「ESD」【地域課題探究】飛騨みんなの博覧会③を実施しました!

10月20日(日)

飛騨みんなの博覧会③吉城高校プログラム
「探検×ものづくり お孫さんと最高の思い出をつくろう!」を開催しました。

地域課題探究の授業を選択している1,2年生12名の生徒たちが、4月から半年間取り組んできたプログラムです。

10月20日は「孫の日」。敬老の日の1ヶ月後にあり、もっともっと孫と遊びたいおじいちゃんおばあちゃんが、お孫さんへお返しする日です。まだまだ知られていないこの日に、高校生たちは、おばあちゃんおじいちゃんがお孫さんと一緒に、全力で楽しんでもらえるプログラムを用意しました。

申込みは8組18名。

学校内に用意された9つのミッションを協力してクリアするプログラムです。
本探し、クイズ、けん玉、飛行機飛ばし、空き缶倒しなどをクリアすると、9つ目のミッションでおじいちゃんおばあちゃんとお孫さんは離れ離れになります。おじいちゃんおばあちゃんたちは内緒でお孫さんたちへのプレゼントをマドレーヌとクッキーを
高校生がサポートして作りました。

ドキドキのプレゼントを渡すとき。
おじいちゃんおばあちゃんからプレゼントをもらったお孫さんたち。
実はお孫さんたちは普段の感謝の気持ちを込めたメッセージカードを作っていました。おじいちゃんおばあちゃんのもとに駆け寄り、笑顔でプレゼントを渡すお孫さんたちの様子に、涙を流す生徒もいました。

初めて一から企画をつくった生徒たち。分からないことも多く、たくさん苦労しましたが
当日は参加者の方の笑顔にたくさん触れ、「楽しかった。また今後もやってほしい」という参加者の声ばかりで、「やってよかった!」と満足そうでした。

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生徒振り返り(2年生)
いろいろな(YCK)プログラムに参加しているけど、自分たち主体でやるものってものはあまりなくて、他のイベントに参加みたいな感じだったが、今回は学校で自分たち主体でやることが他とは違って大変だった。最初からなにもかも決めてなんでもできる分、当日以外の準備からとても大変だったが、無事終えられてよかった。

生徒振り返り(1年生)
来てくださったおじいちゃんおばあちゃんとお孫さんとの関わり方や、笑顔でいてくれたことが印象的で、やってよかったと思いうれしかったです。

みんぱくを終えて(担当教諭)
私には生徒たちの表情が最も印象的でした。
私は生徒たちが問題なく役割をこなせているか、また何か困っている事はないか確認する為、何人かの生徒に「どんな感じ?」と聞きました。プログラム通り滞りなく進んでいたので、「大丈夫です。」と返事が来ると思っていました。しかし、生徒たちから出た言葉は「良い感じです!」でした。この返事を聞いた時に、「ただスムーズに出来ている」というだけではなく、生徒たちの中で「喜んでもらえている」、「楽しんでもらえている」という確かな実感があるのだなと感じました。また生徒の顔からは、朝までの不安や緊張感はほどよく消え、楽しそうな、うれしそうな、誇らしげな表情に変わっていました。どの生徒からも、「うまくいっている!」という自信や達成感が見られたことが、とても印象的でした。

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片づけ終了後は「おつかれさまでした」も満足に言えないほどに、生徒たちは力を出し切ったようでした。

今日を迎えるまでサポートいただいた地域のみなさま、参加いただいた参加者のみなさま、本当にありがとうございました!

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