斐太高校裏山の古墳の出土品にふれる!

12月11日(水)、2年文系の日本史探究の授業で、本校1階にある遺物について学びました。遺物は本校裏山の杉ガ洞横穴古墳群から出土したものであり、鉄製の馬具類や玉類、朝鮮半島から伝来した須恵器など教科書に登場するようなものです。実際に目で見たり、手に触れたりすることができました。毎日廊下を通る際に展示ケースを目にしているはずですが、じっくりと観察し、飛騨地域の歴史と教科書の歴史を結びつける良い機会になりました。生徒は「1500年前のものでもこんなにきれいに残っているのか」「須恵器って思ったより小さいんだ」と、楽しそうに観察していました。

今月から日本史探究の授業が始まり、古墳時代の学習と重ねる形で紹介できたので、生徒に古墳時代のイメージをより強く印象づけられたと思います。縄文時代を扱った際にも、有斐会館に保存されている石器類(石鏃や黒曜石)、みやがわ考古民俗館が公開している石棒を中心とした遺物を授業の中で提示したところ、とても盛り上がりました。本物の歴史資料を通して、改めて飛騨の歴史の豊かさや、実物実地の魅力に気付くきっかけになったと思います。

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