飛騨市長による夏の特別講座

 8月12日、本校に飛騨市長 都竹様をお迎えし、特別授業を実施して頂きました。市長による授業は今年で3回目を迎え、23名の生徒が参加しました。

 市長はまず、新型コロナウイルス感染症の拡大に対し、4月16日に緊急事態宣言が発令されたことを振り返りました。
「緊急事態宣言によって何が変わった?」という発問に、生徒から「休業」というキーワードが出ると、今度は「休業によってどんなことが起きただろう?」と県や飛騨市の経済についての話に移りました。
 花屋・床屋・タクシーなど、一見影響を受けそうにない業種も悩まされている現状を知りました。「経済はちょっと何か止めると、全てが連鎖する。」ということを教わり、「お店の人、働く人が困っています。あなたが市長だったらどうする?」という発問を投げかけられました。
 市長が挙手を求めると、生徒は進んで手を挙げ、「タクシーとバス会社でオンラインツアーをする」、「お得な回数券を作り、何度も来てもらう」など多くの意見を出しました。市長は意見が出る度に、「ぜひ市役所で働いてほしい!」と感心していました。

 その後、誹謗中傷が増えていることについて「なぜ起きるのか?」と質問すると、「匿名でバレないと思うから」、「ネットや聞いた情報だけで判断しているから」、「言うのが正義だと思っているから」、「自分のことしか考えられなくなるから」という意見が出ました。
 市長は、「世の中で何が起こっていて、困っている人はどこに居るのか、助けるためにどうしたらいいか考えて動くこと」、「正解はないが、なんでだろう?と疑問をもち、改善するための方法を考える」ことを大切にしてほしいとまとめました。

 最後に市長は、「世の中には課題がいっぱいある。未知の課題もたくさん出てくる。そんなとき、まずは関心をもってしっかり見る。何が起こっているのか知る。そしてどうすればいいか真剣に考え、やってみる。それを繰り返しやる・・・そんなことを、市役所はもちろん、民間の企業でもやっている。だからこれからの人生で、たくさん考えることをしてほしい。」と伝えました。

 今回の授業では、「新型コロナウイルス感染症」をテーマに、「課題解決」というよりよく生きていくための普遍的なアドバイスをいただきました。授業中にメモをする様子、進んで意見を述べようとする様子、近くの子と積極的に意見を共有する様子・・・生徒の意欲的な態度が多く見られました。非常に充実した授業でした。

 都竹市長をはじめ、飛騨市役所の方々、この行事に携わってくださったみなさまに感謝を申し上げます。

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