会計科

会計のスペシャリストになって、社会で活躍しよう!

ビジネスの共通言語「会計」
 ビジネスでは、「会計」を通じて会話をします。大企業から個人経営の商店まで、また市や県などの公的機関でもお金のあるところに「会計」があります。「会計」は日本だけのものではなく、世界共通のビジネス言語です。「会計」の知識を身に付け、グローバルに活躍できるビジネスパーソンになりませんか?

将来のスペシャリストを目指して
 本校会計科では、ビジネスで必須の知識である「会計」の知識・技術を学びます。会計のスペシャリストである公認会計士・税理士や、経営者、起業家、経理事務のプロフェッショナルとして活躍できる人材を育成しています。

本当に価値のある「資格」を取得できます
 世の中には、多くの資格がありますが、経済雑誌でも「有望な資格」や「役に立つ資格」として、毎年必ず1位に挙がるのが日商簿記検定です
会計科では日商簿記検定2級の全員合格を目指し、毎年ほぼ全員の生徒が取得して卒業していきます。
また、ファイナンシャル会計類型では、大学卒業程度の知識が求められる日商簿記検定1級に挑戦し、合格しています。高校在学中に公認会計士や税理士に挑戦できるのも本校会計科ならではの特徴です。さらに、ビジネスで必要となる英語についても、他の商業高校より多くの時間を割き、力を入れて学習しています。

類型と目指す資格
 本校会計科は、簿記のスペシャリストを目指す「ファイナンシャル会計類型」とバランスよくビジネスの基礎知識を身に付ける「マネジメント会計類型」に分かれています。希望を考慮し、入学時に類型を決定します。類型により、目指す資格が異なります。

ファイナンシャル会計類型 マネジメント会計類型
・公認会計士試験(短答式試験)
・税理士試験(簿記論・財務諸表論)
・日商簿記検定1級
・全経簿記検定上級
・全商会計実務検定
・実用英語検定2級 など
・日商簿記検定2級
・全商情報処理検定1級
・実用英語検定準2級、2級 など


高度資格取得の実績

2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
税理士試験簿記論 14 7 11 7
税理士試験財務諸表論 4 6 10 6
日商簿記検定1級 33 12 16 12
全経簿記検定上級 10 11 19 9

※日商簿記検定1級や全経簿記検定上級は大学卒業程度とされています。

夢の実現を目指して(進路実績)
中央大学(東京都)、朝日大学(岐阜県)と高大連携しており、高校・大学の7年間で公認会計士・税理士など簿記のスペシャリストを育成しています。在学中に日商簿記検定1級に合格し、公認会計士を目指す人には、朝日大学の学費が全額免除されます。他にも、学習した内容を更に深めるために進学する生徒が多くいます。


2019~2022年 会計科 主な大学の進学実績

大学名 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 総計
岐阜大学 1 1
三重大学 1 1
富山大学 1 1
名古屋市立大学 1 1
中央大学 3 5 2 1 11
法政大学 1 1
明治大学 1 1 2 4
立教大学 2 1 3
日本大学 1 1
専修大学 1 1 1 3
駒澤大学 1 1 2
明治学院大学 1 1
神奈川大学 1 1
同志社大学 1 1 1 3
関西学院大学 1 1
立命館大学 2 1 1 4
京都産業大学 1 1
近畿大学 2 1 3
南山大学 2 1 2 3 8
愛知大学 9 9 6 8 32
朝日大学 22 6 18 12 58
愛知学院大学 7 5 4 4 20
愛知淑徳大学 4 10 4 18
名城大学 6 5 3 2 16
中京大学 3 3 6 12
名古屋外国語大学 3 2 5

 

卒業生からのメッセージ
                                                (H29年度卒業、公認会計士)
私は中学3年生の時、将来の進路を決めきれなかったため、大学進学・就職どちらの選択肢も豊富な県岐商に入学しました。そして入学後、簿記に出会いました。
私は簿記部に所属しながら、学校外でサッカーのクラブチームで活動していたため、最初は両立に苦戦していましたが、先生方のサポートや同級生からの刺激を受けることで、どちらも中途半端にすることなく、3年間やり抜くことができました。その結果、高校在学中に日商1級・税理士試験に合格することができました。
高校卒業後は、中央大学に進学して学習を続け、公認会計士試験に合格し、現在は監査法人に勤めています。現在の仕事にやりがいを感じているとともに、今後のキャリアの選択肢の広さを知り、会計士になってよかったと肌で感じています。
県岐商簿記部はやる気があればどんどん深く学習を進められる環境が整っています。皆さんも県岐商で会計の魅力を体験してみませんか?