西武芸公民館 特別講座「おもしろ工作」に、今年も本校の科学研究部が出前講座をしました。
リングを2つ繋いだこの不思議な形の物体は、紙飛行機と同じように飛ぶんだそうです。不思議です。
工作をしながら、楽しく科学を学べていました。
↑安っぽいスパイ映画のサブタイトルみたいになっていますが。
少し前から(結構前から、が正しいかもしれませんが)、学校では暗号化機能のないパソコン外付けハードディスクの使用が禁止されるようになりました。これまで使ってきたものは、残念ですがさよならです。
ハードディスクの中には、本当に「ディスク」が何枚か重なって入っています。それを、「物理的に破壊」して、破壊した「証拠」を「写真に残す」必要があるらしく。確実に破棄を確認するためには、それくらいしないといけないようです。
ネジが特殊なものらしく、手こずりながら鏨(たがね)とハンマーでこじ開けて、ガッチャンコ、ガッチャンコとディスクを破壊していました。
科学研究部のスタッフの皆様、お疲れ様でした。
昔では存在しなかった常識が、情報化の流れと共に学校にも押し寄せてきています。せっかくの物品も、「明日から使用禁止」となるスピード感に我々も遅れずついて行かなければアカンなぁと、破壊の証拠写真を見せてもらいながら思いました。
注:
暗号化対応していないハードディスクは、三月末まで使用が認められていましたが、それ以降は使用を中止し、以降に破壊することになっていました。
破壊したハードディスクは、4月以降は使用しておりません。ようやく今月、機材をそろえて破壊したというものです。以上、注でした。
西武芸公民館 特別講座「おもしろ工作」に、本校の科学研究部が出前講座をしました。
紙コップの底に穴を開けて...
×色セロハン ○偏光シートを使って...
下からのぞくとあら不思議!
・・・画像を見ている皆さんは、どこがおもろいねん?と思われると思います。 私も、話を聞くまで全く分からず、科学部ちゃうやん、と思ったらば。
実はこの色がついている部分、色セロファンなど一切使っていないんだそうです。
偏光シートが光のプリズム(虹色を作るガラスの三角形のアレ)のように光を虹色にして、 その虹の色が見えているんだそうです。偏光シートそのものはただの灰色の 地味なシートなので、それを組み合わせて色が生まれるのおもしろいところなんだとか。
変更シートは、薄色のサングラスなんかによく使われていますよ。
二つ目。ポリビニルアルコールを造って...
ホウ砂飽和水溶液を作って...
混ぜるとビローーーン!!
ポリビニルアルコール(PVA)は、身の回りで言えば「液体洗濯のり」や「工作のり」(白いドロっとしたアレ)です。 (最近はむしろスライムの原料として売られているらしいです。)
ホウ砂(ホウしゃ)は、ホウ素(元素記号B、覚えたけど使わないアレ)の化合物だそうです。 化学組成は Na2B4O5(OH)4・8H2O。…もうなんだか分かりません。 科学研究部の先生に3回ほど聞いたのですが、私の理解を超えたのでここでは書きません。(書けません。)
ちなみに、色は食紅だそうですが、食べてはダメだそうです。
私が子どもだったら、うっかり食べそうになる色です。
次回予告!
8月17日(木) 高富中央公民館にて、小中学生対象理科講座にも本校の科学研究部が出前講座をします。
ネタ切れと戦いながら出演しますので、ぜひ皆様お越し下さい!