防災頭巾を制作しました

二年生が履修している家庭基礎では、防災・減災について考えています。
その中で、和合地域の防火クラブの皆様にご来校いただき、防災頭巾を制作しました。使わなくなったバスタオルとタオル、廃材となる紐を使い、作成しました。
もしもに備えて、玉止めはしません。すぐにばらして使用できるようにするためです。防災グッズを一緒に縫い込むと、立派な防災グッズとなります。
二年生で防災士の資格を持っている生徒がいます。彼女は、この週末に能登半島までボランティアへ行ってきました。その際に、授業で作ったミサンガと頭巾を持参したそうです。実際に現地へ行ってみると、ニュースではわからないことがたくさんあり、いまだ手つかず状態の中、仮設住宅に住まわれている方も多数お見えになったことに驚いたそうです。被災した子どもたちと一緒に遊んだようですが、自分の目でみて、現地の方と触れ合うことで、気が付いたことがたくさんあったと話してくれました。授業での学びが、こうして繋がっていくことを嬉しく思います。

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