2025-12-3 「税効果会計の必要性」講義

 ビジネス情報科2年次生会計コースの生徒18名が、『学びとビジネス架け橋プロジェクト』の一環として「財務会計Ⅰ」で学んだ「税効果会計」について、税理士法人 双葉 田口康生 様に講義して頂きました。
 導入部分では、450年前にイタリアのベネチアで牧師さんが発明した会計処理が簿記の始まりと言われており、江戸時代に日本に導入された歴史的経緯の説明がありました。次に、日商簿記2級に新たに導入された、『税効果会計』『連結会計』を中心にお話しいただきました。税効果会計が適用される会社の範囲は、①上場企業 ②金融商品取引法の適用を受けている非上場企業 ③会計監査人を設置している会社(非上場を含む)であり、本授業では関信用金庫の財務諸表を中心に説明頂きました。
 授業の最後に『簿記は企業の共通言語』『日商簿記は就職時に大いにアピールできます』とエールを頂きました。
 生徒は、「税理士の方のお話を聞いて、授業内で理解しきれなかった部分について理解を深められ、進路の一選択肢として税理士という仕事について考えるきっかけになりました。」という感想を述べています。