PTAが校門に立ち、登校してくる生徒たちに挨拶を送ることで生徒の“学校生活に前向きに取り組む気持ち”を喚起することを目的に平成30年5月22日(火)~ 5月24日(木)、PTA挨拶運動が行われました。
初めはぎこちなかった生徒の挨拶も、日が経つにつれ、“相手の顔を見て”、“大きな声で”挨拶することができるようになり、気持ちのよい挨拶運動となりました。
生徒会が中心となって、各委員長、学級委員などを交えた生徒議会が開かれました。
生徒会からの提案で、今年度も新たな活動が実施されるようです。活動の様子は、ホームページでもまたお伝えしていきたいと思います。
新1年生を迎えて、生徒会企画運営の対面式が行われました。
学校行事の紹介や、生活する上で気をつけるべきことなどが伝えられ、吹奏楽部による演奏や部活動の紹介などが続きました。
本校春の恒例行事、「校長先生と語る会」が実施されました。
生徒会のメンバー中心に、自己紹介などから始まり、生徒会でやりたいこと、学校に関することなどを話しました。
本校の生徒4名と本校校長が、豪雨に見舞われた九州北部へ支援活動に参加してきました。今回はその報告です。
活動日:8月26日(土)
場所:福岡県朝倉市
支援内容:個人宅の床下などの泥出し他
KIプロジェクトの全21名の一員として参加
生徒の皆さんの感想より:
昨年は東北へ行ってボランティアをしてきたが、今年も何かできないかと申し込んだ。 「水害の被害の大きさに驚いている。こんなに大きな被害だとは思わなかった。 まだまだ多くの人の力が必要だと思った。」
「被災地へ行って、自分の力で何かできることがないかと思って申し込んだ。 自然の怖さを まざまざと見せつけられた。」
「TVで被災地を見て、少しでも力になれたらと思って申し込んだ。実際はTVよりひどい。 TVでは一部を見ていただけだった。全国からボランティアが入っていて、その多さに驚くと同時に、 多くの人の力があれば片付くものだと思った。」
「昨年、先輩方が東北へ行った時の報告会を聞いて、自分も今年はぜひ行きたいと思って申し込んだ。 ボランティアの大切さがわかった。川の流れが変わり、田畑が川になってしまうほど水の勢いが強いのだと、 あらためて水害の恐ろしさを知った。」
被害に遭われた家主さんのご感想:
「大勢の人に来てもらって本当にありがたい。 年寄2人では、片付けがなかなか進まず途方に暮れていたところ、本当に助かった。 遠くから来てもらい、ありがとうございました。」
上の絵は、泥のかき出しをした家の外観です。左側の女の子の背の高さあたりにある赤線を引いたところに 白壁の泥汚れがあるのが分かりますでしょうか。この高さまで、波乱した 川の濁流が押し寄せたのだそうです。
川は元々、水かさを増しやすい性質があったらしいですが、 その川に押し寄せた泥水や流木が橋に引っかかったりすることで今回は完全に埋まり、 その埋まった川に押し寄せた濁流が、この家に押し寄せた、と。
上の図は、左が埋まった川と、橋です。横に走っている鉄の棒が橋の手すりと分かります。 完全に川が泥土で埋まっています。
右の図は、Googleからお借りした、埋まる前の普段の川です。全く違いますね。
最終的に埋まった川はどうなったか。
あふれた水が周囲の民家を埋め、周囲が埋まった結果、全く違う田んぼの方へと進路を変え、 全く違う川筋で流れるようになってしまったんだそうです。
Googleの写真で言うと、右上に緑の田んぼが見えますね。今はここに川が流れています。(!!!)
私自身、校長先生に話を聞き、写真を見て比べるまで、全く想像もつかない話の連続でした。
震災とは常に身近にあるもの、という認識で、我々がお互いに助け合うことを意識する必要があることを 改めて痛感しました。