今や2足歩行ロボットをあちらこちらで見かけます。機械と電気の基本を学びそれを応用し、機械やロボットを自動で制御するメカトロニクスの基礎を学びます。
目標 – 「電気のわかる機械技術者」
メカトロニクスということばを聞いたことがありますね。日常あちこちで聞かれ、新聞・雑誌などでも記事の用語として見ることが多いと思います。電子機械はメカトロニクスという新しい技術によってつくられた機械をいいます。機械と電子およびコンピュータの三つの技術が融合してます。電子機械科では、このような電子機械を構成する「機械技術」「電気・電子技術」「コンピュータ技術」に加え「制御技術」の四つの技術を学習します。それぞれの内容を、電子機械科の四本柱とし、三年間でしっかりと身につけて、「電気のわかる機械技術者」「機械とエレクトロニクスを結合できる技術者」として、卒業後は、機械工業、電気・電子工業、情報技術などあらゆる分野での活躍を期待します。
電子機械科での資格取得
1年生では入学と同時に購入したポケットコンピュータを用いて「計算技術検定3級」に取組みます。3級に合格した人は2級の取得を目指します。2年生では希望者に「第2種電気工事士」の受験指導を行ないます。また、「電気通信工事担任者」試験を受ける人もいます。3年生では科目「ソフトウェア技術」を学び「基本情報処理技術者」「システムアドミニストレータ」試験を受ける人もいます。