お寺で語ろう わたしたちの飛騨 開催しました

1月15日、飛騨古川三寺まいりで「地域課題探究」の授業の一環として、来場者参加型の対話イベントを開催しました。

この活動は、何かイベントを企画することが目的ではなく、自分たちの地域について様々な角度から観察し、課題を考え仮説を立て、地域の関係者の方へヒアリングに行き更に仮説を磨き、そして地域の方のお力を借りて行動を起こすという、この一連の流れに意味があるものです。

当日は、円光寺様の本堂をお借りし、神岡の木工作家の天野さん制作のちゃぶ台を囲み、生徒が設定したテーマで初対面のみなさんと高校生が混ざって和気あいあいと対話をしました。

これは、生徒の事前ヒアリングや想いから「お寺がみんなが気軽に集えるコミュニティスペースとしての役割を復活させよう」という目標で企画され、会の進行役もすべて生徒たちが行いました。どのくらい人が集まるのか、どんな人たちがくるのか、会話をスムーズに温かい雰囲気をつくることはできるのか、ぎりぎりまで何度も何度もリハーサルを行いました。

当日は、雪の無い平日のためか、人出が少なかったのですが、会場には市内外から多くの方に来ていただき、生徒たちには自然と笑顔が見られました。

場所をお貸しいただいた上に、前日のリハーサルも同席下さった円光寺住職の圓山さんはもちろんのこと、快く着物のレンタルをしてくださる大洞呉服店さんや、ちゃぶ台を5台運んでくださった家具工房やどりぎの天野さん、当日ちゃぶ台に置くお菓子をご提供くださった味噌煎餅本舗井之廣さんなど、ここに書ききれない方たちのお力添えにより実現できたイベントです。

そして、今回の生徒の活動は対話イベントのみではなく、円光寺本堂前でかわい野草茶を提供したり、駅前での外国人向けパンフレットを配布(事前制作と高山古川施設への設置ふくむ)したりと、他に2つの活動にも取り組みました。

こちらも、観光協会や市役所地域振興課など、多くの方とともに作り上げました。

今年で3年目になるこのイベントに、欠かさず足を運んでくださる地域のは、何よりも生徒の励みになっています。

いつも応援をいただき、誠にありがとうございます!

 

 

 

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