校長先生の視線 (10/14)

秋空とスポーツ

 
 久しぶりの快晴。校長室にいると賑やかな声がグラウンドから響いてきました。「体育」の授業でソフトボールが始まったところでした。特に3年次生は、大きな声で声援や指示が飛び交い、たいへんな盛り上がりをみせながらゲームが進んでいました。生き生きと授業を楽しむ姿に私の顔もほころびます。

「浪漫学園」服部先生を訪問

 平成19年、本校統合とともに始まった「浪漫学園」。この構想を発案され実行された服部晃先生を、岐阜女子大学サテライトキャンパスに訪ねました。本校前校長で現在地域連携コーディネーターとしてご活躍の林尚志先生にも同行していただき、今後の活動についてご助言をいただいてきました。少子化の中、「浪漫学園」の理念を、恵那市南部に広げていくことが大きな課題として取り上げられ、今後に向け発展させる方策を考えていくことになりました。

地域サポーターの活躍

~コミュニケーション講座~

明智駅前の「いこまい館(駅前自治会館)」を利用して、地域サポーターの方々のスキルを活かしたキャリア教育を開催しています。今回は、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、青少年育成アドバイザーとしてご活躍されている丸山悟先生を講師にお迎えし、コミュニケーション講座を行っていただきました。1回13~15名程度に分け、1・2年次生全員に対し、6日間に分けて実施します。今シーズンは特に「傾聴」に焦点を当てた取組です。

今回は1年C組の皆さんが4つのグループになり、話す・聴く・観察という担当を作り、交代しながらそれぞれの立場を経験しました。地域サポーターの方も各グループに1名入り、アドバイザーとして活躍してくださいました。
 生徒にはたいへんな成果があった様子で、始まるまでは5分も話せないと心配する生徒が多くいましたが、聴き役の生徒が優しい眼差しで相手の目をみながら、笑顔で相槌をうったり、笑顔で頷いたりする姿に、時間が足らないほど気持ちよく話せたようでした。観察者も客観的に観ることで自分に活かせたようでした。
演劇ワークショップやこのような活動を通して、実際に体験しながら、自分なりのコミュニケーションの方法を考え実践し、豊かな人生を送ってほしいと思いました。

「郷土芸能」和太鼓の響き

3年次自由選択科目「郷土芸能」では、年間通して和太鼓を通して郷土の芸能文化を学んでいます。今日は岩村城下の通称「太鼓櫓」に出向いて練習を行いました。

この授業で学んだ成果は、1月に行われる「産社・総合学習発表会」で披露されます。今年はそれに加え、12月25日に開催される「恵那音楽劇の会」の公演に出演することになりました。今日は音楽劇の会の塚田益巳さんも訪れ、公演の意義や具体的なスケジュールについてお話もされました。予想以上の生徒の迫力に楽しみが倍増された様子でした。太鼓に触れた練習は久しぶりでしたが、生徒の皆さんは段々と感触を思い出しながらも、必死に中根先生(岩村女太鼓)の指導に食らいついていました。

始業の日を迎えました

今年度初めての掲載となります。生徒の皆さんの様子をはじめ、学校の様子や先生の様子など、私の視点からお伝えしようと思います。本校の生徒・保護者の皆さんのみならず、地域の方々、中学校の生徒・保護者の方々にもご覧いただき、本校をより理解していただけましたら幸いです。

 始業の日を迎えました! ⇒ 文化祭へGo!

 夏休みも終わり、本日24日から学校がスタートしました。いきなりJRの遅延でヤキモキしましたが、朝の全校集会の間に登校できました。

全校集会では、やや緩みがちなコロナの感染防止対策の徹底を確認しました。来週には文化祭。その2週間後には就職試験の開始。またその2週間後には期末考査と大事な行事が目白押しです。生徒の皆さんはしっかり私の顔を見ながら、真剣な眼差しで話を聞いてくれました。

課題考査の後、午後からはいよいよ文化祭の準備が始まりました。感染防止、熱中症防止のため、1クラスに空調が整った教室を2部屋用意し、密集を避け、換気を徹底。正副担任も一緒に参加しながら、いきなりスタートダッシュの勢いでした。ダンスの振り付けや、演劇の打合せ、演出の工夫など楽しそうで生き生きとした姿がたくさん見られました。短い期間、また多くの制約がある中、みんなで知恵を絞り、工夫を凝らし、達成感を味わえる文化祭にしてほしいと願っています。