岐商凜心会の同窓会長からご挨拶を申し上げます。
<同窓会長の挨拶>
同窓会長 松原 英人
平素より岐阜県立岐阜商業高等学校並びに岐商凜心会の活動におきまして、同窓生のみならず多くの方々に多大なるご尽力を賜っております事心より厚く感謝申し上げます。令和3年11月23日に開催されました岐商同窓会(岐商凜心会)総会におきまして会長を仰せつかりました県立27回生(凜心75回生)の松原英人と申します。
我らが母校、岐阜県立岐阜商業高等学校は、明治37年に開校いたしました。その後、幾多の艱難辛苦を乗り越え令和6年には120周年を迎えようとしております。卒業生にはオリンピック金メダリスト、プロ野球監督等多くのアスリートや政界、財界、芸術、文化等様々な分野においてご活躍されておられます。
本校におきましても、校訓:不撓不屈のもと「部活動日本一」「商業教育日本一」「進路達成日本一」の3本の目標を掲げ、毎年多くの「日本一」をその手にする名門校となっております。
岐商凜心会におきましては、本校学生への熱い応援はもとより、毎年11月23日を岐商デーとし、その年に42才を迎える学年が幹事となり1000名を超える大同窓会を開催しております。その折、先輩から後輩への温かいご指導とご尽力を賜り、後輩はそんな先輩方への熱い感謝と尊敬の念を心に抱きます。そして先輩後輩一つになって会の成功に尽力し、全員で母校「岐商校歌」を熱唱する時、心の底から熱い物がこみ上げてまいります。この時の思いこそ私達は「岐商魂」というのかもしれません。
物事はいつの時代も常に変化しております。しかしながら母校で受け継がれる岐商魂なる伝統は、先生方のご指導や卒業生皆様方の熱い思いにより、大きな1本の柱になっていると常々感じております。入学したてのたどたどしさが残る一年生が卒業を迎える頃には見違えるほど成長し、立派に社会を歩んで行く姿に嬉しく思います。
120年前から先輩方が1年1年積み上げて作り上げてくださった伝統は、岐商魂を胸に次の世代へと受け継がれていく事と思います。
結びになりますが、皆様方におかれましては今後共岐阜県立岐阜商業高等学校並びに岐商凜心会へのご指導ご鞭撻とご尽力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。