保護者対象進路セミナー~卒業後のキャリアプランと進路選択~
11月5日(火)
十六総合研究所主任研究員の田代達生様にお越しいただき、「『人生100年時代』のキャリア選択」というタイトルでご講演いただきました。「現役の高校生が105歳まで生きる」という驚異的な試算結果をもとに、「20歳代までに教育期間を終え、65歳の定年まで働き、余生を過ごす」というこれまでのライフプランが通用しなくなること、その上で教育や就職を人生の中で複数回繰り返す「マルチステージのライフプラン」を想定する必要性があること、生活場所を選択する上で「地元か都会か」という二者択一ではなく「都会の生活も経験しながら人生の一定期間を地元で過ごす」可能性が必然的に高くなることなどの予測が説得的に示されました。また講演終了後は、本校教員から「英語民間試験の延期を受けた現状と今後の方針」「進路選択を見据えた2年次以降の科目選択」について説明を行いました。平日の夜遅くにもかかわらず、多くの保護者の方にお越しいただき、熱心に耳を傾けていただきました。本セミナーが卒業後続いていく数十年のキャリアと、それを見据えた大学入試への準備と科目選択を考えていただく上での一助となれば幸いです。