4月17日(木)に、1年生を対象としたスクールカウンセラーによる出前講座を行いました。
スクールカウンセラーの桂山先生から、「相手に自分の気持ちを伝える時のポイント」をお話しいただき、プリントを活用して生徒間での話し合いを行いながら、「互いを傷つけないコミュニケーション」について学びました。
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「ものづくり 奥が深くて おもしろい!!」 岐阜県立高山工業高等学校
3月24日(月)体育館にて3学期の終業式を実施しました。徐々に暖かくなってきましたが、体育館は冷えるため、生徒は防寒着防寒着着用可の状態で行いました。
校長は、年度始めに話した式辞を振り返り、学習の大切さや挑戦する姿勢を持ち続けるよう、1年のまとめを話されました。
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続いて、今年度転任される先生方の挨拶をいただき、離任式を行いました。長い先生で14年間、短い先生で半年間、高山工業高校に勤務され、学習や学校行事、部活動等に尽力してくださいました。
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生徒達もお世話になった先生のお別れの言葉に熱心に耳を傾けていました。お世話になった先生方には心から感謝するとともに、これからの益々のご活躍をお祈りいたします。
2月28日(木)に1年生を対象とした性に関する講話を行いました。
岐阜協立大学の戸村先生に来ていただき、男女の体の違い・考え方の違い・性病について・恋愛についてを教えていただきました。また、DVDで出産シーンも見せていただきました。
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性に関する話となると、どうしても「恥ずかしい」「いやらしい」ことと感じてしまいがちですが、体の仕組みやホルモンの働きによって起こる感情や欲求は自然なことであること、ただ、それを間違った方法で表現してはいけないことを学びました。
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性行為に関して、男性は「自分から望んで行う」ことが多いのに対して、女性は「彼のことが好きなのに断ると悪い気がする」ため行為に及んでいるというアンケート結果や、女性の方が性病が重症化するリスクが高く、妊娠できない体になってしまうこともある、ということも教えていただきました。
生徒の感想を紹介します。
『最初はちょっと気まずいと思ったけど話を聞くにつれ大切なことが分かったし、最後の動画を見て自分が生まれる時、親が痛みに耐えて産んでくれたことに改めて感謝しようと思いました。』
出産シーンを見たことのない生徒が多かったと思いますが、妊婦さんがとても苦しい思いをして赤ちゃんを産み、産んだ後に涙を流して喜ぶ姿は、生徒たちの琴線に触れたことだと思います。
戸村先生、寒い中遠いところに足をお運びくださり、生徒たちのために素晴らしい講話をしてくださって本当にありがとうございました。
3月1日(土)、本校にて卒業証書授与式が厳粛に執り行われました。卒業生たちは、晴れやかな表情で式に臨み、保護者や教職員、在校生たちの温かい拍手に包まれながら、送り出されました。
校長先生の式辞では、「個人や社会がウェルビーイング(Well-being)で過ごすために、卒業後も本校の校訓(かしこく つよく ゆたけく)が示す姿を、追い求めてください。」との激励の言葉が贈られました。また、在校生送辞では「先輩方がつないできた高山工業高校の歴史を引き継ぎ、次の歴史の一ページを作り上げます」と決意が語られました。卒業生答辞は、3年間コロナ・部活動・課題研究・行事等で立ちはだかった「壁」について語り、いくつもの「壁」と対峙して突き止めたその正体に実体がなかったこと、時として、突然に壊れたことから、「私たちの信じている『ものの見方』は、絶対的な視点ではない。それは私たちが知らず知らず築き上げた先入観、固定観念。私たちの心が作り出した、一つの壁。私たちが作り出した壁ならば、それを壊すのもまた、私たち自身。これから先、ものづくりに携わるとき、様々な年齢層の人と関係を築くとき、人生の岐路に立つとき、自分の中の芯を大切にしつつ、どんなときも、「壁」の存在を疑い、壊し、乗り越えられる人でありたい。」と、頼もしい姿で語りました。
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式の後には、各ホームルームにおいて、最後のLHRが行われ、一人一人卒業証書を受け取りました。暖かな春の陽射しの中、卒業生たちは思い出を胸に、新たな一歩を踏み出しました。
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卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
今後のご活躍を、教職員・在校生一同お祈り申し上げます。