令和6年2月1日、機械工学科の課題研究発表会が行われました。
プログラムは、サッカーゴール運搬機・かまどベンチ・リニア型電車・バレーボール用具製作・フライス盤実習室整備・金型製作への取り組み、でした。
サッカーゴール運搬機
全体説明の様子
この装置は、サッカーゴールの運搬を楽にするために考えました。
ゴールの種類に合わせた形を組み、I型とV型という2種類の装置を製作しました。
今後の部活動の際、長く使ってもらいたいです。
かまどベンチ
災害発生時に、避難場所となる学校で使えるものを製作したいと考え、椅子とかまどを合わせたかまどベンチを製作しました。
設計は手書きで行いました。また、材料選びも実用性を求め、こだわりました。
災害時に色々な場面で役に立ってほしいです。
リニア型電車
今回の課題研究発表の目玉の一つ、リニア製作の発表です。
リニアを様々な人に知ってもらいたいという思いから製作しました。
その際、乗る物だけでなく線路も30m自作しました。電動モーターで動く仕組みです。乗車人数は、小さい子どもなら4人、大人なら2人までです。
バレーボール用具製作
バレーボール部の生徒から「効率よく練習できる器具が欲しい」との要望を受けて、セッター用器具と台を製作しました。
普段の実習では行ったことのない溶接を行い、貴重な経験となりました。
装置が今後の練習に役立ってほしいです。
フライス盤実習室の整備
自分たちがフライス盤実習を行っていた際、不便に感じることが多くあり、それを改善したかったため整備をすることにしました。
フライス盤での作業中、キリコが飛んでくるのを避けるカバーです。それと、フライス盤のテーブルカバーです。こちらはもともと使っていたものがボロボロになっていたので、新しく作り直しました。
この整備を行った理由には、自分たちが卒業した後も形に残るものを作りたいという思いもありました。
金型製作
この班の発表は、金型コンテストに参加することをテーマにしました。
金型を使ってのものづくりによく触れてきたことをきっかけに金型製作に興味を持ち、金型コンテストに挑戦することにしました。地元企業の方に支援していただき、校内で作った金型に樹脂を流し込んで製品を作りました。
グループによっては、完成した後の動画を流したり、完成した作品を実際に回し見てもらったりと発表に工夫が見られました。グループのメンバーみんなで力を合わせて、どの発表も熱のこもった発表となりました。