立命館大学入学センター部長の熊谷秀之先生をお招きし、現代においてどのような人材が社会から求められているのかについて、また立命館大学で行われているUNITE Programという入試についてお話いただきました。
誰も経験したことがない社会で生き、正解がない問題と向き合わなければならない現代の大学生には、不安から逃げずに問題と向き合う粘り強さや他者と協働できる力、順序立てて物事を伝えられる力、世界的課題への当事者意識などが必要であると教えていただきました。終了後のアンケートにおいて「ただ英語力、資格、いい就職先に行ける学部などではなく、自分の好きな分野を探求するなどして、学習歴を付けることが必要だとわかった。簿記や情報処理の資格を取得するだけではなく、しっかりと自分から主体的に学ぶ力が必要だと、気づけたことが有益だと思った」との感想がありました。自分の興味関心に沿った学びを大学生活の中で突き詰めていくことの必要性を教えていただきました。
AO選抜-UNITE Programは多様な学習歴のある高校生を広く受け入れたいという思いからつくられた新しい総合型入試です。大学での学びのために必要な最低限の単元を習得することで、入試への出願資格を得るというシステムであり、学力だけで判断されることのない入試です。商業科から受けられる様々な入試の形があると知ることができました。
生徒一人ひとりが自分で判断し実行する主体性をもって進路実現に励んでほしいと思います。
説明会の様子① | 説明会の様子② |