2年生が履修している家庭基礎では、今月「防災と減災」について考えています。その学習の中で、「防災食体験」を実施しました。授業の開始とともに水を注ぎ、授業を受けながら約1時間待ちます。天気のよい日は、このように窓際に置く生徒もいました。実際に災害が起きた際は、お湯ではなく水での対応となることが予想されるため、自然の恵みを利用して温める方法もあることに気が付きました。昼休みに合わせて、実食です。初めて口にする生徒が多く、いろいろな感想が出てきました。「意外に美味しい」「意外と量がある」「正直、いつもの食事の方が美味しいけれど、災害が起きた際は、きっと美味しいと感じるのだろうなと思うと、複雑な気持ちになった」など、いろいろなことを感じていました。大きな災害が起こる可能性が高いといわれています。もしもを想定しながら、しっかりと家族で話し合い、準備をしておきましょう。災害が起きた際は、地域の若い力が必要となります。高校生の私たちにできることをこれからも考えていきたいと思います。