平成29年8月5日(土) 科学研究部も出演しました!

西武芸公民館 特別講座「おもしろ工作」に、本校の科学研究部が出前講座をしました。

紙コップの底に穴を開けて...
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×色セロハン ○偏光シートを使って...
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下からのぞくとあら不思議!
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・・・画像を見ている皆さんは、どこがおもろいねん?と思われると思います。 私も、話を聞くまで全く分からず、科学部ちゃうやん、と思ったらば。

実はこの色がついている部分、色セロファンなど一切使っていないんだそうです。
偏光シートが光のプリズム(虹色を作るガラスの三角形のアレ)のように光を虹色にして、 その虹の色が見えているんだそうです。偏光シートそのものはただの灰色の 地味なシートなので、それを組み合わせて色が生まれるのおもしろいところなんだとか。

変更シートは、薄色のサングラスなんかによく使われていますよ。

二つ目。ポリビニルアルコールを造って...
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ホウ砂飽和水溶液を作って...
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混ぜるとビローーーン!!
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ポリビニルアルコール(PVA)は、身の回りで言えば「液体洗濯のり」や「工作のり」(白いドロっとしたアレ)です。 (最近はむしろスライムの原料として売られているらしいです。)

ホウ砂(ホウしゃ)は、ホウ素(元素記号B、覚えたけど使わないアレ)の化合物だそうです。 化学組成は Na2B4O5(OH)4・8H2O。…もうなんだか分かりません。 科学研究部の先生に3回ほど聞いたのですが、私の理解を超えたのでここでは書きません。(書けません。)

ちなみに、色は食紅だそうですが、食べてはダメだそうです。
私が子どもだったら、うっかり食べそうになる色です。

PDF科学研究部による報告ををこちらからご確認下さい。
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次回予告!
8月17日(木) 高富中央公民館にて、小中学生対象理科講座にも本校の科学研究部が出前講座をします。
ネタ切れと戦いながら出演しますので、ぜひ皆様お越し下さい!

平成29年5月20日(土) 科学研究部

ヒメコウホネ、と聞くと魚の名前のようですが、絶滅危惧種の植物の名前だそうです。
自然科学部の皆さんが自然観察会へ参加し、金華山と達目洞(だちぼくぼら)における植物と古生代の地層の観察に行きました。

金華山では,『金華山』と呼ばれる由来となったツブラジイをはじめとする照葉樹や,岩場や斜面に生えるさまざまなシダ植物,古生代に形成された黒いチャートが露出している地層の観察を行いました。 達目洞では,清流でしか育たないヒメコウホネ(絶滅危惧種)の観察や生育環境の保全の難しさについて学びました。
好天に恵まれ充実した1日となりました。

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