ニッポンの基幹産業「機械」は、自動車・航空機・鉄道・工作機械等の分野で、我々の未来を明るくします。工業のまち「可茂地区・中濃地区」を中心に、将来のものづくり技術者・技能者の育成を機械工学科は目指しています。
企業の即戦力となるため、実習時間を多く確保し、機械加工の基礎的・実践的学習及び生産現場の制御技術の習得に取り組んでいます。将来どのような状況下においても、強くたくましく生きぬく力を備えた人材育成に努め、産官学連携や資格取得、各種大会にも積極的に参加し、課題解決能力・コミュニケーション能力・勤労観・職業観の向上も図っています。
エコランカー大会(鈴鹿サーキット)
工業高校では、教室で学習する座学、機械や計測機器に直接触れて学習する実習(製作実習)があり、両方をバランス良く融合させながら3年間系統立てて学習していきます。
学年 |
学習する専門科目 |
1 |
機械工作 工業情報数理
工業技術基礎 機械工学製図 機械工学実習 |
2 |
機械設計 機械工作
機械工学製図 機械工学実習 |
3 |
機械設計 生産技術 工業管理技術
自動車工学・電子機械・普通科目より1科目選択
機械工学製図 機械工学実習 課題研究 |
主な授業内容の紹介
機械工作
機械加工の基となる金属材料および工作法の学習をします。
機械実習
機械工学科では3年間を通して、各種機械の基礎的な使用法やものづくりの心構えなど、幅広い体験実習を行っています。実習テーマとして、旋盤(切削)、フライス盤、MC(マシニングセンター)、計測、手仕上げ、CAD、自動車、溶接、鋳造、アプリ、リレーシーケンス、シーケンス制御などがあります。
実習風景(マシニングセンタ)
実習風景(旋盤)
機械工学科は、自動車・金型・ロボット・コンピュータによる制御等に対応できるように、各種の実習や学習を行っています。また、国家資格の技能検定のほか品質管理検定(QC検定)など、将来役に立つ様々な資格取得に力を入れている学科です。
自動車・航空機・鉄道などの輸送機械、ロボットやコンピュータ制御等、機械を扱いモノをつくることに興味がある人には最適な学科です。
卒業後の進路は、自動車・航空機・鉄道車両・工作機械等をつくる大手企業や地元優良企業への就職はもちろん、進学(四大・短大・専門学校)、公務員など最適な進路選択ができます。