12月9日(金)のLHRでは、NPO法人 あゆみだした女性と子どもの会 理事長の廣瀬直美先生より「大切な私・大切なあなた ~デートDVって何?~ 」と題して講演いただきました。
生徒たちは、DVに対する正しい知識を身に付けるとともに、男女の対等なパートナーシップについて学びました。
<生徒の感想>
・DVは世間で問題視され、耳にすることも多く知っているつもりではあったが、思っていたよりも身近な問題であったことを改めて実感した。独占欲は愛の現れとも聞くが、その実態は自分勝手な欲望であり、それを押しつけるというDVの一種であると聞いて驚いた。互いに対等で、心を許しあえる関係を築いていくために自分の認識や接し方を見直したいと思った。
・凝り固まった固定観念はやはり厄介なものだと感じた。しかしそれを社会全体で根本から変えることは余りにも難しいことだ。だからこそ、今回の講話でその問題点や尊重することの大切さを知れたことは大きいと感じた。私達一人一人が性差とその現状について理解することが、いつかジェンダーバイアスを払拭することにつながると信じたい。
・今回のお話を聞いて、誰もが加害者にも被害者にもなりえるのだという事に改めて気づきました。「いじめはされた方がいじめだと感じたらそれはいじめだ」という言葉をよく聞きます。それは同じようにDVでも当てはまるのではないかと思います。どちらも被害者は全く悪くないし、決してしてはいけないことだからです。今回、暴力には殴る・蹴るだけでなくいろいろな形がある事に気付けました。今後は、自分が加害者や被害者にならないように、今回の講話を常に心において過ごしていきたいと思います。また、意見や価値観の違う相手でもお互いに思いやる気持ちを大切にしていきたいです。