商業科で学ぶ簿記についてわかりやすく説明し、日商簿記検定や公認会計士についても触れる14のコンテンツが岐阜県商業教育研究会から提供されました。中央大学経理研究所で商業高校を卒業した生徒に簿記や監査を指導している小島一富士先生による解説です。
「読み、書き、そろばん」という言葉を通じて簿記会計の世界について説明します。現在、ビジネスにおいて「そろばん」という言葉がどういう意味を持つのか説明しています。
財産の状況を通じて、世界共通のルールである簿記会計の必要性・重要性について説明します。企業の財産の状況を的確に捉える重要な書類である貸借対照表の意味について説明します。
「財務体質」[11:31]
財務体質という言葉を通じて、簿記の活用について説明します。財務体質を知るための客観的な資料が貸借対照表であり、それが読める力、判断できる力が簿記会計の知識であることを説明します。
「もうかる」[7:45]
企業はどれだけもうかったのか、収入と支出の状況、その差の状況を捉えるのが簿記会計です。企業がどれだけもうける力があるのかその状況を捉える重要な書類である損益計算書について説明します。
「税金の計算の仕組み」[06:03]
税金の計算の仕組みを通じて簿記会計の必要性について説明します。国に税金を納める仕組みの源には損益計算書があります。
「事業規模の拡大について」[06:25]
企業経営と簿記会計について事業規模の拡大に基づいて説明します。事業規模の拡大については客観的な判断基準が必要です。その情報を提供するのが、キャッシュフロー計算書、貸借対照表、損益計算書です。
「借入金について」[05:28]
企業経営と簿記会計について銀行からの借り入れを例にして説明します。企業は、貸借対照表、損益計算書によって財産やもうける力を銀行に示すことにより、お金を借りることができます。
「検定試験の概要」[07:07]
社会において一番知名度の高い簿記の検定試験である日商簿記検定試験について説明します。基礎的な部分の4級から簿記の最高レベルの1級までを段階別に具体的に説明します。
「検定試験の実施内容」[12:58]
日商簿記検定の実施内容を3級、2級、1級に分けて具体的に説明します。満点・合格点・配点について、年間実施回数・実施月について、公認会計士試験との関係はどうなっているのか説明します。
「日商簿記1級検定試験」[6:23]
公認会計士の独占的な仕事である監査業務について説明します。企業の作成する会計情報の信頼性を保証する企業の番人、社会的インフラとしてとして世界各国で活躍している公認会計士について説明します。
「公認会計士の仕事(監査業務)」[13:02]
公認会計士の独占的な仕事である監査業務について説明します。企業の作成する会計情報の信頼性を保証する企業の番人、社会的インフラとしてとして世界各国で活躍している公認会計士について説明します。
「公認会計士の仕事(コンサルティング業務)」[8:21]
公認会計士の仕事には、企業の様々なニーズにこたえる仕事があります。企業が必要とする情報、企業が知りたい情報を専門的な能力を使って的確に提供する業務について説明します。
「公認会計士試験の概要」[11:58]
日商簿記1級検定試験と比較し、公認会計士試験について説明します。短答式試験、論文式試験の概要についてそれぞれの科目と配点から、会計学(簿記)の知識が重要な試験になっていることがわかります。
肖像権 公認会計士である小島一富士氏より許諾を得ています。