地域を支える一員として大きな役割を果たせることを実感しました。そして、私たちが住む地域の中で、「みんなが力を合わせて支え合えるまちづくり」に向けて、高校生としてできることを考え、行動していきたいと思います。


