【ESD 学校設定科目 地域探究 其の二】

地域課題探究の授業が2時間続き実施されました★

前回、2つのコースに分かれたのを踏まえ、2教室で今回は具体的なスケジュールや企画案の発表(*^^*)

...

①地域イベントコース
6/12に、実際に夏ミッションとしてお手伝いさせてもらう「ひだしん前発展会夏祭り」の方が学校にきてくださることを見据え、有意義なヒアリングにするためには何を聞きたいか、自分たちの考えるイベントの目的は何か、何ができるのか、を付箋に書き出し一人ずつ発表。
昨年度は台風でイベントが中止となってしまったこともあり、「去年の先輩たちの企画と頑張りを実現したい!」という声などもあがりました。仮説を持ってお話をきき、その対話から生徒たちがなにを考え新しいものが生まれてくるのかすごく楽しみです!

②【飛騨みんなの博覧会コース】
事前宿題としていた企画を一人一人短時間でプレゼンするところからスタート!
特に、ただやるだけ、に留まらず「この企画を通して飛騨に何をもたらせるのか、その後どんな変化をうめるのか、そして自分たちがどうなりたいのか」こういった要素をしっかり含んだプレゼンもたくさんあり、13名のメンバーで20以上のプログラム案が出てきたことに、指導者側も驚きでした😆

その後、同じカテゴリーのものを組み合わせたり投票したりし、2つのグループで企画を実施するためにより深めていく段階。
さて、ここからが今回の壁でした。

企画立案シートに基づいて考えていくのですが、6~7人でかつ学年も入り交じったグループ、まだ関係作りもしっかりできていない中での意見交換というハードル、そして企画を具体化していくときのプロセス(自分たちのやりたいことは誰に何を伝えたいのか、サービスとしてお金をとって提供するクオリティにするには)を考えたこともなく、生徒たちはモチベーションはあるものの具体的な進捗につなげられないまま無情に時間が経ちます()

サポートの先生方もこの授業ははじめてであり、特に〆切の迫ったこちらのコースはより一層スピード感を求められるのに対しどうアプローチすればいいのか、模索しながらこの日の授業を終えました。

終了後の先生方&コーディネーターの振り返り、これも大事な大人の探究。
リードして進めることを優先すべきか、再度チーム作りや目標設定に次回の時間をあてるべきか、生徒たちの表情から見えた困りごとや自分たちにできたことはなんだったのか、全員で同じ課題に向き合いながら次回に向けての行動を共有し分担していき、サポートチームも連携を固めました。

探究を授業にとりいれることの難しさ、でも普段では見られない生徒たちの輝く瞬間と成長。

生徒ひとりが異なれば変わる雰囲気、なにもかも正解はありません。だからこそ、生徒とともに同じ目線に立ちながら、でも俯瞰しながら臨機応変に対応していく重要性を感じた時間でした。

テストをはさむため、次回は6/12と少し期間が空きます。さて、次に向けてどう変化が起こるのか、引き続き模索とチャレンジは続きます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です