~どんな時でも落ち着いて~命を守る訓練

令和5年8月28日午後、本校にて命を守る訓練が行われました。
今回の想定は、「震度5弱ほどの地震が来た」というものでした。
緊急地震速報が発令されると、生徒たちは、シェイクアウトの「まず低く、頭を守り、動かない」に則りました。

揺れが収まった後は、グラウンドに避難しました。落下物が頭に当たらないように、防災頭巾をかぶりながら避難します。

今回は全校生徒の避難完了までの時間が4分45秒でした。目標としていた5分を下回っていたため、手際よく落ち着いて避難できたことがうかがえます。

学校長は、講評の中で、「災害が起こったときは色々なパターンが想定されるが、決してパニックにならず声を掛け合って避難してほしい」と訴えかけました。

 

また、生徒たちが地域の捜索隊や避難所において必要とされるかもしれない存在であることについても触れ、ただ避難すれば良いのではなく、自分も地域の一員であることを説きました。

訓話の後は、各教室で減災テストを行い、災害に対する自分の知識を確認しました。

南海トラフ地震などの大地震がいつ起こるかわからない今だからこそ、日々の自分の在り方や災害への心構えを見直していきたいところです。

自分を守れるのは自分だけ――薬物乱用防止教室

令和5年7月13日、本校にて薬物乱用防止講話が開催されました。

講話は、まず初めにドラッグ乱用が引き起こした事例に関するビデオを視聴し、

次に、恵那市保健所から来られた職員の方による講話を聴きました。

講話は、図書館と各教室をオンラインで結んだ形で行われました。

今回の講話のメインとなったものは「大麻」です。最近、国内でも多くの芸能人が大麻で逮捕・起訴されたり、大麻の引き起こす作用による悲惨な事故が起こったりと、大麻による事件・事故は後を絶ちません。また、海外の一部地域では医療目的で大麻が合法化されはじめ、国内での大麻への考え方も揺らいでいます。

そのことを踏まえながら、職員の方は「どんな誘惑があっても絶対にNO!と言えるように」と説き、

その他最近話題になっている「依存症」や「オーバードーズ」にも触れ、

「困ったら、地域の相談窓口を積極的に頼るように」と生徒たちに訴えかけました。

生徒たちは積極的にメモを取り、しっかりと講話に耳を傾けていました。自分で自分を守るための勇気も、身に付けてほしいです。

生徒会役員選挙

令和5年6月27日、本校にて生徒会役員選挙が行われました。

今回は、生徒会長1名、副会長2名、会計2名、書記2名を選ぶ選挙です。

会計・書記は、候補者が2人ずつだったため無投票当選になりましたが、会長は2名、副会長は4名候補者が募ったため、投票になりました。

そのため、誰に投票するかを定める立会演説会をリモートで開催しました。

会計・書記候補者の決意表明の後、会長・副会長候補者の責任者の演説から始まります。

また、候補者が掲げる公約によっては歓声や拍手が飛び交う場面も。

候補者それぞれの演説は、生徒たちの代表として生徒ならではの困りごとや悩みに向き合い、それを解決したいという強い思いが伝わってくるものでした。

我々職員だけでは聞くことができない声も、生徒会を通じて解決したり改善したりできるといいなと思います。

演説会の後は、クラスの選挙管理委員の説明に従って、投票が始まりました。選ばれた新しい生徒会役員は、これからの学校生活や行事がより快適で楽しくできるように、生徒の目線、生徒の声を一人一人大切にし、その声を真摯に受け取りまた考え、行動を起こしてくれることを期待していますよ!

先輩と語る会

先輩と語る会
令和5年6月1日、本校の伝統行事の一つである「先輩と語る会」が行われました。

この行事は、本校卒業生が各卒業学科を訪れ、自分の会社の紹介をしたり、自分が行っている仕事を説明したりするもので、生徒が進路決定をしていくための非常に重要な授業です。

先輩と語る会で聴いた話から、行きたい企業を決める生徒もいます。

先輩たちも、ただ説明するだけではなく、クイズを出したりPowerPointを使ってプレゼンテーションをしたりして生徒たちが退屈しないように創意工夫を凝らしていました。

また、「卒業生としての先輩」だけでなく「社会人としての先輩」として、挨拶や報連相(報告・連絡・相談の略称)の大切さや、自分のことは自分で考えるといった社会人としての基本的な在り方を語る姿が見られました。

生徒たちは、そんな先輩たちの話と真剣に向き合い、熱心にメモを取ったり質問をしたりするなど積極的に先輩たちと関わっていました。

また、歳が近いこともあってか、若者同士だからできる、より深い話もできたようです。

2年生遠足

令和5年4月28日、2年生は恵那市にある恵那峡へ徒歩で向かいました。

恵那峡は約100年前に木曽川を大井ダムによりせき止めてできた人造湖です。

近くには、温泉宿やレジャー施設があり、岐阜県内有数の観光地となっています。

この文字モニュメントは、恵那峡ビジターセンターにあります。KとOの間にYのポーズで入れば、ENAKYOの完成です!冬にはライトアップもされるそうです。

爽やかな晴天の中、点呼を終えると生徒たちは元気に歩き始めました。

1、3年生の遠足では、長年の伝統に沿って根ノ上高原や妻籠・馬籠を歩くのに対して

2年生は伝統的な決まった行き先がありません。中津川市の苗木城だった年や、中津川市蛭川のストーンミュージアム博石館だった年もあります。

生徒たちには、恵那峡は見慣れた場所であり距離も往復約13㎞とそこまで遠くなかった、ということでしたが、普段は勉強をしている時間に友人たちと観光を楽しめたということは、貴重な経験になったのではないでしょうか。

来年の2年生はどこへ行くのでしょうか?来年の更新をお楽しみに!