海外で活躍されている方を講師に招く「海外交流プロジェクトConnecting the New World」を1年生対象に実施しました。「今世界で起きている大きな変化」「大切にしている生き方」などをお話し頂き、生徒が自分の将来について考える貴重な機会となりました。講話は新型コロナウイルス感染症予防のため、海外から各教室へのオンライン配信で実施しました。
第1回目は、交通事故で右目の視力を失うも米国でパイロットとなり、飛行教官として活躍されている前田伸二氏より、第2回目は、国内外の教育・文化施設やオフィスビルの建築設計で幅広く活躍されている千々岩秀人氏よりお話を頂きました。鋭い切り口からのお話とそのパワーに圧倒されましたが、一つ一つの言葉に、海外での並々ならぬ努力と強い意志とが鮮明に感じとれました。
生徒の感想文には、「“他人に自分の可能性を決めさせない”という言葉が心に刺さった」「夢や目標があるだけで人はこれほどまでに輝いて見える」「壁にぶつかるとすぐに諦めてしまう自分が恥ずかしい」「自分を振り返る機会を増やそうと思った」「言語化、共有化して深く考えられるようにしたい」などの言葉が並びました。
講話終了後には、生徒から出された様々な質問に対し、丁寧かつ踏み込んだ回答をくださり、非常に有意義な交流会となりました。今年度から始まったこの事業は合計3回の計画で、12月1日に最後のプロジェクトを実施します。

