平成29年11月21日(火) お砂糖がいっぱい。

山県高校には、購買がないものの、自販機が3種類あります。
1つはパンの自動販売機。もう1つはペットボトルの自動販売機。最後は紙コップの自動販売機があります。

意外にこの自動販売機の売れ行きが良くて、特に紙コップのドリンクは、休み時間毎にみんな気軽にハイカロリーあま~いものを好んで買っているようです。
ゴミ箱を見ると、そのクラスの雰囲気が何となく伝わってきます。

といいつつも、私自身も、なんか疲れたなぁ、飲みたいなぁと思ったら、疲労回復をにおわせるペットボトルの甘い炭酸飲料を買ってしまうことがあります。
隣の席のS先生も、夏の暑い日はよく選んでいらっしゃいました。

・・・さて。
ここのところ、家庭科の先生がいらっしゃる被服準備室前に、お砂糖のスティックが一杯並べてあります。

ジュースに入っている砂糖の量だそうです。(ああ、耳が痛い…)
疲れているときならなら大丈夫でしょ。
スポーツドリンクなら大丈夫でしょ。
オレンジジュースなら大丈夫でしょ。
などと高をくくっていると、スゴい量の砂糖を摂取しているのですね。

近々、食育に関するお話しを外部の方からいただけるのですが、その前にまず校内で話題喚起を・・・と、家庭科の先生が用意したものだそうです。

私自身それほどカロリーを必要としている自覚もないので、砂糖の量は控えつつ、適切な量を飲むようにしたいと思います。

平成29年11月10日(金)実施 英語の研究授業(1年ビジネス)

自分の高校時代は「英語Ⅰ」という授業だったのですが、現在の学習指導要領では、「コミュニケーション英語Ⅰ」という授業名になり、コミュニケーション活動を重視しなさいという方向になっています。

これが次の学習指導要領では、「英語コミュニケーションⅠ」という名前に変わるそうで、英語でコミュニケーションを行うことをさらに重視するように変わっていくそうです。

本日は、1年生ビジネスクラスにてコミュニケーション英語Ⅰの研究授業が行われました。

文法をノートにまとめたり、問題を解いたり、という従来の部分ももちろんありますが、音読一つにしても、コミュニケーションという名前を反映して、ペア活動などを通して行います。自分の時の英語の授業とはまるで違います・・・。

 

機械翻訳とAIが発達して、今後英語を勉強することはナンセンスになっていく未来もあるのかもしれませんが、あくまでも英語は手段です。こういった授業も、コミュニケーションを学ぶための手段として自分の言葉や考え方を増やして正しく伝え、相手の思いを広く受け止められる心作りには、まだまだ必要ではないかと思う今日この頃です。

平成29年11月10日(金)実施 数学の研究授業(3年生ビジネス)

数学を高校3年生までやってきた私ですが、微分と積分がどの辺で便利なのかが未だに分からず、「微分・積分って、セブンイレブンに似てるよなぁ、何でそんな名前つけたんやろ。」程度のしょうも無いことしか思いつきません。

数学の先生に聞きたいと思いつつなかなか聞けていませんが、今日はそんな微分の授業が3年生ビジネスクラスで行われました。

微分を使うと良いのは、グラフを書くときにグラフの傾きが増えていく方向なのか、それとも減っていく方向なのか、そしてその切り替わる場所はどこなのか、を数値や計算で扱えるところだそうです。(そういえば現役時代にそんなことやりました。ハイ。)

グラフの増えたり減ったりのたとえ話。担当の先生曰く、

グラフの横軸がカレシ・カノジョとおつきあいしている日数で、グラフの縦軸(上下)が、恋する気持ちなんだそうです。なるほど一発でわかる!

その増減(減るのは悲しいですが、現実、ありますよね)についてどこでプラスマイナスが切り替わるかを、微分した式で調べれば正しいグラフが描けます。

ということで、微分法の活用方法が、恋愛感情の表現に使えることが今日分かりました。

皆さんの気持ちは、何次関数でしょうか。右肩上がり一直線の1次関数? 一気に上昇の2次関数? それとも、乱高下で最後は上がる3次関数だったり。
(・・・悪ノリ失礼しました)

平成29年11月9日(木)実施 命を守る訓練 第3回

命を守る訓練は、年間で3回はやりなさい、という県の基準があるそうです。

昨日は、無予告での訓練が行われました。6限開始後に、非常警報が鳴ります。

体育館へ全員が落ち着いて避難しました。

避難後は、先日の九州北部豪雨に遭われた地域にボランティア活動で参加した生徒会のメンバーによる報告がありました。  

災害は常に隣にある、という意識を高め、非常時には自分で自分の身を守れるよう行動力を高めていきましょう。

 

平成29年11月08日(水)実施 模擬選挙を体験しよう(3年)

選挙権が18歳に引き下げられて、初の大きな選挙がありましたね。

こういった選挙に向けて、学校でも3年生に向けての選挙を学ぶ時間が作られています。本日は実際に使用されることもある器具や用紙で模擬選挙を体験しました。

投票前のことから、開票作業、選挙結果までを一通りなぞります。
校内に貼ってあった不思議な候補者名ポスターはコレだったのか・・・と、ようやく納得がいきました。

平成29年11月6日(月)実施 介護ベットでの食事介助実習(3年生活と福祉)

入院中の祖母や祖父に食事介助をしたこともあるのですが、日頃自分が苦労を意識せずにやっていることがこれほど気を遣うべきことがたくさんあるのか!と痛感することが多いものです。

3年生生活の福祉の授業はこのホームページでもよく紹介させてもらっていますが、今回は介護ベッドでの食事介助実習です。

山高MIRAI(未来)プロジェクト(→山県高校の活性化・魅力化プロジェクト)の一環として、山県市から協力して頂いた「白内障体験ゴーグル」と「介護実習用ベッド」を活用して実習を行いました。シニアの方々の見え方を再現するゴーグルをかけ、椅子やベッドでの食事介助をどのように行うか体験します。
口の中に、思わぬ角度やスピードで無言のままスプーンが飛び込んできたら、どう感じるかが一発で分かります。

ちなみに写真の介護ベッドですが、学校でMIRAIプロジェクトのために頂いた予算で購入したもので、備品として設置されています。
ただのベッドではなく、電動で背もたれなどが起こしたり倒したりできるため、先日そのお値段を聞いてびっくりしました。こういったことが学校で体験できるのも、ありがたいことだなぁと思います。

平成29年11月2日(木)実施 秋期スポーツ大会

秋の澄み渡る青空の下、秋期スポーツ大会が行われました。
たまにはごちゃごちゃ書きませんので、写真をお楽しみ下さい。

大きなケガ、事故もなく、時間とルールを意識してプレイできていました。
優勝できたチーム、惜しくも負けたチーム、どちらもあると思いますが、良いゲームがたくさん見られ、思い出がたくさん増えていました。

余談
生徒会や体育委員、運動部の皆さんが頑張ってコートを整備したり、片付けたりということを率先してやってくれていました。本当にありがとう!!

平成29年11月9日(木)実施 「虎穴」はトラのお尻ではありません

私の高校時代の友人は、日曜日の朝にテレビで放送していた漢詩紀行という、ただただ中国の山奥っぽい映像に漢文が映り、それをナレーターが読み上げるという番組を毎週見ていたという強者ですが、私は当時、その趣味(?)がさっぱり分かりませんでした。

後に、ナレーターは江守徹さんで、確かに落ち着いて味わうと、力強さや繊細さがおもしろいなぁと知るのですが、当時からそれを味わっていた彼を末恐ろしく思います。
(・・・そういえば彼は、心労からか、おなかが弱かった。)

さて、先日は1年生 国語総合 漢文の研究授業がありました。

「大器晩成」
「備えあれば憂い無し」
「歳月は人を待たず」
「千里の道も一歩から」
「青は藍より出でて藍より青し」
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」

日常生活でも見かける(・・・と書きかけて、いや、見かけないなぁとは思い直しましたが、)身近なことわざを題材に、漢文での読解を行っていました。
元々は故事成語、中国の故事によるものなのですね。

20名以下の少人数で、錦織圭選手or吉本の小籔さん似の先生とのやりとりをしながら授業がテンポ良く進んでいきます。たとえ話、イラストなど、様々な角度から理解を深め、漢文を「学ぶ」と言うよりも、「感じて」「味わって」いきます。

「虎穴(こけつ)、虎の穴って何でしょう?」
「こけつ・・・トラの・・・お尻!」

そう思うのもやむを得ない感じもしますが。虎の穴は、トラの巣のことですね。岩穴や洞穴をすみかにするためです。虎のすみか、すなわち、難しい局面や困難を表します。さすがにお尻ではありませんが、みんなで言葉を吟味しながら、文法をあわせて確認し、最後は振り返りシートで各自の理解を振り返っていました。漢文を楽しんで理解する、素敵な1時間でした。

余談
漢文をノートに写して板書を書き込む姿を見て、自分の高校時代を思い出しました。やっぱりこれが漢文の勉強の王道なのでしょう。