平成30年2月15日(木)開催 学校評議委員会で評議委員の皆様にお越し頂きました

学校評議委員:
文部科学省のページに、(難しいですが)説明があります。


学校評議員制度について

2 期待される効果

 学校評議員は、学校や地域の実情に応じて、学校運営に関し、

  1. 保護者や地域住民等の意向を把握し反映すること
  2. 保護者や地域住民等の協力を得ること
  3. 学校運営の状況等を周知するなど学校としての説明責任を果たしていくこと

ができるようにするものである。
 これにより、校長が、学校運営に当たり、学校の教育目標・計画や地域との連携の進め方などに関し、保護者や地域住民の意見を聞くとともに、その理解や協力を得て、特色ある教育活動を主体的かつ積極的に展開していくことが期待される。



以上、引用終わり。

一時期(今もですが)、開かれた学校、というのが教育界ではキーワードになっておりました。閉じた学校と考えると、その逆と考えればわかりやすいと思います。地域の方々から見て、学校が何をやっているか分からない、逆に学校側も地域のことが分からない、勝手に学校は教育活動を行っている、そんな状況になってはいけませんよというものです。地域の方々の力をお借りして教育の効果を高めることをめざそう、と。

・・・確かに。

確かに大切なことではありますが、じゃぁいざ!地域と連携を!となると、「誰がどう関わっていくの?」という話になってきます。時間を学校のために割いて頂いて、学校のやっていることをご理解頂き、地域の代表としてご意見を出して頂くのです。大役です。軽々しくお願いできるものではありません。

・・・ありませんが。

ありがたいことに、本校の活動をご理解頂き、ご意見・ご指導を頂ける学校評議委員をお願いしている方々がいらっしゃいます。この日は委員会を本校にて開催し、その中で各クラスの授業を見て頂くと共に、部活動の活動報告を各部代表からさせて頂きました。

これらの委員会報告は、実は本ホームページでも公開しております。
http://school.gifu-net.ed.jp/wordpress/yamagata-hs/10_gaiyou_top/16_reports/

普段、授業をご覧頂くことや、本校の教育活動をご覧頂くことはなかなか難しいかと存じます。これらの報告や本ホームページなどが、本校理解の助けになれば幸いです。

平成30年2月9日(金)実施 3年生最後の学年集会

3年生最後の学年集会でした。

長かった3年間、いつまでも終わりの見えない3年間だったはずが、いつのまにか、もうすぐ別れの時期に近づいてきます。学年に関わった先生方、学年主任の先生からの想いのこもった言葉をもって、最後の集会が行われました。

この後は、卒業式予行、同窓会入会、そして卒業式本番と、この同級生がそろうのもほんの少しの場のみとなります。
我々職員一同、ハレの日がすばらしい日になることを祈っています。
健康に十分気をつけて、新しい生活に向けて自宅学習期間をお過ごし下さい。

平成30年1月31日(水)実施 1年生向け 社会人講話

今年度の1年生は、来年度の「デュアルシステム(企業研修制度)」の第1期生となることもあってか、進路講話の数が多いように思います。眠たい6時間目などに講話が入ることが多いのですが、熱心にメモを取ったりしながら聞いてくれているのは、手前味噌ながら嬉しいものです。

さて、今回社会人講話として、小売り・販売業関連で株式会社久米商店様にお越し頂きました。Amazonや楽天などのネット販売が手軽になりつつある中で、小売り業の現状や、講師の方の大切にしていること、これまでの経歴、高校生の皆さんに伝えたいこと、などを教えて頂きました。

1年生の皆さんは、この1年間でどのくらい進路研究を深められましたか? あとたった1年と少しで就職活動や推薦・AO入試などが始まってきます。1年生と侮る(あなどる:軽く見る、下に見る)ことなかれ(否定:するな)。もうほんの少しで立派な2年生です。確実に進路研究を積み重ねて、自己実現に繋げていきましょう!

平成30年2月20日(火)から 3学期末考査期間が始まっています

いよいよ今年度最後の考査期間に突入しました。
今回の成績をもって、今年度の成績が決定します。
自己ベストを目指して、精一杯自分のできることをやりきり、自分らしく成績を残せるように頑張りましょう!!

さて、最近は立ち入り禁止制度が無かったり、無くなった学校も多くなってきたようですが、本校は従来通り、各職員室の生徒入室が禁止となります。

それでも気付かずに入ってきてしまうこともあるため、本校の入室禁止張り紙はドアから飛び出す立体仕様です。

(・・・それでも気付かずに入ってきてしまうことも、もちろんあります!)

平成29年度 第2回 山高MIRAI(未来)プロジェクト 議事要旨

平成29年度
第2回 山高MIRAI(未来)プロジェクト 議事要旨

日 時 平成30年2月6日(火) 14:00~15:30
場 所 山県高等学校 ゼミナール室

出席者(敬称略、順不同)
恩田 佳幸  岐阜県議会議員
宇野 邦朗  山県市副市長
武藤 孝成  山県市議会議長
大野 良輔  山県市教育委員
伊藤 正夫  山県市教育長
水谷 直義  ミズタニバルブ工業(株)代表取締役
久保田裕司  山県市企画財政課課長
長野 健一  山県市まちづくり企業支援課課長
鬼頭 立城  山県市教育委員会学校教育課課長
大野  憲  山県市PTA連合会会長(梅原小学校PTA副会長)
前田恵津子  山県高等学校評議員
神原 綾子  山県高等学校PTA会長
翠   雅 司  山県高等学校校長
浅野 和道  山県高等学校教頭
愛敬 隆施  山県高等学校キャリア教育担当
秋場  毅  岐阜県教育委員会教育総務課課長補佐

議事概要
1 「山県高校の現状と今後」について報告

就職状況の報告 → 3年生の1/3が進学し、2/3が就職。就職者の業種は製造60%、サービス17%。そのうち職種は生産工程が54%。勤務地は岐阜市、関市にそれぞれ30%ずつ、山県市12%となった。求人は好調で県内から約500件ある。

●入学希望者の推移 → ビジネスコースの希望が少ない傾向。入学後の転退学の生徒数はピーク時より減少した。学び直しの必要な生徒も入学している。

●1年生生徒アンケート → 自由記述。生徒は学びたい意欲をもって入学している。丁寧な指導をしているが、勉強がわかりやすいという意見の反面、勉強がわからないと答える生徒もいる。

●単位制普通科への移行 → 平成31年度(予定)の実施に向け検討を進めている。

●企業実習の実施 → 次年度2年生が取り組む。当初より減って14名が実施予定。お陰様で山県市内だけでなく岐阜市、関市の企業から協力を得た。マッチングも終わり実習先も決まった。4月に開講式(激励式)を実施する予定である。

 

2 平成29年度事業報告

 ○山県市から支援をいただき購入した器材の紹介とその実習状況の説明

●まず、介護用ベッド1台と白内障体験ゴーグル10個は、介護福祉実習体験で使用した。最新のものを購入することができ、その操作法など、より実際の状況に近い実習を実施できた。次年度から授業で使用する予定である。

●次に、3Dプリンターと制御用PC各1台は、年度内に大学等から講師を招いて体験実習をする予定である。検討している工業類型(ものづくり)には必要不可欠であり、有効な実習教材となる。

●更に、Windowsタブレット10台は、実際に授業での調べ学習に試験使用した。今までは、生徒個人のスマホを使用していたので、通信料の懸念が解消された。次年度から実施される企業実習成果発表会に向けたプレゼン作成にも利用する。

 ○県の活性化事業を受けての実施内容を説明

●ホームページのリニューアルは、新規の記事掲載約280本(昨年度の5倍)、訪問者数は1日平均90件(昨年50件)となった。近隣中学校の進路説明会に中学校OBである本校3年生が参加し、体験を報告した。中学校に設置の山高広報ボードの貼り替えと、それに加えて公共施設や小学校への掲示を依頼した。運動部活動では中学生との合同練習を開始、吹奏楽部の依頼演奏回数が増加した。

●山県市、岐阜市、関市、美濃市、各務原市の25中学校を担当者が訪問し、中学校の進路指導主事と3年生の学年主任に対して、山県高校や部活動について進路説明を実施した。また、本校1年生に対して、地元企業人を招いた社会人講話を3回実施した他、地元出身の著名人(元FC岐阜社長 恩田聖敬氏)を招いて地域連携講座(講演)を実施した。この他、先進校の視察に、遠方では静岡県、島根県、高知県へ、近隣では県内の単位制や総合学科の高校へ出向き、各高校から情報を得てきた。年度内の今後の動きとしては、広報活動の一部として、山高クリアファイルを作成し、配布していく予定。

 

3 意見交流

●平成30年度の高校としての取組は、企業実習(デュアルシステム)を軌道に乗せることと単位制の検討と準備を中心に行う。

●購入器材については、介護ベッドは既に使用し、次年度、生活と福祉の授業での実習が計画されている。タブレットは調べ学習と、企業実習報告会のプレゼン作成に、週1回の授業で使用する予定。ただし、3Dプリンターについては、平成31年度入学生が、2年生で類型選択してから本格利用となる。ものづくり系の部活動はないので、希望者を集めて年に数回の体験実習を実施したい。

●授業や補習への学習支援、各種の実習、生徒の活躍の場など、市町や企業からの提案が多く有り難い。ちなみに熱海高校の「高校生ホテル」の実践は企業から学校への提案だった。校内のアイディアに頼ることには限界が感じられ、生徒の成長につながる様々な提案をいただければと思う。

●通学バスの増便と運賃への補助により利用生徒数は増加した。特に登校時の先着バスの利用生徒の評判がよい。また、運賃が安いため、悪天候時にのみ利用して登校する生徒も増えた。

●エアコンの設置については、市内の小中学校で設置が進む中、高校では費用面で難しく、直ちに設置は困難である。

●単位制に移行した場合の企業実習をどの類型で展開していくのかが課題である。複数の類型からの実習は、カリキュラム上実施困難である。山県市内の企業には、インターンシップで長年お世話になっている。実習先の企業については、生徒の居住地や希望に沿って山県市内を中心に次年度もお願いしていく。

●山県高校は他校に先駆けて地域と連携ができている。先生ができること、行政ができること、企業ができることをはっきりさせる。外部の機関を活用することによって、先生方には学校内のことに集中できるようにしていくとよい。公営塾ももしやるならば基礎学力の底上げなど支援ができる形がよいのではないか。山県高校へ行ったら成長できたという生徒が増えることが望ましい。山県市について魅力を感じてもらいたい。そして、先生方の負担を減らすことが必要である。

上記文書のPDF形式はこちらから

平成30年2月19日(月)公開 平成30年 3月行事予定

3月の行事予定を掲載しております。

PDF3月行事予定をこちらからご覧下さい。

 

●3月1日(木) 卒業式です。3年生旅立ちのハレの日、どうぞよろしくお願いします。

●1~2年生の3学期期末考査は、3月1日(木)を除く2月27日(火)~3月5日(月)で実施されます。

●2月28日(水) テスト2日目 考査終了後、午後に卒業式予行があります。

●3月6日(火) テスト返却があります。午後再試の続きがあります。

●3月23日(金) 終業式・離任式です。忘れずに登校して下さい。
 春休みは、4月6日(金)までです。4月9日(月)から始業です。


【3学期期末考査の再試や、追認の機会などについて】

●3月5日(月) テスト最終日です。考査終了後に全校集会があり、午後から、再試が始まります。該当者は必ず再試を受けて下さい。

3月6日(火) テスト返却があります。午後再試の続きがあります。

3月7日(水) テスト返却の続きがあり、10時45分頃には生徒完全下校の予定です。入試のため、再試はこの日からできません。

●3月14日(水)~16日(金) 「追認指導」です。


【登校禁止の日があります。注意して下さい。】

3月7日(水) テスト返却の続きの後、10時45分頃には生徒完全下校の予定です。

3月8日(木) 第一次選抜検査(入学試験)です。在校生登校禁止です。
 3月9日(金) 同じく、在校生登校禁止です。

3月22日(木) 第二次選抜検査(入学試験)です。在校生登校禁止です。


 

平成30年2月1日(木)実施 生徒用デスク46脚の受贈式がありました

サブタイトル:
CSRと机の受贈式
(ハリーポッターと賢者の石、のような響きで)

CSRという言葉をお聞きになったことはありますか?
CSRは、コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ(企業の社会責任)を意味します。

企業の社会的責任と言われてもなかなかピンとこない部分が大きいと思います。
企業の目的とはとにかく「利潤の追求」なので、社会に貢献するとか責任を負うというのは本来のレゾンデートル(存在理由)とは相反するように思えます。(とあえて難しいことを言ってみる)

ですが、こんにち、企業は社会的な責任を負うことがその存在意義の1つとして考えられるようになりました。回りまわって、それが企業の利潤追求のサイクルの中の1つになっている、と考えるわけです。

企業が社会に責任を負う・社会に貢献する活動を行う

企業が信頼を得て社会の中で共存する

社会が消費活動と生産活動を行い、共存する企業が利潤を得る、消費者が商品を得る

企業、社会、消費者、投資家など全体で、未来に続く次の社会を支える


みんなハッピー 未来もハッピー 過去の文化も大切にしてハッピー

(サイクルの最初に戻る)

というフローだ、と個人的には解釈しています。(違っていたらごめんなさい…。)

最近の大学教育でもよく言われるのですが、

持続可能な社会(Sustainable Development)

が社会でも教育でも重視されるようになっています。CSRも、社会が未来永劫豊かに続いていくために求められる立場の1つであるということなのだと思います。

・・・長々と講釈をたれまして非常に恐縮です。
ですが、今回のお話しはこのCSRに深くつながっているのでご紹介しました。

さて、先日、株式会社篠田製作所様と、株式会社十六銀行様より、山県高校に対して生徒用デスク46脚が贈呈されました。これは、「じゅうろくCSR私募債『つながるこころ』」を発行した株式会社篠田製作所様と、これを株式会社十六銀行様が引き受けて、実現したものです。

これは、篠田製作所様が十六銀行様のサポートで私募債(広く公開はせず、小規模で資金集めをするための債権)を発行した際に、本来であれば十六銀行様の収益になるはずの手数料の一部を、地域の学校や地方公共団体、医療・福祉施設、公益活動の法人・団体などに寄贈するというものであり、篠田製作所様がその寄贈の希望をつけて、山県高校を指名していただけたため、今回の寄贈に繋がったそうです。これが、先ほど説明した「企業の社会的責任」、「社会貢献」の、かなり積極的なものであるということが分かります。

(*本来は、企業が健全な経営をして営業活動を行うこと自体が、イコール社会に対する貢献ですからね。おかげで我々は安心して、様々なほしいモノを安全に安定して購入し、生活を維持でいている訳ですから。わざわざその儲けをさらに社会に還元するというのは、かなりの貢献ということです。)

贈呈式は本校校長室にて、目録を頂きました。
私自身、そういった私募債の制度について不勉強であり、今回初めて知りましたが、お話しを聞かせて頂いて心から嬉しく思いました。本当に、ありがとうございました。大切に大切に使わせて頂きます。

(余談。
ちなみに私の中学時代は机にシャーペンの先や尖ったもので文字や絵を彫ったり穴を開けたりしてガタガタの机が多かったものですが、山県高校の机は、意外にもキレイで驚きました。意外にも、とか言うと語弊もありますが・・・机を大切に使っているなぁというのが正直な感想です。こっそりアピールも入れておこうかと。以上、余談でございました。)