3年生が課題研究の成果を2年生に披露しました。
課題研究は数人でグループを構成し、3年間の高校生活で培った知識や技術を用いてものづくりや研究を1年かけて行います。今回は、各科を代表したグループが作品を持ち寄り、1年間の活動内容や研究成果の報告、完成作品の実演などを行いました。
今年の発表は「対話・交流」を重視してパネルプレゼン形式で実施しました。発表を聞いた2年生は、次年度の自分たちの取り組みに向け、積極的に質問をしたり、先輩からのアドバイスを求めたりする様子が見られました。
昨年のオンライン発表会とは異なり対面で実施できたことで、体験や意見交流が盛んに行われ活気あふれる発表会となりました。
R4.6.12 「テクノスクール」コース説明会を実施しました
6月12日に岐阜市科学館で『岐阜科学塾』の開講式がありました。その後、岐南工業高校に会場を移して、「テクノスクール」のコース説明会を実施しました。コース説明会では、真剣に話を聞き、メモを取る受講生の姿が見られました。
本校は、『岐阜科学塾』において「テクノスクール」を開講します。「テクノスクール」は主に夏休みに実施します。「テクノスクール」の開講日に向けて、受講生の皆さんに楽しんでもらえるように準備を進めていきます。
(お知らせ)
開講式及び説明会は実施されましたが、今年度は各コースとも定員を満たしていません。岐阜市科学館から追加募集が案内される予定ですので、ものづくりに興味関心がある中学生の皆さんは、是非申し込んでものづくりの楽しさを味わってください!
R4.6.3 計算技術検定に向けて朝補習(1年生)
6月17日に行われる計算技術検定に向けて、6月3日から13日まで、1年生は始業前の時間を使い朝補習に取り組んでいます。
どの学科も全員合格目指して頑張っています。
R3.1.21 自動車科職員による職業体験講座(鵜沼中学校)
鵜沼中学校で開催された、中学1年生対象の「中学生のための職業体験講座」に講師として自動車科職員が参加し、講座を実施しました。
講座内容は、学校・学科紹介、自動車整備士の仕事内容、タイヤに関する基礎知識、実車でのタイヤ交換実習を行いました。タイヤ交換は屋外でとても寒い中での作業でしたが参加してくれた中学生の皆さんは、積極的に取り組んでくれました。また、車が好きな生徒が多く、作業の合間に整備士の仕事内容や車に関することなど質問する姿も多数みられとても充実した講座となりました。
今回の講座を通して少しでも車や自動車整備士に興味を持っていただけたら幸いです。貴重なお時間を頂きありがとうございました。
R3.1.21 電気科職員による職業体験講座(鵜沼中学校)
各務原市立鵜沼中学校で開催された、中学1年生対象の「中学生のための職業体験講座」に講師として電気科職員が参加し電気に関する講座を実施しました。
講座内容は、「電気の話」、「テスターの使い方」、「電気を肌で感じるビリビリ体験」、「電池のしくみ」、「2つのコイルを近づけるだけで音が伝わる相互誘導」、「高電圧」について行いました。電池のしくみではマンガン電池を分解して構造を学び、再び分解した材料で電池を作り豆電球の点灯やモーターを回転させる実験をしました。
中学生の皆さんは電池を分解したことがないため、興味をもって作業に取り組んでくれました。
R3.1.14 令和2年度 地域産業の担い手育成総合戦略事業 岐阜労働局 小林和敏先生
「就活スキル」をテーマに2年生の各科の代表生徒に対し、講話をいただきました。コロナ禍の中で、これから進路選択を控える生徒が、自分の価値観や自分の価値観や自分の望む人生の方向性を考えるとともに、進路実現に向けて今から取り組むべき課題を知ることができました。
各学科代表生徒の感想です。
- Oさん:
- 今回の講話を聞いて、これからの就職活動に生かしていける内容でした。コロナウィルスの関係で、インターンシップや会社見学がなくなり、事業内容を見れない中でどのように企業の情報を知ればよいのか不安を抱いておりました。今回の講話で求人票の見方や面接官が着目している点を知ることができた。進路についてまだ迷っていることがありますがこれからの半年間によく考えて目標設定や今できることに取り組み、自分の夢に少しでも近づけるように頑張りたいです。
- Uさん:
- 今回の講話で、自分に適した職場を見つけるうえで「仕事の内容」や「職場の環境」に注目して探すことが大切なのだと知ることができました。人の印象は第一印象で7割決まるというように、面接で悪い印象を与えた場合、その印象を変えることは難しい。話し言葉や書き言葉、その場に合わせたマナーや作法などにも気を付けてこれからの就職活動に生かしていきたいです。
- Sさん:
- 就活スキルということで、先ずは就職するまでに何が必要なのかについて知ることができた。書面上の注意点として、履歴書においては元号をそろえて書く、会社については貴社であるが、話し言葉では御社というようにその場において呼び方が変わることも知ることができました。面接においては、私たちの表現力や判断力といった人柄を知ろうと様々な質問をされるので、経験してきたことをもとにして長所に変えれるよう事前に準備していきたいと感じました。
R2.12.3 令和2年度 地域産業の担い手育成総合戦略事業 校外研修 ふるさと教育(工場見学・文化財見学・ジモト伝統文化体験)
新型コロナウィルスの影響が続く中、進路選択を半年後に控える2年生に「魅力ある生まれ育った地元に定着してくれること」を願い、地域の魅力を再発見する研修を実施しました。工場見学では、高山市にあるオークヴィレッジさんにお世話になり、国産材を用いた家具や小物づくりの製作現場を見学させていただきました。実際の現場や作業環境を間近で見ることができ、ものづくりに対する興味や関心が今まで以上に高まるとともに、自分たちの将来の夢をより具体的に描けるようになりました。午後からは地元伝統文化である美濃和紙の製作体験を美濃市にある美濃和紙の里会館で行いました。和紙は生活様式の変化により日常生活ではあまり使われなくなり、さらには普通の紙すら使わないペーパーレス化になってきています。見た目の美しさや手触りだけでなく優れた耐久性がある和紙が持つ魅力を再発見する良い機会となりました。
R2.11.12 令和2年度 地域産業の担い手育成総合戦略事業(岐阜協立大学 経済学部 教授 佐々木喜一郎先生)
「空を翔けるドローンを活用した未来のビジネスとは」をテーマに2年生の各科の代表生徒に対し、講話をいただきました。ドローンの進化や人手不足が叫ばれる輸送業において試験的な、あるいは本格的な導入や運用がされていることを知る良い機会となりました。
各学科代表生徒の感想です。
- Kさん:
- ドローンについて、今まで思っていた以上に何でもできることに驚きました。SOCIETY5.0になると、今まで困難だったことが楽になり、情報を早く見つけることができ、人の手をできるだけ減らしロボットが生産するといったことが可能であることに驚きました。AIやITがもたらす世界は自動化させることだと思っていましたが、自立化させることなのだと改めて知ることができた。少子高齢化社会が深刻化しているこの時代に、新たな技術がそれを助ける(解決する)ことができるので、私たちもそれに頼るだけではなく、活用する能力が必要であることを学ぶことができました。
- Oさん:
- ドローンのビジネスについて、私たちは測量や施設の点検などを想像していたが、実際には過疎地域における物流事業にも役に立っていることを知ることができた。コロナ禍によって、買い物に出かけるにも戸惑うこの時代に注目されているUberなどがバイクや自転車を使い配達を行っているが、物流業界は、ドライバー不足や不在のため再配達の増加が課題となっている。また高齢化社会を迎えているこの時代に高齢者による交通事故も重なり、この先が不安である。
その救世主というわけではないが、海外ではAmazonやGoogleなどドローンの宅配が実用化されており、日本の課題においても解消できる存在であると思います。ドローンを取巻く環境には様々な問題があると思いますが、早く実用化されることを楽しみにしたいと思います。 - K2さん:
- “SOCIETY5.0”を聞いたことがなかったけど、SOCIETY5.0が実現すると、様々な技術や知識が共有され、新たな価値が生まれ、それがAIの技術により危険を伴う仕事や面倒であった仕事から解消されるなど様々なメリットがあることが理解できた。
ドローンによって高所作業や災害現場など危険な場所や立ち入り困難な場所での空撮、様々なセンサーを活用しデータの収集ができることは授業の中で学んできたが、その入手したデータをもとにAIが解析し、例えば作物の生育不良個所に適切な農薬を散布したり、人口減少や高齢化地域での問題解消にも役立っている時代であることを再認識することができた。
R2.10.29 令和2年度 地域産業の担い手育成総合戦略事業(岐阜協立大学 経済学部 教授 高橋勉先生)
「景気について考えよう」をテーマに2年生の各科の代表生徒に対し、講話をいただきました。資本主義経済の仕組み、景気循環、社会の変化が激しいこれからの時代が抱える課題、の3つの柱に私たち工業人がどんなことに着目し取り組むべきかを考える良い機会となりました。
各学科代表生徒の感想です。
- Nさん:
- 資本主義社会とよく耳にするが、日本が資本主義社会になって、まだ150年程しか経っていないことに驚きを感じたのと同時に、資本主義とはどのようなことなのかを改めて知ることができました。現在、コロナ禍をきっかけに世界の国々で景気後退が起き、深刻なダメージを受けている。本来の景気サイクルは10年サイクルで示されているということであったが、いつ回復が見込めるのか見当がつかない中で、私たちに何ができるのかをよく考えていくべきかということを学んだ。景気が良いときには商品が売れ商品が不足する。景気が悪いときには商品が売れず商品が余るというちょっと不思議な感覚であったが、それにより、私たちの生活に多くの打撃を与えることを学ぶことができた。先進国である日本は経済成長率1.09%ということにもあらためて不安を感じました。
- Fさん:
- 中学生の頃に学んだ公民の内容と照らし合わせながら今回の講話を聞くことができた。好景気であった過去から現在に至るまでの経済の流れを知ることができ、自分たちがおかれている状況が大変厳しいことを知ることができた。最後に話された私たちへの課題であるアベノミクスを含む政治の問題や人工知能の可能性と経済格差や環境問題などを他人事とするのではなく、真剣に取り組んでいかないといけないと感じた。
- Oさん:
- 現在コロナの影響により日本だけでなく、世界全体が大きな打撃を受けている。私たち日本においてもその影響は大きく、自動車の販売台数や戦後初の国産ジェット機の生産凍結など各企業が深刻な状態であることがよくわかる。私たち高校生だけではなく、社会人の方も何をすれば正解・不正解なのかは全くわからない状況であることがよくわかる時代である。あと1年後に控える進路選択についても真剣に取り組んでいきたいと感じました。
R2.10.22 令和2年度 地域産業の担い手育成総合戦略事業(岐阜大学 社会基盤工学科 環境コース 教授 高木朗義先生)
「協働と共創のまちづくり」について2年生の各科の代表生徒に対する講話をいただきました。人口減少や少子化、経済の停滞など社会の変化が激しいこの時代が抱える課題を教えていただき、私たち工業人にとってSDGsという持続可能な社会作りを目指す開発目標を考え、新しい取組について考えるよい機会となりました。
各学科代表生徒の感想です。
- Oさん:
- 今回は世界を変えていくために私たちがどのように取組むべきかを知ることができました。その中でもSDGsという持続可能な開発目標を知りました。貧困の根本的な原因について取組み、課題を整理して解決方法を考えて行動するということでしたが、他人事ではなく私たちにも何ができるのかを考えていきたいと思いました。講話の最後に「偶然にもたらされた機会を自らの主体性や努力によって自分の将来に生かす」という言葉がありました。まだ高校2年生でありますが、社会で必要とされる人材となれるように努力していきたいと感じました。
- Uさん:
- 日本の人口割合の推移をみて、改めて人口減少の問題を感じることができました。人口が減ることは学習してきましたが、それにより何が問題となるのかと考えたことがありませんでした。製品を作れば売れるという時代ではなくなり、社会のニーズに合った良い品しか売れなくなっていくことを知ることができました。人口の減少を止めることが難しくなっているが、都市部への人口流出や都市部での子どもの出生率など地域社会のもつ課題にも注目しながら取り組むべきであると感じた。
- Oさん:
- これからの時代は、世の中の変化が激しく移り変わることが分かった。私たちが普段使っているスマホにしても商品に対する要求は常に上に、上にと変化しています。より使いやすく、より良いものをという要望は当然のことです。人口が少なくなっていくこの世の中で私たち工業人にとって何ができるのかを考えながら新しいやり方を提案できる人材になれるよう生活していきたいと感じました。