ビジネス情報科3年生のビジネス法規選択生徒が、『学びとビジネス架け橋プロジェクト』の一環として「独占禁止法」について、公正取引委員会事務総局中部事務所総務課 総務係長 林 伸明 様にご講義を頂きました。
市場の競争原理が正しく働くための管理監督を行うのが公正取引委員会の役割であり、その原理
を妨害する事例として、『価格カルテル』『入札談合』の2点について紹介いただきました。
これらを監視するため、公正取引委員会は『市場の番人』と呼ばれており、現在近畿・中部ブロックに8か所、出先機関がつくられています。
教科書で学んだ内容の具体例が示され、生徒は熱心にメモを取っていました。具体的にイメージのつかない部分をリアルな情報を基に講義して頂き、生徒達にとって大変貴重な時間となりました。
2024-10-06 美濃市役所未来創造課 美濃市体験型防災フェスタ in 武義高校
10月6日(日)、本校を会場に「美濃市体験型防災フェスタ」が実施されました。このイベントに向けて未来創造課の生徒は周辺の住民にチラシを配ったり、小学校でのPR活動をしてきました。宣伝の成果もあり、当日は約1,000人の市民に来場していただくことができました。
陸上自衛隊や中濃消防組合、中濃県事務所などにもご協力いただき、校内には楽しみながら防災について学べるブースが数多く用意されました。未来創造課が中心となって考えた「武義高ブース」では、かるた大会、VR体験、防災グッズを作るワークショップが開催され、大盛況となりました。この日はビジネス情報科の全生徒がスタッフとして運営に携わりました。来場者アンケートには「高校生がよくがんばっていた」「高校生が親切に対応してくれて、子供も喜んでいた」というお言葉を多くいただき、武義高生の良さも発信できた1日となりました。
未来創造課では、このような大きなイベントを企画から運営まで体験し、イベントを実施することの達成感や大変さを実感しました。今後は今回の活動の振り返りを行い、来年度の活動につなげていきます。
2024-10-8「コーポレートガバナンス」講義
ビジネス情報科マーケティング類型2年20名が、『学びとビジネス架け橋プロジェクト』の一環として「グローバル経済」で学んだ「コーポレートガバナンス」について、日本公認会計士協会東海会 公認会計士 林直人様に講義して頂きました。
教科書で学んだ内容は、たった7行でしたが、コーポレートガバナンス(企業統治)について、最近の企業における事件等を事例に、非常に重要な概念であることを教えて頂きました。また、公認会計士は会計監査人として決算書のチェックを行い、企業が健全に機能しているかを監査している重要な役割を果たしていることが理解できました。
受講生の皆さんは、「教科書で簡潔に書かれていたコーポレートガバナンスについてちゃんと知ることができました。企業にとってコーポレートガバナンスがとても大切なことが理解できました」「実際に聞いたことのある企業の例などがあってとても分かりやすかった。図が簡潔で良かった。」と感想を述べています。
2024-10-1 「市場調査とAIの活用」
10月1日(火) ビジネス情報科マーケティング類型2年生20名が、学びとビジネス架け橋プロジェクトの一環として『マーケティング』の授業で学んだ「市場調査とAIの活用」について講義を受けました。今回の講義にあたり、事前に、校内に設置されたサントリーの自動販売機に関するアンケートを全校生徒に実施し、アンケートの結果から販売量を増やすための改善策を考えてきました。生徒からの質問に対して丁寧にご回答いただき、清涼飲料界のビジネスの現場でAIがどのように活用されているのか深く理解することができました。受講した生徒の皆さんからは、「AIを利用することで自販機の売上が向上することに驚いた」、「AIを利用し、在庫切れを予測したり、コストを削減できることが分かった」などの感想が寄せられました。
2024-10-4 ビジネス情報科 一日体験入学
中学生のビジネス情報科1日体験入学を実施いたしました。ビジネス情報科3年生が案内し、約90人の中学生・保護者の皆様に、ご参加いただきました。当日は、2年次生から選択する「マーケティング」「会計」「情報」類型の代表的な科目の授業を実際に体験していただき、3年次生の皆さんと語り合い、部活動の様子も見学しながら本校の雰囲気を知って頂く絶好の機会となりました。
ビジネス情報科の3年次生の生徒らは、「初めての高校で、緊張せずに本校の良さを知り、楽しんでもらえるようにやさしく話しかけたり、保護者の皆さんにも声をかけたりして気を配ることができた。楽しんでいただけたと思います。」との感想を述べていました。
2024-10-4 点と点をつなぐ「学びとビジネス架け橋プロジェクト」講義
ビジネス情報科全学年170名を対象に、日頃各商業科目で受講している個々の『学びとビジネス架け橋プロジェクト』を繋ぐ『学びとビジネス架け橋プロジェクト』講演を実施しました。
本格実施から半年たったところで、これまでに学んでいる講義の学びを今後の学習や進路にどう活かすのかについて株式会社総合PR 執行役員 栗原秀行様に講義して頂きました。
講義では、問題を出題され、それそれの生徒が考えながら講演を聴き、「固定観念」「既成概念」「先入観」に捉われることなく、柔軟なものの見方考え方が大切であり、常に「角度を変えた捉え方」にチャレンジし、「知り得たことを使おうとする大切さ」を学ぶことができました。
生徒からは、「人間はやっぱり初めの先入観に捉われてしまう人がほとんどだと思うので、私も一方方向ではなく、45度から98度から360度 いろんなところから物事を見つめたいと思いました」「固定観念から視野が狭くなってしまっていることが分かりました。学んだことを使えるのではなく使うことで自分らしく進むことができるのかなと思いました」と感想を述べており、大変有意義な時間となりました。
後期からの『学びとビジネス架け橋プロジェクト』がより一層生徒の皆さんにとって有用な講義となることを心から願うばかりです。
2024-10-3 大学見学会
令和6年度 保護者対象大学見学会を実施しました。大学見学を通して、大学に対する認識を深めるとともに、大学や入試についての情報を得ることによりお子さんの進路選択の参考となるよう企画させていただきました。当日は、30名の保護者様に参加いただき、滋賀県立大学と滋賀大学を見学することができました。大学見学の後は、ラコリーナでの買物を楽しみました。
2024-9-18「プロモーションにおける法規制」講義
ビジネス情報科3年生のビジネス法規選択生徒が、『学びとビジネス架け橋プロジェクト』の一環として「プロモーションにおける法規制に抵触した事例」について、公益財団法人 日本広告審査機構(JARO)山本一広様・武田典子様に講義を頂きました。
まず広告について時代を遡り、江戸時代の広告をご紹介頂き、次に現代の代表的な広告を比較しました。
・ラッピングバス・・・交通広告のひとつ
・動画広告・・・インターネットが主流
・POP広告・・・ショッピングセンターが中心 など。
次に広告を打つ理由については、世の中に該当商品を浸透させるためが第一の目的であり、年間の広告費用は全体で7兆円を超えるという部分については生徒も驚きを隠せませんでした。広告は、消費者の信頼に足る内容でなければいけません。そのため、広告主→広告会社→媒体者を経て消費者に広告が届くまでには、様々な関係者が存在している点については、教科書では学べない部分であり、生徒も熱心にメモをとっていました。
授業の内容だけでは、あまりイメージのつかない部分をリアルな情報を基に生徒に還元いただき、大変勉強になりました。
2024-9-12 「コンプライアンス」講義
ビジネス情報科3年生のビジネス法規選択生徒が、『学びとビジネス架け橋プロジェクト』の一環として「コンプライアンス」について、タンドール製菓(株) 前島 康紀様に講義して頂きました。
まず、社内のコンプライアンスの基準および福利厚生について社内の内部事情を中心にご教授いただきました。
・懲戒処分の具体的内容
・爪の管理の社内基準
・誕生日に配布される無料食事券
・お歳暮において社員に配布されるお屠蘇
・お菓子を割引で買える社員割引券
特に、ディズニーランド用に製造しているお菓子などの内容についての部分は、生徒も目を輝かして傾聴していました。
生徒からの「実際の勤務時間について教えてください」との質問に対しても、回答いただきました。
OG社員の方にもお越し頂きましたので、在校生にとってもとても良い刺激になりました。
2024-9-11「将来の学校のあり方検討会」報告会
月11日(木)、本校にて「将来の学校のあり方検討会」の報告会が開催されました。美濃市の学校の未来をより良くするために、生成AIを活用したアンケート分析や高校生たち自身がアイデアを出し合い、議論を重ねた成果を発表しました。
【主な発表内容】
①生成AIを利用した解析(小中教員・中学生意見聞き取り)
美濃市教育委員会から頂いた大量のデータのうち、意見聞き取りの文章部分について、生成AIを利用し、その内容を集約して明確化することで考察に有効な結果を得ました。その解析結果の報告をしました。
(3年生情報類型「ネットワーク活用」選択者の授業で実施)
②高校教員・高校生アンケート
アンケート作成において、美濃市の現状と義務教育学校、世界学力ベスト8の国の教育方法を調べ、多くの事前知識を養ったのち、アンケート項目を吟味し、調査を実施しました。そのアンケート結果をご報告をしました。
(3年生会計・情報類型「マーケティング」選択者の授業で実施)
③聞き取り調査・アンケートを踏まえて提言
①、及び②、並びに市民アンケートを基に提言をしました。
(3年生会計・情報類型「マーケティング」選択者の授業で実施)