6月10日(火)、岐阜県総合医療センター新生児内科主任医長寺澤大祐先生をお招きし『いのちの理由~コウノドリの現場から、あなたへ~』と題した講演会を行いました。赤ちゃんのお医者さんとして日々、新生児のいのちや健康を守っている寺澤先生。新生児救急医療の最前で、いのちに向き合い続けている先生の思いと情熱に胸が熱くなりました。
小さく生まれた赤ちゃんが3週間で大きくなる話、誕生日おめでとうの意味、しゃぼん玉の歌詞、ウガンダの少年兵の話など、様々なエピソードに、生まれてから奇跡の積み重ねで今ここに生きていること、いのちの尊さを感じることができました。
放課後の座談会には医療系を進路として志望する生徒や、サンビレッジ国際医療福祉専門学校の学生のみなさん、保護者の方など多くの方が参加されました。医療者としての心構えやいのちとの向き合い方について交流ができ、大変有意義な時間となりました。
【生徒感想】
・命の大切さ時間の大切さ、人と繋がることの大切さ、いろいろなことの大切さについて気づかされました。命は多くの奇跡が重なってあるものということや今この時間を生きていることのすごさやこれからの人生100万人以上の人と繋がれる可能性、誕生日というものの大切さ、今ある命は多くの人の支えがあってあるものということを改めて感じることができる素敵なお話でした。
・生まれ方はそれぞれ違うけれど、それぞれの生き方をして生きることを全うすることが大事なのだと知りました。
・「ダメな赤ちゃんはいない」「自分の“普通”と相手の“普通”は違うのだから、自分の価値観を押し付けるのではなく、互いに認め合うことが大切だ」という言葉に、はっとさせられました。