寒さが厳しい季節になってきましたね。
そんな中、朝から挨拶の声が響きました。
寒くなると、どうしても朝遅くなりがちです。
遅れたり急いだりして事故にならないよう、余裕を持って行動することも忘れずに行きましょう。
寒さが厳しい季節になってきましたね。
そんな中、朝から挨拶の声が響きました。
寒くなると、どうしても朝遅くなりがちです。
遅れたり急いだりして事故にならないよう、余裕を持って行動することも忘れずに行きましょう。
こんなうれしいお話を、12月28日の木曜日に受けました。
山県市内在住の男性の方からのお話。
奥様が、「岐阜市三輪に向かう新桜橋の付近で、自転車がパンクし困っていたところ、山県高校2年生の男子生徒2名が通りかかり、心配して声をかけてくれた。お礼をしようとしたが、そのまま立ち去った。とてもすがすがしい気持ちになりました。山県高校の皆さんにぜひ紹介して、お礼の気持ちを伝えてほしい。」ということでした。
早速、1月9日(火)の始業式の際に、校長式辞と、生徒指導部長の話の中で紹介させていただきました。
声をかけることができた生徒の、思いやりの気持ちに温かさを感じるとともに、日ごろから本校生徒を気にかけていただいている地域の方々に、あらためて感謝申し上げます。
山県高等学校長 翠 雅司
平成 29 年度 人権教育講話のお知らせ
日頃は本校の教育活動について、ご理解とご協力をいただきありがとうございます。
さて、今年度も下記のように、人権教育講話『地球のステージ 』 を講師 桑山紀彦氏をお迎えして開催いたします。ご都合がよろしければお越し下さい。
記
日 時: 平成30年1月18日(木) 13時05分~15時00分
場 所: 山県高等学校体脊館
講師紹介: 桑山紀彦氏
(特定非営利法人「地球のステージ」代表理事、心療内科医・精神科医)
岐阜県出身の医師で、これまでに60を超える国、地域を歩き、国際医療支援活動を行ってみえます。現在は、NPO法人地球のステージ代表理事として、災害時の緊急医療支援や紛争地・被災地で心に傷を負った人々への心のケアを中心に活動されてみえます。
公演内容: 地球のステージ3 ~果てなき回掃~
世界の楽しさやそこに暮らす人々の姿、特に被災地や紛争地域での、心理社会的ケアを過して、「人を思いやるとはどういうことか」、「本当の優しさとは」、「生きるとは」、「世界とどう関わっていくべきか」、などのメッセージを大画面の映像とともに、ギター、バイオリンのライブ演奏を組み合わせながら、熱く語っていく、全く新しいタイプのライブステージです。
また、東日本大震災で自ら被災しながらも、診療を続け、子どもから大人までの心のケアに取り組んだその取り組みや、被災から現在までをリアルに伝え、命の重みについて訴えかけます。公演後、心に何かしらの変化が必ず訪れます。
2年生1~2組(普通科普通)の「発達と保育」の授業を受けている生徒17名と、3年生1~2組(普通科普通)「子どもの発達と保育」の授業を受けている16名が、市内施設にて保育実習をさせていただきました。
共に遊びをしたり、手作りおもちゃを準備したりして、多くのふれあいをすることができました。貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。
普段、高校生だけを目にしていることが多いと、幼児の皆さんの小ささと、高校生の大人びた様子に改めて驚かされます。成長ってすごい!
平成29年12月6日(水)の6、7限(14:00~15:40)に、1年生進路ガイダンスを実施しました。この進路ガイダンスでは、四年制大学、短期大学、各種専門学校より26名の講師の先生をお招きし、各職業分野別(専門分野別)にブースを作りました。生徒は時間帯毎に自分の選んだ3分野のブースで職業に対する心構えや疑問点等について講師の先生からお話を聞きました。自分自身の将来に直接関わることを聞くことができたので、どの生徒もメモを取りながら、一生懸命に説明を聞いている姿が印象的でした。ここで感じたことを大切にして、自分の将来に活かしてほしいと思います。
対 象 : 1年生全員
講 師 : 四年制大学、短期大学、各種専門学校より26名
(協力:株式会社 ライセンスアカデミー)
内 容 : 少人数グループによるインタビュー形式
14:10~14:35 職業別ガイダンス①
14:40~15:05 職業別ガイダンス②
15:10~15:35 職業別ガイダンス③
新春のお喜びを申し上げます
平素より本校へのご理解・ご協力を頂き、ありがとうございます。
皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、1月9日より始業、課題テストです。
平成30年 元日
岐阜県立山県高等学校
地学基礎の「移り変わる地球」という単元では,過去に生きていた生物や,生物がどのように進化してきたのかを化石などの資料を使って学んできています。
資料に使った化石は丁寧にクリーニングされて,余分な小石や砂などが取り除かれています。このクリーニング作業は,大変地道かつ根気のいる作業です。しかし,岩から化石標本を綺麗に取り出すことでかつて地球に存在していた生物の姿,生活の様子,現在の生き物とのつながりを知る手がかりになると考えると大変ロマンあふれる作業です。
今回の実習では太古のロマンを感じる化石のクリーニング作業を,コパルの研磨をとおして体験してもらいました。
Fig.1 研磨前のコパル
Fig.2 研磨作業風景(3年生)
『コパル』とは,樹脂(※松ヤニのようなものです)の化石です。樹脂の化石と聞くと,宝石としても有名な琥珀(コハク)を思い浮かべる人も多いですが,『コパル』は化石化した年代が琥珀よりも若く(約2万年~100万年前),樹脂の性質が残っていてやわらかいため,研磨しやすいという特徴があります。
クリーニングする前は表面がざらついていたり,砂や樹皮が付着していたりしますが,目の粗いヤスリから細かいヤスリまで順番に,根気よく丁寧に磨いていくことで表面が滑らかになり,透明度や艶が出てきます。
Fig. 3 研磨を進めたコパル
Fig.4 コパル内に封入されていた昆虫
コパルの透明度が上がったり艶が出てきたりすると,遥か昔に樹脂の中に閉じ込められた昆虫が観察できるようになる場合があります。コパルの中の昆虫を観察することで現在の昆虫とのつながりを感じてもらえます。
また裏テーマとして,「あとちょっと,もう少し頑張ってみよう,という気持ちが素晴らしい仕上がりにつながっていく」というメッセージを込めました。何事においても,「これくらいでいいや」よりも,「もう少し頑張ってみよう」という意識を持ち,実行していくことが上のステージに登っていくためには必要です。自分の手で磨きあげたコパルを眺めて,自分にも磨きをかけていこうという気持ちが芽生えたら,嬉しいと思います。
(2017/12/8)