ビジネス情報科3年の『課題研究』で、美濃市役所未来創造課のメンバー8名が、美濃市花火大会において、市民の幸福度アップと観光集客を目指して、事前に有料席40席を販売、鍋屋バイテック(株)様にも販売活動の場を提供して頂きながら完売することができました。
2年目となる今年は、メンバーが知恵を絞り、テーブル席・シート席・椅子席と3種類の有料席を販売し、約120名のお客様に喜んでいただけました。また、有料席を購入して頂いたお客様からは「花火を鑑賞するには、素晴らしい席で、駐車場・末広アイス・お茶付の広さもゆとりのある席で、のんびりとした気持ちで楽しめて最高でした!来年も是非お願いね!」とお声掛けを頂きました。
メンバーの生徒は、午後3時の熱いなかでの準備、午後6時からのおもてなし、終了後の片付けまですべて自分たちで考えながら実施し、未来創造課をサポートして頂ける美濃市役所総合政策課の皆様に支えられながら、活動しました。生徒自身も、楽しみながら、考え行動することができ、学びの大きい活動となりました。
9月からは、さらに「美濃市民の幸福度アップ」が図ることのできる活動を、高校生目線で考え、美濃市民の皆様からの御意見を伺いながら実施していきたいと考えています。今後とも、皆様のご声援をお願い致します。
「在校生・保護者の方へ」カテゴリーアーカイブ
2025-7-28 本校生徒作成の闇バイト啓発動画が上映されました
本校ビジネス情報科の生徒3人が作成した闇バイト啓発動画が、夏の全国高校野球岐阜大会の試合途中のクーリングタイムの際にオーロラビジョンで上映されました。
3人は課題研究の授業で「闇バイト」の解決を課題として学習しています。今回の動画はその授業の中で制作したものです。動画の内容は、高校生がSNSを通じて闇バイトに関わった際の危険をドラマ仕立てで訴えた内容で、制作にあたって岐阜県警の協力を受け、リアリティのあるものに仕上がっています。
また、このことはNHKのニュースにもなりました。
闇バイト注意喚起動画 高校生が制作 高校野球岐阜大会で上映(NHK 岐阜ニュースウェブ)
2025-7-10「児童労働の実態」講義
ビジネス情報科マーケティング類型2年次生23名が、『グローバル経済』の授業で学んだ「児童労働の実態」について、岐阜ユニセフ協会事務局長の村山様に講義していただきました。
西アフリカの最貧国での現地視察の写真や、過酷な現場で長時間労働を行っている子どもたちの映像を見せていただき、子どもの教育の機会を奪うことが、その国の経済発展や社会の安定に悪影響を及ぼすことを理解することができました。生徒からは「今の自分たちの生活は当たり前ではないと気づいた」、「これから自分は何ができるのかを改めて考えていきたい」などの感想が寄せられました。
2025-7-3「ユニバーサルデザインを活用した自社製品・サービス」講義
ビジネス情報科マーケティング類型2年次生23名が、『商品開発と流通』の授業で学んだ「ユニバーサルデザイン」について、三菱日立ホームエレベーター株式会社の井口様と花室様にご講義をいただきました。
ユニバーサルデザインの7つの原則に基づいて、自社の製品で取り入れている「すべての人が使いやすい製品」の工夫を説明していただきました。生徒からは「説明を聞いて、誰もが使いやすい設計になっていて驚いた。」、「日常生活の中でどこにユニバーサルデザインの工夫が隠れているか調べてみたいと思った」などの感想が寄せられました。
2025-6-30「海外進出の方法」講義
ビジネス情報科マーケティング類型2年次生23名が、『グローバル経済』の授業で学んだ「海外進出の方法」について、アサヒフォージ株式会社代表取締役社長の朝日浩司様にご講義をいただきました。
アサヒフォージはアメリカとインドネシアに拠点を持ち、グローバルに事業展開をされており、海外に進出するメリットや課題について実体験をもとに説明をしていただきました。また英語の必要性についても教えていただくことができました。生徒からは「企業の実例を知ることができ、今後も授業や英語をがんばりたいと思った」、「将来、起業したいと考えているので、将来に向けても役立つ講義だった。」などの感想が寄せられました。
2025-6-26「街づくりと色」講義
ビジネス情報科マーケティング類型2年次生23名が、『商品開発と流通』の授業で学んだ「街づくりと色」について、いろいろみののデザイナー谷口様にご講義をいただきました。
私たちが見ている全ての物には「色」があり、色合いを組み合わせて、色同士の調和や関係性を整えることで、建物や観光地の見え方が大きく変わってくることを、写真を見せていただきながら確認することができました。生徒からは「商品開発の授業で商品のデザインを考えているので、色の三属性を理解し良いデザインを作りたい」、「色について学ぶ機会が今までなかったので、とても勉強になった」などの感想が寄せられました。
2025-6-19「ビジネスコミュニケーション」講義
ビジネス情報科1年次生44名が、『ビジネス基礎』の授業で学んだ「ビジネスコミュニケーション」について、福田刃物工業株式会社 代表取締役社長 福田様にご講義をいただきました。
福田刃物工業では、今後も継続して利益を計上できるように様々な工夫をされており、特に「従業員を大切にする」「他社と差別化を図ること」について詳しくお話を聞くことができました。生徒からは、「社員が自分で考えて決定したり、人にお金を使ったり普通の会社とは全く違うことをしていてすごいと思った」、「企業のトップの方のお話を聞くことができて、貴重な体験ができた。指示されたことをするだけでなく、自分で考えて行動しようと思った」などの感想が寄せられました。
2025-6-25 「簿記を学ぶ意義」講義
ビジネス情報科1年44名が、『学びとビジネス架け橋プロジェクト』の一環として「簿記を学ぶ意義」について、林直人様に講義をして頂きました。
日商簿記検定の合格者は全国の平均値として(毎年約)3級10万人、2級5万人、1級2500人となっています。また、世の中では会計ができる人が求められており、日商2級を取得している人は就職時にとても有利に働きますよと、教えてくださいました。さらに、こうした会計の資格の上位に公認会計士があり、公認会計士は会計指導や税務・財務監査ができるだけでなく、税理士及び行政書士として登録し働くこともできる経済分野の最高峰の資格であると教えて頂きました。
生徒は、「今後、簿記を勉強していく上で、とてもよい目標ができました」という感想を述べています。
2025-7-3 1年生ふるさと教育
ビジネス情報科1年44名が、美濃市で活躍しておられる3人の方から、「空き家を利用したまちづくり(中島昭之様)」「地域おこし協力隊(NPO MINO COOL JAPAN小椋唯様)」「医療法人かがやきの活動(関口優樹様)」と題してご講義を頂きました。
「空き家を利用したまちづくり」では、うだつのあがる街並みを観光化させずに生活に溶け込ませつつ観光化させる空き家の利用法を紹介して頂きました。地域住民と観光客が共存共栄できる環境づくりの重要性を語って頂きました。
「地域おこし協力隊」では、みのっ子・みのっ子市・みのっ子村プロジェクトなどを通じて、人と人が繋がる場所の提供事業などをご紹介頂きました。また、今後の課題として多文化共生の立案も挙げられました。
「医療法人かがやきの活動」では、美濃市の在宅医療、訪問介護の現状についてご説明いただき、病院には行きたくないと考える高齢者に対して訪問診療および医療を行うサービス内容を写真を交えてご紹介頂きました。
生徒は、「美濃市の現状が理解でき、今後は美濃市の活性化に協力していきたい」という感想を述べています。
2025-7-10 「コーポレートアイデンティティとブランディング」講義
ビジネス情報科マーケティング類型3年次19名が、『ビジネス・マネジメント』の授業で学んだ「コーポレートアイデンティティとブランディング」について、貝印株式会社 カイインダストリーズ(株) グループ経営統括本部 生田様・平岩様にご講義いただきました。
生徒からは、「普段何気なく見ている企業のロゴには会社の理念や思い、こだわりが込められていることを知った。今後はロゴを見たときにどんな思いが込められているのか考えてみたい。」、「私は関市に住んでいて、会社の横を通ったことがあって、名前もロゴも知っていたけれど、最初は本物の【貝】のロゴだったということが初耳でとても驚きました。 今のKAIのロゴも、「K.A.I」すべて同じ面積にしたいという思いで作られてて、新しい視点でとても面白いと思いました。 私の身近にもナイフやピーラーはもちろん、ビューラーまであるのを知って使ってみたいと思いました。 本日はお忙しい中ありがとうございました。いろいろな事例を用いつつ、わかりやすい説明でとても勉強になりました。」などの感想が寄せられました。