3月1日(土)、本校にて卒業証書授与式が厳粛に執り行われました。卒業生たちは、晴れやかな表情で式に臨み、保護者や教職員、在校生たちの温かい拍手に包まれながら、送り出されました。
校長先生の式辞では、「個人や社会がウェルビーイング(Well-being)で過ごすために、卒業後も本校の校訓(かしこく つよく ゆたけく)が示す姿を、追い求めてください。」との激励の言葉が贈られました。また、在校生送辞では「先輩方がつないできた高山工業高校の歴史を引き継ぎ、次の歴史の一ページを作り上げます」と決意が語られました。卒業生答辞は、3年間コロナ・部活動・課題研究・行事等で立ちはだかった「壁」について語り、いくつもの「壁」と対峙して突き止めたその正体に実体がなかったこと、時として、突然に壊れたことから、「私たちの信じている『ものの見方』は、絶対的な視点ではない。それは私たちが知らず知らず築き上げた先入観、固定観念。私たちの心が作り出した、一つの壁。私たちが作り出した壁ならば、それを壊すのもまた、私たち自身。これから先、ものづくりに携わるとき、様々な年齢層の人と関係を築くとき、人生の岐路に立つとき、自分の中の芯を大切にしつつ、どんなときも、「壁」の存在を疑い、壊し、乗り越えられる人でありたい。」と、頼もしい姿で語りました。
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式の後には、各ホームルームにおいて、最後のLHRが行われ、一人一人卒業証書を受け取りました。暖かな春の陽射しの中、卒業生たちは思い出を胸に、新たな一歩を踏み出しました。
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卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
今後のご活躍を、教職員・在校生一同お祈り申し上げます。