平成29年9月25日(月) 山高の静かな2週間

最近、ニュース更新が滞(とどこお)っております。

理由は簡単で、定期考査前だからです。
本校は今年度より3学期制で動いておりますので、「2学期中間考査」でございます。 明日火曜日から金曜日までの4日間で予定しています。

試験前の1週間は、テスト対策授業やら、考査問題の作成やら、普段と違う仕事が 増えます。部活動が停止にはなるのですが、一部の部活動は特別に活動を続け、 部活で勉強会も実施したりしています。

ちなみに。
提出物などが滞っている生徒の皆さんは、放課後に試験前の「特別対策講座」に 出席します。これもあるので、試験前は忙しい&ネタがない状態となるのです。
ちなみに今日の対策講座の様子はこちら。

・・・と写真を載せようかと思いましたが、辛そうな姿はさすがに 載せられない雰囲気が漂っていましたのでやめましたスミマセン。

赤点を取らないために、考査前の努力が重要です。 一人でも赤点の人数が少なくなることを願います。

ちなみにこの後は、教員側としては「採点」、「点数処理」、 「成績(特に3年生)更新」、「出欠席数更新」、「欠席者追試」、 「欠点者再試(再々試~再々々々試くらいまで)」、「テスト明けの 新しい単元のプリント作り」などが押し寄せます。忙しいのに ホームページのネタにはならない地味な仕事連続します。

言い訳のようですが、ここから1週間程度はお届けできる話題がありません。 「更新ねぇな、きっと、採点とかやってるんだろうな」とご想像頂けますと幸いです・・・。

平成29年9月19日(火) 生徒は「教わる側」です

異世代ふれあい交流会として、2年3組35名がバルーンアートに取り組みました。

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「シニアの皆様がいらっしゃってバルーンアート」と聞くと、教員の悪い癖で、 生徒が一緒にバルーンアートをやりながら「教える」んだ、と思い込んでしまいますが。

正しくは、「バルーンアートの会」の7名の皆様にお越し頂いて、 生徒が「教わった」のでした。

バルーンアートは文化祭でもよくありますが、風船で作る人形やオブジェです。

『バルーンアートの会』の皆様は、ボランティアで市内の福祉施設や高齢者の 集い等にてバルーンアート講座を行われています。作り方だけではなく、 いろいろな話をしながら楽しいオブジェを作ることができました。

私も以前、バルーンアートに挑戦したことはあるのですが、花のような何か、を 作ったはずが、ひねりと連結が甘くて、元の棒状の風船に戻ったことがあります。
意外と、難しいんですよね・・・。皆さん器用そうで何よりです。。。

平成29年9月13日(水) 3年生就職激励会・進学ガイダンスが行われました

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PDF実施の様子をこちらからご確認下さい。

就職試験や入試に向けて3年生就職希望者を激励するとともに、試験に向けた心構えを確認しました
生徒の皆さんは、先生方の熱い愛のこもった応援と指導に、決意を新たにしていました。

【1】就職激励会について
対 象 :3年生就職希望者72名(公務員希望者含む)
内 容 :(1)学校長より
(2)進路指導部より(就職試験当日の心得等について)
(3)学年より(学年主任及び各担任より激励

【2】進学ガイダンスについて
対 象 :3年生進学希望者43名
内 容 :(1)進路指導部によるガイダンス
(2)今後の予定及び提出書類等について
(3)面接カードの作成

平成29年9月12日(火) PTA挨拶運動へのご協力ありがとうございました

平成29年9月12日から3日間、PTA 挨拶運動に ご参加いただきまして、 誠にありがとうございました。 同時に「ひびきあいの日」も行い、多くの生徒が参加しました。
初日は、あいにくの雨となりましたが、2日目から秋晴れの空に恵まれた挨拶運動となりました。

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PDFPTA挨拶運動の様子をこちらからご確認下さい。

「おはようございます!」と、 元気良く返してくれる光景が爽やかで、生徒も良い一日を過ごせたと思います。 これから も 引き続き 、 元気に挨拶 ができる 山県高校にしていきたいです。

平成29年9月11日(月) 初めてのファンレターを頂きました

教員やってますと、クレームを頂くことにおびえる毎日ですが (←若干言い過ぎもあります)、今回はなんと、 当ホームページにファンレターを頂いてしまいました!

「この絵しりとりですが,濁音や半濁音はそのままきちんと受け継いでしりとりが行われています。
例えば, ラッパ → パンダ → ダックスフンド → ドーナツ

日本人は,古来の日本語を継承するからでしょうか,濁音を嫌う傾向にあります。
お年寄りが,「ベッド」のことを「ベット」と言ったり,若い人であっても「バドミントン」が「バトミントン」になったりします。

貴校のホームページにケチをつけるつもりなど全くありません。
いつもホームページを楽しませてもらっているのです。

ケチをつけるつもりではなく,その逆です。
「日本語として、キャリーバッ『ク』は果たして正しいのか?」について  話題にしていただき,さらにほほえましさが広がることを期待しています。

以上,ファンレターになったでしょうか。
ちょっとくどくてごめんなさい。悪意はありません。
また楽しませてください。」

(編集注:長さの都合上、がっつりカットさせていただきました)

…そうなんです。
実は、英語教師としては(忘れがちですが、そう、実は私は英語担当)、 この「日本人、濁点消してしまう問題」は、ゆゆしき問題の一つだったりします。
(ただ単に、「ゆゆしき」って言いたかっただけですが。)

例えば、「bag」はやはり、最後はgなので、「グ」の音しかありえんのです。
聞き取りづらいですけれども、これを「ク」音で発音することは原則あり得ません。
私がこの絵しりとりが解けず、最後に「本当はクじゃなくてグ」というヒントで気付いたのも 英語教師ならではだと(以下省略)

・・・ただし、まじめな話、日本語という言語は英語と大きく違う点があり、 「はっきり言わねぇ美徳」というモノがあります。 語尾で「○○だ」「○○ではない」という、決定的な情報がくるのです。
「スポーツが好き ではない
聞いている側としては、最後まで聞いてよく分かるわけです。 主語もあえて言いませんし、お互いが誰のことか推測して成り立つのです。
語尾のあたりは、かなり音もボヤけます。 日常会話で語尾をしっかり話す人はかなり少ないのではないでしょうか。
つまり、日本語は「暗黙の了解」言語といえます。

英語はその逆で、誰が、どう思うのか/思わないのか、を明示します。 主語を書けとか、動詞の前にdon’tが先に来るとか、がそれです。 お互い違う民族に属している人間同士の言語として、簡便さや明解さが求められ、 英語はそれがちょうどよいのかもしれません。
私は比較文化論が苦手だったのでこのあたりにしておきますが、 キャリーバッ「グ」で、私もふと思いました。
ファンレターありがとうございました。

ちなみに、先週載せました円グラフ、
べつやくメソッド」でございます。何でも円グラフで表そうというやつです。
HeartRails Graph」さんですぐに作れるので、 ぜひ皆さんも資料のアクセントに、ぜひ。
たぶん、真面目な場面ほど怒られると思いますが・・・。

平成29年9月6日(水) 「薬物乱用講座」とよく言ってしまう

警察署からご担当の方をお迎えして、防犯と薬物乱用防止の講座を開きました。

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薬物なんて手に入れようがないし、犯罪なんて近所で起きてないでしょう、と思いがちです (ひょっとすると山県は本当にそれくらい平和な土地柄なのかもしれません)が、 近年は若年層の薬物使用が取り上げられるなど、問題が非常に身近になっているそうです。

しかも、学校でだったり友人からだったりと、すぐそこで薬物は入手されます。 たとえ縁遠いと思っていても、ふと「痩せられるよ」「嫌なことも忘れるよ」など 心の隙間のある限り、やはり日頃から気をつけておかなければなりません。

当日は、パネルや見本などもご用意いただいて、じっくりと理解を深めながら、その 危険性を認識することができました。学んだことを忘れず、今後も危機意識を高めて行きましょう。

平成29年9月6日(水) 絵しりとり 解答篇

8月31日(木)にお送りしました、絵しりとりの謎。 解答篇です。
つみき → きつつき → き_____く → くぎ → ギター

最後はどちらかというと「ぐ」で終わる方が適切らしい
その後、いくつかヒントが出まして。
・どうも、「く」ではなく「ぐ」で終わる「き___ぐ」の方が適切らしい
・下にある3つの○は、2つか、それとも全て4つ描くべきらしい
・若干斜めに描かれているのは、ただの歪みではなく、やはり意味があったらしい

この辺で気付かれる方、いらっしゃるかもしれません。以下、正解です。

キャリーバッグ。(…!?)

この答に対する反応を集計すると、およそ以下の通りです。

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皆様は、いかがだったでしょうか・・・。大変失礼いたしました。

ちなみに当のご本人は、「非常に満足げだった」と伺っております。
また気になるモノがあればご紹介します。

平成29年9月4日(月) 九州北部豪雨 被災地ボランティアに参加して

本校の生徒4名と本校校長が、豪雨に見舞われた九州北部へ支援活動に参加してきました。今回はその報告です。

活動日:8月26日(土)
場所:福岡県朝倉市
支援内容:個人宅の床下などの泥出し他
KIプロジェクトの全21名の一員として参加

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生徒の皆さんの感想より:

昨年は東北へ行ってボランティアをしてきたが、今年も何かできないかと申し込んだ。 「水害の被害の大きさに驚いている。こんなに大きな被害だとは思わなかった。 まだまだ多くの人の力が必要だと思った。」

 

「被災地へ行って、自分の力で何かできることがないかと思って申し込んだ。 自然の怖さを まざまざと見せつけられた。」

 

「TVで被災地を見て、少しでも力になれたらと思って申し込んだ。実際はTVよりひどい。 TVでは一部を見ていただけだった。全国からボランティアが入っていて、その多さに驚くと同時に、 多くの人の力があれば片付くものだと思った。」

 

「昨年、先輩方が東北へ行った時の報告会を聞いて、自分も今年はぜひ行きたいと思って申し込んだ。 ボランティアの大切さがわかった。川の流れが変わり、田畑が川になってしまうほど水の勢いが強いのだと、 あらためて水害の恐ろしさを知った。」

 

被害に遭われた家主さんのご感想:
「大勢の人に来てもらって本当にありがたい。 年寄2人では、片付けがなかなか進まず途方に暮れていたところ、本当に助かった。 遠くから来てもらい、ありがとうございました。」

 

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上の絵は、泥のかき出しをした家の外観です。左側の女の子の背の高さあたりにある赤線を引いたところに 白壁の泥汚れがあるのが分かりますでしょうか。この高さまで、波乱した 川の濁流が押し寄せたのだそうです。

川は元々、水かさを増しやすい性質があったらしいですが、 その川に押し寄せた泥水や流木が橋に引っかかったりすることで今回は完全に埋まり、 その埋まった川に押し寄せた濁流が、この家に押し寄せた、と。

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上の図は、左が埋まった川と、橋です。横に走っている鉄の棒が橋の手すりと分かります。 完全に川が泥土で埋まっています。
右の図は、Googleからお借りした、埋まる前の普段の川です。全く違いますね。

最終的に埋まった川はどうなったか。
あふれた水が周囲の民家を埋め、周囲が埋まった結果、全く違う田んぼの方へと進路を変え、 全く違う川筋で流れるようになってしまったんだそうです。
Googleの写真で言うと、右上に緑の田んぼが見えますね。今はここに川が流れています。(!!!)

私自身、校長先生に話を聞き、写真を見て比べるまで、全く想像もつかない話の連続でした。
震災とは常に身近にあるもの、という認識で、我々がお互いに助け合うことを意識する必要があることを 改めて痛感しました。