「空を翔けるドローンを活用した未来のビジネスとは」をテーマに2年生の各科の代表生徒に対し、講話をいただきました。ドローンの進化や人手不足が叫ばれる輸送業において試験的な、あるいは本格的な導入や運用がされていることを知る良い機会となりました。
各学科代表生徒の感想です。
- Kさん:
- ドローンについて、今まで思っていた以上に何でもできることに驚きました。SOCIETY5.0になると、今まで困難だったことが楽になり、情報を早く見つけることができ、人の手をできるだけ減らしロボットが生産するといったことが可能であることに驚きました。AIやITがもたらす世界は自動化させることだと思っていましたが、自立化させることなのだと改めて知ることができた。少子高齢化社会が深刻化しているこの時代に、新たな技術がそれを助ける(解決する)ことができるので、私たちもそれに頼るだけではなく、活用する能力が必要であることを学ぶことができました。
- Oさん:
- ドローンのビジネスについて、私たちは測量や施設の点検などを想像していたが、実際には過疎地域における物流事業にも役に立っていることを知ることができた。コロナ禍によって、買い物に出かけるにも戸惑うこの時代に注目されているUberなどがバイクや自転車を使い配達を行っているが、物流業界は、ドライバー不足や不在のため再配達の増加が課題となっている。また高齢化社会を迎えているこの時代に高齢者による交通事故も重なり、この先が不安である。
その救世主というわけではないが、海外ではAmazonやGoogleなどドローンの宅配が実用化されており、日本の課題においても解消できる存在であると思います。ドローンを取巻く環境には様々な問題があると思いますが、早く実用化されることを楽しみにしたいと思います。 - K2さん:
- “SOCIETY5.0”を聞いたことがなかったけど、SOCIETY5.0が実現すると、様々な技術や知識が共有され、新たな価値が生まれ、それがAIの技術により危険を伴う仕事や面倒であった仕事から解消されるなど様々なメリットがあることが理解できた。
ドローンによって高所作業や災害現場など危険な場所や立ち入り困難な場所での空撮、様々なセンサーを活用しデータの収集ができることは授業の中で学んできたが、その入手したデータをもとにAIが解析し、例えば作物の生育不良個所に適切な農薬を散布したり、人口減少や高齢化地域での問題解消にも役立っている時代であることを再認識することができた。

