R2.10.12 岐阜労働局主催 若年者地域連携事業 令和2年度中小企業職場見学会実施(自動車科)

 自動車科2年生40名が、華陽オートテック株式会社並びに岐阜スバル自動車株式会社へ職場見学会に出かけました。新型コロナウイルスの影響で5月下旬の企業見学や2年生夏休みのインターンシップは実施できませんでしたが、進路決定に向けた重要なキャリア教育の一環として、実際の自動車整備工場を肌で感じ、理解・体験できる有意義な機会となりました。
 華陽オートテック㈱では、大型車両における分解整備の重要性、大型バスの板金塗装、改装の醍醐味を感じ取ることができました。また、チームで一丸となって一台の車両をメンテナンスする現場を目の当たりにし、改めて自動車整備士の責任の重さを実感しました。
 岐阜スバル自動車㈱では、SUBARU独自の車両哲学や独特の水平対向エンジン、そのエンジンと駆動システムの優れた走破性及び安全性について学習しました。入社2年目の自動車科OBから説明を受け、自分たちの将来の姿と重ね合わせることのできる特別な機会となりました。先進安全装置である、“アイサイト”での衝突回避・停止体験が心に残りました。
 今回見学させて頂いた2社の社員の皆様、今回の貴重な見学会をコーディネートしてくださった東京リーガルマインド株式会社様にも感謝いたします。ありがとうございました。

路線バス車輛の車検整備の様子
現場の迫力に圧倒
 
大きな整備工場、真剣に話を聞く様子
現場の作業員はテキパキと仕事をこなす
 
会社の歴史など分かりやすいプレゼン
集中してお話を伺いました
 
自動車科OBによる故障診断説明の様子
アイサイトの同乗体験

R2.10.6 岐阜トヨタ自動車株式会社様による技術講習会(自動車科)

 自動車科1年生が岐阜トヨタ自動車株式会社様による技術講習会を受講しました。
 テーマは「燃料電池車の仕組みと取り扱いについて」とし、今後さらに発展するエコカーについて、トヨタ自動車が開発した燃料電池車(MIRAI)を題材に実施されました。
 講義では、燃料電池の発電原理や、MIRAIに搭載されている燃料電池システムについて学びました。実習では、実車によるハイブリッド車と燃料電池車との比較や、構造の確認をはじめ、特徴的な取り扱いや操作方法について学びました。
 今回の技術講習会を通し自動車技術の進歩と素晴らしさに、改めて関心を持つことができた良い機会となりました。

最新の自動車技術についての講義
ハイブリッド車の構造確認
 
ハイブリッドのメカニズムについての実習
MIRAIのメカニズムについての説明
 
水素タンクの確認
生徒代表お礼の言葉

R2.9.11 第33回 基礎製図検定

 基礎製図検定試験を実施しました。
 今年度はコロナウイルス感染予防のため、実施要項のとおり、教室の換気等を十分に行いながらの実施となりました。
 試験時間は70分間でおこなわれ、投影図・断面図・補助投影図や展開図、簡単な立体からの投影図の図示など、工業技術者としての必要な機械製図の基礎知識を十分に習得することを目指します。
 生徒たちは、図面から情報を読み取るのに苦労しながらも、しっかりと答えを導き出していました。全員合格を目指して頑張っていきます!

R2.7月 将来のカードクターを目指し、「自動車実習」本格スタート!

 自動車科1年生40名による自動車実習がスタートしました。
 4つのグループに分かれ、自動車整備士に必要な技能・技術の習得を目指して取り組むものです。
 初めて手にする専用工具を使い、緊張した様子で実習に参加していました。
 「事故・ケガ・トラブルがないよう、安全作業に努めます!」を安全標語とし、グループ内で協力しながら頑張っています。

エンジンのバルブクリアランス測定及び調整

タイヤチェンジャーによるはめ替え作業と実習車によるタイヤ交換

ガソリンエンジンの分解組み立て実習(カムシャフトの取り外し)

自動車の鈑金修理で使用するガス溶接実習

R2.7.13 学校法人 ホンダ学園 ホンダ テクニカル カレッジ 関東 様・株式会社 ホンダカーズ岐阜 様による合同説明会

 機械、電気系の生徒を対象に、自動車整備士や開発エンジニアの仕事についての合同説明会を開催しました。
 自動車整備士を目指す自動車科の他、電気科も含めた20名の生徒に向け、“コロナ禍時代を乗り切るために資格と技術でチャンスに変えよう”をテーマに、ホンダ学園様からは、現在の自動車業界の状況や、AIや5Gの技術が融合する今後の自動車技術について、また、開発エンジニアを目指すためにすべきことなど、自動車業界全般について説明されました。
 ホンダカーズ岐阜様からは、自動車整備士の業務内容や自動車整備以外に必要とされるスキル、また、お客様との絆から得られる整備士としてのやりがいなど、整備士を目指す生徒にとって興味深いお話をいただきました。
 今回の説明会では、進路決定を目前に控えた3年生や、1年後に進路選択を控えた2年生にとっても今後の自動車整備業界に対する理解が深まり、大変参考となる説明会となりました。

R2.7.3 機械製図検定(機械科・自動車科)

 第51回機械製図検定の2次試験を実施しました。
 今年度はコロナウイルス感染予防のため、座席の間隔を空けて実施しました。
 試験時間は150分間でおこなわれ、課題として機械部品の製作図をA3の白紙ケント紙に書き、合格を目指します。
 採点は、図形の形や寸法、見ばえなどを考慮し、合格点に達した生徒に合格証書を授与します。生徒の中には、申し込み時には自信がない人もいましたが、放課後などを使ってそれぞれ課題に取り組むことで自信をつけていきました。合否発表までまだ日数がありますが、合格することを期待しています!

R2.6.18 「課題研究」がスタート(自動車科)

 課題解決能力を高め、専門的な知識と技術の深化を目標とした「課題研究」がスタートしました。
 今年度は旧車のレストア(スズキのジムニーやホンダのカブ)を中心に、分解・組立・調整などの自動車整備技術の他に、傷んだボディーの再生を目指した鈑金技術についても研究課題とし計画を立てました。
 生徒たちは、きれいにレストアされた車両の姿を想像しながら、分解作業や研磨作業に黙々と取り組んでいました。

R2.6.11 卒業生と語る会(自動車科)

 自動車科3年生を対象に卒業生と語る会を実施しました。
 自動車科を卒業された4名の先輩をお招きして、会社の概要や仕事の内容、就職に向けての心構えなどをお話していただきました。
 生徒たちは、「今考えている進路希望についてより一層気持ちが固まりました。」「進路について今一度考える機会となりました。」「どの先輩方もコミュニケーション能力が大切であると話されました。」など、今後の進路選択に向けての意欲を高めることができました。卒業生の皆さんありがとうございました。
 参加していただいた企業様(順不同):(株)樋口製作所、アイコクアルファ(株)、ネッツトヨタ岐阜(株)、いすゞ自動車中部(株)

R2.4.2 岐阜トヨペット株式会社様から「実習教材」を寄贈していただきました

 岐阜トヨペット株式会社様より、自動車整備実習で使用する実習教材「ガソリン・エンジン」「ジーゼル・エンジン」「エンジン・スタンド」「分配型インジェクションポンプ」を寄贈していただきました。御寄贈いただいた実習装置はエンジン調整や故障診断、分解組み立て実習など、様々な授業に活用させていただきます。ありがとうございました。

ガソリン・エンジン
ジーゼル・エンジン
 
エンジン・スタンド
分配型インジェクションポンプ