職業・学問体験プログラム「Finding your Own North Star ~3児の母、米国集中治療医からの応援メッセージ」を実施しました(3/11)

アルバートアインシュタイン医科大学集中治療指導医であるコルビン大塚麻衣さんを講師にお招きして講演会を開きました。本プログラムは、国際ソロプチミスト岐阜-長良と岐阜県男女共同参画・女性の活躍推進課が企画した講演会で、1・2年次生の生徒うち約50名が会場で、他の生徒は各HRからオンラインで講演を聴きました。

講師の大塚さんは、本校に在籍していた2年生の夏に米国の高校へ留学され、そのまま現地の大学へ進学、さらには医学専門学校で学ばれました。留学のきっかけとなったのは、黒柳徹子さんが書かれた『トットちゃんとトットちゃんたち』を読んだことです。当初は国際機関で働くことを目指されていましたが、米国でさまざまな経験を積むうちに医学の道を志すようになりました。講演会では、そうしたご自身の進路や、3人のお子さんの子育てと集中治療医として働くこととの両立などについてお話しいただきました。

放課後の座談会では、医療の第一線で働くことの苦労とやりがいや、夫婦が同等の立場で家事や子育てに取り組む米国流の子育てについて次々と質問が出され、予定された時間があっという間に過ぎてしまいました。

1・2年合同成果発表会①を実施しました(3/11)

1年次生3名、2年次生4名がFPT(「総合的な探究の時間」)で取り組んできた研究成果についてオンラインを使って発表しました。

1年次生は、「新型コロナウイルスについて考える」という統一テーマのもとで、スライド発表をしました。

「新型コロナウイルスによるプラスチックへの影響」 杉田明佳音さん
「AMUSEMENTを求めて~withコロナを生き抜くテーマパーク」 堀部陽菜さん
「ドローンが創る未来」 青木健太朗さん

2年次生は、4名ともポスター発表を行いました。

「ボールカウントは打者や投手に影響を与えるの?」 土屋美結さん
「顔認証システムの作成~顔認証システムはどれくらいのレベルまでつくれるのか~」 山村彩乃さん
「スマートフォンとジェンダー」 玉置菜々美さん
「私の住むまち(川島地区)の土地利用と人々の暮らし」 磯貝妃那さん

2年次生の土屋さん、山村さん、玉置さんの3名は、名古屋大学が主催する「WWL生徒研究発表」で発表しており、磯貝さんは「京都大学ポスターセッション」で発表する予定です。

京都大学ポスターセッションに参加しました。(3/12)

京都大学においてポスターセッションが開催され、2年次生の磯貝妃那さんが「私の住むまち(川島地区)の土地利用と人々の暮らし」と題したポスター発表を行いました。
当日は全国から42校の参加があり、部活動で取り組んだり、「総合的な探究の時間」で取り組んだりした研究の成果を、ポスターにまとめて発表しました。参加者がお互いの発表を聞くだけでなく、審査員の方々もそれぞれのポスターの前に立って発表に聞き入りました。
京都大学のシンボルである時計台記念館を会場として、全国から集まった優れたポスター発表を聞くことで、今後さらに研究を進めるにあたって大いに刺激を受けました。

裁判の傍聴・裁判官との座談会を行いました(3/10)

3月10日(木)、2年次生の希望者10名で岐阜地方裁判所を訪れ、裁判の傍聴と裁判官との座談会を実施しました。
前半は、実際に執り行われた刑事裁判を傍聴席に座って傍聴しました。緊張感の漂う中、冒頭手続きや証拠取り調べ、証人尋問、被告人質問など、裁判の手続きが粛々と進められ、裁判の一連の流れや雰囲気を学ぶことができました。
後半は、傍聴した裁判の裁判官を担当された守屋尚志裁判官(本校卒業生)より、裁判の制度や法曹三者の仕事についてお話を伺いました。裁判官の仕事内容をはじめ、裁判官として働くことの使命感や判決を下す際に感じる責任の重さなど、他では聞くことができない話をたくさん伺うことができました。法曹関係の仕事に就くことを志す生徒にとって、大変有意義な時間となりました。

WWL生徒研究発表会に参加しました(3/6)

3月6日(日)に名古屋大学にて開催されたWWL生徒研究発表会に、本校生徒5名が参加し、口頭発表とポスター発表に分かれてそれぞれの研究成果を発表しました。参加したのは、探究的な活動の時間(FPT)にて優秀な発表をした2年次生5名です。東海3県を中心に多くの学校が参加し、幅広いテーマの研究発表を聞くことができたため、本校生徒にとって大きな刺激を受ける大変貴重な機会となりました。
審査の結果、口頭発表部門では西脇怜央さんが発表最優秀賞、辻敬暢さんが挑戦賞、ポスター発表部門では土屋美結さんがポスター発表賞を受賞しました。

2年次生が探究活動の年次発表会を行いました(2/2)

2年次生がFPTの時間を使って1年間取り組んできた探究活動について、年次発表会を行いました。各クラスから選出された代表者9名が、2年次生全体に研究成果を披露しました。発表者は研究内容を1枚のポスターにまとめ、それを示しながら説明し、その様子を各クラスにオンラインで配信しました。作成したポスターは、発表後に皆が見られるように校内で掲示しました。

職業・学問体験プログラム「教えて、葉一さん!」を実施しました(2/2)

本年度最後となる体験プログラムを、教育系YouTuberの葉一さんをお迎えして実施しました。新型コロナウィルス感染拡大予防のためにオンラインで、しかも1年次生は各自自宅からの参加という状況にもかかわらず、1・2年次生を合わせて140名程が参加しました。プログラムは、事前に募っておいた質問にお答えいただく形で進められました。
質問内容は多岐にわたり、YouTuberを目指すようになったきっかけや、生徒の学習における悩み相談から、ポストコロナにおける日本の教育の在り方まで、どの質問に対しても誠実に、かつ熱心に答えていただきました。会が進行するにしたがって、葉一さんの人柄に惹かれて次々に質問が飛び出すなど、予定されていた時間があっという間に過ぎました。

職業・学問体験プログラム 「SDGsについて学ぶ」を実施しました(1/25)

1月25日(火)に「SDGsについて学ぶ」と題して、横井篤文氏(岡山大学 上席副学長・教授、ユネスコチェアホルダー)をお招きし、SDGsをテーマとして講演していただきました。SDGsという言葉が生まれた背景や、地球規模の持続可能な共存に対する考え方など、SDGsについて本質的な理解を深めることができました。国家の枠を越えたグローバルな視点での講話だったため、模擬国連活動を続ける生徒にとっても深い学びを得る時間となりました。

国際交流体験プログラム 「国際協力・国際理解に必要なこと」を実施しました(1/21)

国際交流体験プログラムの一環で、1月21日(金)にJICA中部センターより北口喜教氏をお招きし、「国際協力・国際理解に必要なこと」をテーマに講演していただきました。JICAの組織としての立ち位置や存在意義、国際支援をすることの難しさについて、設立の理念や北口氏自身の経験をもとにしたお話を伺うことができました。”JICAがなくなる世界を目指す”という言葉が生徒の心に深く刺さり、オンライン形式での実施でありながら、講演後は生徒の質疑が飛び交いました。

SSS(スーパーハイスクールセッション)に本校の生徒3名が参加しました(12/12)

12月12日(日)に岐阜大学において、岐阜県教育委員会・岐阜大学地域共学センター主催の第3回スーパーハイスクールセッションが行われ、本校から1年生3名が参加しました。今年度は「岐阜の里山を活用して、地域の課題を解決しよう」というテーマで行われ、午前中はグループワーク、午後は成果発表会が行われました。7月と10月のセッションを踏まえて、各グループが創意工夫をして発表する姿が見られました。

 

最先端科学体験プログラム 「鉄道における技術開発」で研究施設訪問をしました(12/21)

12月21日(火)に「鉄道における技術開発」と題して、愛知県小牧市にある東海旅客鉄道株式会社(JR東海)総合技術本部技術開発部を訪問しました。はじめに会社の概要説明をしていただき、その後は2グループに分かれて研究施設の見学をしました。本校卒業生で研究員の水野翔太様をはじめ、各施設の研究員の皆様から大型試験装置の仕組みやどのように技術開発・研究開発を行っているのか説明していただきました。風洞では、新幹線の走行中に起こる空気の流れを体感させていただきました。安全安心を第一に考えて、利用者が快適に鉄道に乗られるように鉄道車両やレールなどの技術開発・研究開発をされていることを学ぶことができました。

應援團による水垢離(みずごり)が行われました (1/14)

1月15日、16日の共通テストを受験する3年次生にエールを送るため、1、2年次生應援團による水垢離が行われました。気温3℃、雪がちらつく中、水をかぶり気合い十分の團員は、はつらつとした演舞を披露しました。水をかぶるたび3年次生から大きな歓声そして拍手が送られました。水垢離の様子はオンラインで各教室に配信されました。應援團の気持ちが全校生徒にも伝わったと思います。エールを受けた3年次生の健闘を祈ります。

 

第6回高校模擬国連東海大会に参加しました(1/8、9)

本校と海陽中等教育学校、名古屋高等学校の3校で主催する第6回高校模擬国連東海大会を、1月8日、9日に実施しました。主催する3校に多治見北高等学校と四日市高等学校を加えた5校で、27チーム52名の参加がありました。本校からは、5チーム9名の大使と3名の運営スタッフが参加しました。
議題は「死刑モラトリアム」でした。世界には死刑制度を廃止した国と存続させている国とがあります。また、死刑制度を存続させている国々も、その執行においては様々な違いがあります。人権に配慮しつつ国際社会として死刑制度に対して、どのように協調しながら取り組んでいくかを話し合いました。
今回の参加者は1年次生が中心でしたが、他校生との交流を深めながら模擬国連活動の経験を積むよい機会となりました。2日間の会議の結果、以下のように表彰を受けました。
優秀賞:シンガポール大使(宇野・堀部ペア)
フロント特別賞:日本大使(川越・山田ペア)

卒業生と語る会【お正月特別企画】(1/7)

1/7(金)放課後,2年次生の希望者を対象に「卒業生と語る会」を開催しました。東京大学医学部に推薦入試で合格した平成30年度卒業生(現在,大学3年生)に来校してもらい,東大,東大医学部,東大推薦入試等についてスライドを使って説明していただきました。会の後半では、生徒からの様々な質問に丁寧に答えてもらい,3年次への進級を目前に控えた2年次生にとって,大変勇気づけられる会となりました。

PDA高校生即興型英語ディベート全国大会に出場しました(12/25)

6月に行われた東海交流大会で第1位になった本校のチームが全国大会に出場しました。全国大会は、12月25日と26日の2日間、オンラインを使って行われ、初日には予選ラウンド4試合が行われました。
1チームは3人編成で、それぞれが与えられた役割に従って、2分から3分間のスピーチを英語で行います。論題はその場で発表され、15分間の準備時間の中でチームとしての主張をまとめ、各自のスピーチ内容を考えます。予選ラウンドの論題は以下のようでした。

Round 1の論題 “Plastic products should be taxed.”
Round 2の論題 ”Parents of children who bully other children should face criminal charges.”
Round 3の論題 “Japan should impose a diplomatic boycott of the Beijing Olympics.”
Round 4の論題 “COVID-19 vaccination should be mandatory.”

本校チームは、予選ラウンドで4戦中3勝を挙げましたが、残念ながら決勝トーナメントに進出することはできませんでした。最終順位は参加84チーム中18位でした。
準備期間も含めた英語ディベートの活動を通して、国際問題に対する理解力や論理的思考力、英語を使ったコミュニケーション力の向上を図ることができました。

POI(Point Of Information)の練習

「岐阜柳ヶ瀬商店街の魅力を発信せよ! YouTube・SNSツール企画・運営ゼミ」に参加しました(12/18)

本校生徒が結成した「政治と高校生の架け橋を創る会」が中心となって7月に実施された「柳ヶ瀬探訪」に参加し、市街地活性化の問題に興味を持った2名の生徒が、NPO法人G-netの主催する「ぎふ地域留学ゼミ」に参加し、岐阜柳ヶ瀬商店街振興組合連合会青年部の水野琢朗氏のサポートを受けて、「岐阜柳ヶ瀬商店街の魅力を発信せよ! YouTube・SNSツール企画・運営ゼミ」という企画に取り組みました。
参加者は、本校生徒2名と他校の生徒1名の計3名。オンラインも利用しながら何度か話し合いの機会を持ちました。そして、柳ヶ瀬商店街の中から魅力的な店舗をいくつか取り上げ、高校生の視点から紹介動画を作成しました。
今回は関係者を集めて、動画の発表会を開きました。その席上で、今後は「柳ヶ瀬JK部」という名称で、柳ヶ瀬商店街の活性化を推進する活動に継続して取り組んでいくことが発表されました。

最先端科学体験プログラム 「結晶からタンパク質の形を見よう!」(2日目)を行いました(12/23)

前回(12/10)の講座に引き続き、JAXA宇宙教育センター、岩手医科大学薬学部の協力により講座を実施しました。
岩手医大の阪本泰光氏によるタンパク質に関する説明に続いて、前回の実験で作製したタンパク質結晶の、つくば市の研究施設でのX線回折実験の回折データを、専用ソフトウェアを用いて分析する方法の解説を受けました。その後、各自のタブレットPC上で最先端の研究でも使用しているソフトウェアを操作し、リゾチームの立体構造を決定するまでを体験しました。
この体験を通して、タンパク質と生命科学についての理解を深めると共に、最先端の研究を体験できました。

第6回岐阜県高校生英語プレゼンテーション大会「優秀賞」受賞(12/6)

12/6(月)に動画による審査が行われた岐阜県高校生英語プレゼンテーション大会において、ESS部の4人によるチームが「優秀賞」を受賞しました。
当日のプレゼンテーションのタイトルは”To wear it, or not to wear it; that is the question”でした。マスクに対する高校生の意識について、独自のアンケート調査の結果も踏まえて英語で発表を行いました。

岐阜市役所を訪問しました(12/17)

「政治と高校生の架け橋を創る会」の活動の一環として、本校生徒11名が岐阜市役所を訪問し、岐阜市役所企画部未来創造研究室の職員の方々と岐阜市の未来について懇談しました。テーマは、「2040年の岐阜市を考えよう」です。
職員の方々から、人口、産業、消費活動、観光といった様々な面から岐阜市についての具体的な情報を解説していただき、岐阜市の現状を理解したうえで、持続可能性を考慮した課題解決策を議論しました。未来創造について考えるには、現在や過去のデータから未来を構想する「フォアキャスト」と、未来の理想や目標から逆算して今何をすべきかを考える「バックキャスト」の両方の視点を持つことが大切であることがわかりました。
後半は、今年5月に開庁した岐阜市庁舎を見学しました。17階の展望スペースから岐阜市全体を一望した後、4階の「みどりの丘」や2階のレストラン、1階の市民交流スペース「ミンナト」などを、職員の方に解説していただきながら見て回りました。庁舎の新しさもさることながら、「市民にオープンな市役所」という理念を実現するための工夫が随所に施されており、生徒も興味津々な様子でした。

職業学問体験プログラム 「高校生のための教職説明会」を行いました(12/6)

12月6日(月)に「高校生のための教職説明会」を行いました。本校出身の教員2名をお迎えし、教員として働くことのやりがいや魅力などについて、経験や体験をもとにお話いただきました。また、岐阜県教育委員会の方からは、高校卒業後にどのような進路や方法で教員になれるのか、岐阜県の教員として働くことの魅力などを分かりやすく説明していただきました。質疑応答でも多くの質問が出て、今後の進路選択において参考になる有意義な会となりました。
【講師】
伊藤 智裕 氏 (岐阜県教育委員会教職員課 課長補佐)
宮崎 愛弓 氏 (岐阜市立岩野田中学校 教諭)
四井 大智 氏 (岐阜県立可児高等学校 教諭)

 

 

自然科学部生物班が山県市立伊自良北小学校の生徒と交流しました(12/21)

伊自良北小学校校庭にあるギフチョウハウスをお借りしている縁で、ギフチョウを研究する生徒6名が伊自良北小学校3,4年生の生徒8名と交流しました。高校生が昆虫や魚の魅力について講義をしたり、持参した昆虫標本を一緒に観察しながら小学生の質問に答えるなど、楽しい交流会となりました。ギフチョウハウスでは蛹を確認することもでき、来春の羽化を期待する気持ちが高まりました。

最先端科学体験プログラム 「結晶からタンパク質の形を見よう!」(1日目)を行いました(12/10)

本校の1〜2年生48名がJAXA宇宙教育センター、岩手医科大学薬学部の協力により国際宇宙ステーションでも行っているタンパク質の結晶化実験を体験しました。岩手医大の阪本泰光氏によるタンパク質と結晶化実験に関する説明に続いて、バッチ法と宇宙での結晶化に用いられるゲルチューブ法という2つの方法でタンパク質の結晶化に挑戦しました。グループごとに異なる複数の条件で実験をした中で最もよさそうな結晶を、つくば市の研究施設に輸送し、翌週にX線回折実験をする予定です。次回(12/23)の講座では、得られたX線回折データを用いて、リゾチームの立体構造を決定し、専用ソフトウェアによる立体構造の観察や3Dプリンタによる模型作製を通じて、タンパク質と生命科学についての理解を深めます。

 

職業学問体験プログラム(技術・社会系)を実施しました(11/19)

職業・学問体験プログラムとして,トヨタ女性技術者育成基金のご支援を受けて,トヨタ自動車株式会社より2名の方からオンラインにてご講演いただきました。テーマは,「将来やりたいこと,なりたい職業はありますか?」です。
エンジニアの仕事紹介では,企画・研究・設計・製造・評価などの多種にわたる仕事の内容を具体的に分かりやすくご説明いただきました。Woven Cityという建設中の実験都市についても話題に触れていただき,情報通信も活用した「モビリティ」という考え方が新鮮でした。
女性エンジニアの方からは,ご自身の進路選択から現在の職場での研究内容についてご紹介していただきました。高校生の目線でとても分かりやすくお話ししていただき,仕事に誇りを持ちいきいきと仕事されている様子が印象的でした。
今回の出前講座を通じて「理系でも国語力やコミュニケーション能力が必要」とのメッセージをいただきました。日本の最前線の現場で働くお二人からの言葉だからこそ,胸に響くものがありました。また「好き」や「嫌いじゃない」仕事を選ぶのがよいとアドバイスいただき,進路について前向きに考えていこうとする生徒の姿勢の変容が見られました。

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自然科学部(生物班) 環境DNA学会 第4回大会 最優秀賞を受賞しました。(11/20-21)

自然科学部生物班(アユ班)が環境DNA学会の第4回大会に参加をしました。札幌で行われる予定でしたが、コロナの影響でweb開催となり、学校から参加をしました。博士課程の発表や、海外からの発表もあり、英語が入り乱れる高度な内容でした。
高校生ポスター発表部門では12団体が発表を行い、発表順は一番目でした。慣れてきたzoomの発表だけでなく、oViceというヴァーチャル空間を使って質疑応答をするという学会でも新たな試みの中、初めての学会の参加で四苦八苦しながら発表を行いました。
翌日の結果発表では最優秀賞(全国1位相当)を受賞することができ、これまでの苦労に報いることができました。

 

『基調講演会』を実施しました(11/9)

基調講演会は、本校が取り組む「グローバルリーダー養成事業」の中核をなす行事で、世界を舞台に活躍なさっている卒業生のお話を聞きます。
今年度は、三菱電機株式会社シニアアドバイザーの杉山武史氏(1975年卒)を講師にお招きし、「『気候変動と経済』-今から始めること」と題して講演会を行いました。今年度も、新型コロナウイルス感染予防のため、一部の生徒以外は教室でオンラインを使って視聴しました。また、講演会終了後には、希望者を対象に座談会を実施しました。
杉山様には、日本経済の変化を戦後から現在まで10年ごとのスパンで振り返りながら、その時々の現象の奥にあるものを示していただくとともに、現在、人類が直面している地球温暖化の現象や、ポスト・コロナの日本社会に必要なイノベーションについてなど、多岐にわたる話題を取り上げ、解決に至る道筋についてお話しいただきました。
また、座談会では杉山様ご自身のキャリア形成に関わる質問や、三菱電機としても今後どのような事業に取り組もうと考えていらっしゃるかなど、鋭い質問が相次いで出され、大いに盛り上がりました。