中学生の皆様

・令和6年度 岐阜商業高等学校(全日制課程)入学者選抜実施概要

 

<よくある質問>
中学生の皆様からよく寄せられる質問をまとめました。
Q1.どんな学校なの?
Q2.商業科目って何?
Q3.どんな学科があるの?
Q4.どんな資格が取れるの?
Q5.卒業後の進路は?

Q1.どんな学校なの?
A.3つの柱で日本一を目指している学校です。
本校は令和6年に、創立120周年を迎える伝統ある商業の専門高校です。
「商業教育」・「部活動」・「進路達成」を3つの柱とし、それぞれの分野で
日本一を目指しています。
さらに、挨拶・言葉遣いや時と場所に応じた対応などの実際のビジネスの現場
で求められる「ビジネスマナー」を大切にしています。

県立岐阜商業高等学校3本柱 ~商業教育 部活動 進路達成~
一. 販売士、情報処理、簿記、英語などの高度資格の合格を目指します。
一. 全国トップレベルの実力と人間性向上を目指します。
一. 進学・就職ともに希望進路達成100%を目指します。

Q2.商業科目って何?
A.簿記、会計、情報処理、マーケティング、英語などビジネス社会で必要な知識・
技術を身につけるための様々な科目があります。

商業高校では、普通教科(国社数理英)に加えて、商業科目を学習します。
本校では各学科・類型・コースに分かれて専門的な学習を行い、目標とする高度資格の取得に向けて頑張ります。

Q3.どんな学科があるの?
A.4学科がさらに類型・コースに分かれて専門的な学習を行っています。
本校には、
1.流通ビジネス科
2.ビジネス情報科
3.会計科
4.グローバルビジネス科
の4つの学科があります。各学科の概要を下記に示します。

<流通ビジネス科>
【学習内容】
将来のビジネスマンを想定し、商品に関する知識や、販売促進、商品の流通の仕組みなどを学びます。
また、科目「総合実践」では、柳ヶ瀬にある「県岐商ベンチャーマート2号店」で接客を中心とした販売実習を行っています。

【先輩の声】
「社会で役立つビジネスマナー」
販売に関する知識を、実際の社会で生かすため「販売実習」を行っています。また知識のみならず接客を通してビジネスマナーを身に付けることができます。
ぜひ流通ビジネス科に入学してください。

<ビジネス情報科>
【学習内容】
おもにコンピュータに関わる知識や技術について学習します。学校のコンピュータやネットワークなどの施設は充実していますので、よりよい環境のもとで学習ができます。
なお、ビジネス情報科では目的に応じて2つの類型(クラス)に分け、学習内容に特徴を出しています。

【先輩の声】
「IT社会を生きるみなさんへ」
ITという言葉が世の中に浸透し、コンピュータの操作は誰にでも必要不可欠となってきました。そんな時代の中で、この科では情報処理に関する基礎から専門的な知識まで幅広く学ぶことができます。
ワープロ、表計算ソフトなどを利用した実習はもちろん、高校生にとっては難関である、経済産業省の情報処理技術者試験にも挑戦します。
将来、IT最先端の場で活躍したいと思っている方は、ビジネス情報科に入学して下さい。

<会計科>
【学習内容】
将来、公認会計士や税理士といった会計のスペシャリスト、もしくは企業における経理担当者として活躍できる人材になることを目指し、簿記(企業におけるお金の流れを帳簿に記入する技術)について、基礎から応用までじっくりと時間をかけて学習する学科です。
また、日商簿記検定など各種の検定を取得することにより、商経系の大学へ毎年多くの生徒が進学しています。
なお、将来の目標・レベルに応じて、2つの類型を設定しています。

【先輩の声】
「可能性を広げる場」
私は、公認会計士になる夢を抱いて、県岐商の会計科に入学しました。会計科では、簿記検定の最高峰といわれる日商簿記検定1級取得を目指したカリキュラムが組まれ、大学卒業程度のレベルの知識を高校生のうちに吸収することができます。
この科で身につけた知識・技術は、社会的にも認められており、就職はもとより進学にも有利に働きます。同じ目標が持てる仲間がいて、理解しやすく面白い授業を行う熱心な先生方がおられ、学校生活は非常に充実しています。こんな科だからこそ、必ず自分の可能性も広がります。

<グローバルビジネス科>
【学習内容】
外国語(英語)によるコミュニケーション能力を高めるため、英語の授業に多く時間を当て、ALTによる授業や外国の経済や文化を学んだりします。また、本校からも多数留学しており、また、外国からの交換留学生もいます。2年次には海外(主にオーストラリア)への海外研修も行われます。

【先輩の声】
「外国で自分を成長させる」
中学の頃から、「留学して、世界を見てみたい。」という憧れを持ってグローバルビジネス科を選びました。
この科では、語学力アップのため、2年次にオーストラリアの海外研修(ホームステイ)がありますが、私は英語での生活に憧れ、アメリカへ1年間留学しました。本当に自分自身を成長させることができたと思います。
また、本科の魅力はALTによるティームティーチングの授業や、それ以外にも英語に触れる機会がたくさんあり、自分の目標に向かって努力することができるところです。さらに簿記や情報処理の資格取得のチャンスもあり、進学・就職にとても有利です。英語に興味のある方、外国に行きたい方、ぜひ県岐商に入学して下さい。

Q4.どんな資格が取れるの?
A.学科・類型・コースの目標にしたがって、販売士、情報処理、ワープロ、
簿記・会計、珠算・電卓、英語など様々な資格を取得することができます。

実社会で即戦力として高く評価される高度資格を取得すると、進路決定の際にとても有利になります。また、高校生を対象とした商業の基本的な検定(全国商業高等学校協会主催検定)もあります。

【より高度な資格】
これらの資格は社会的な評価が特に高く、取得することによって就職や進学の際にとても有利になります。

Q5.卒業後の進路は?
A.本校は就職よりも進学の方が多くなっています。
「商業高校」と聞くと「就職」というイメージがあるかもしれません。実際には、進学率は7割を超えており、そのうちの約7割が四年制大学に進学しています。これは、本校で学んだ専門的な知識や技能を、大学でより深く学びたいという生徒が多くなってきているということです。