県内の商業科目を学ぶ生徒が、授業や部活動で制作したソフトウェア作品を紹介する発表会が開催されました。この発表会は、大垣商業高校をホスト校とするWebオンライン上で行われ、県立岐阜商業高校、海津明誠高校、東濃実業高校、大垣商業高校の4校の生徒約60名が参加し、6作品の発表がありました。
大垣商業高校からは、ITビジネス部(コンピュータ部)の生徒が制作した2作品『混雑度サイネージくん』、『電子黒板くん』の紹介がありました。この2作品は今年の全国商業高等学校プログラミングコンテスト優秀賞を受賞しています。
参加した生徒の感想からは、「『混雑度サイネージくん』は、混雑度の集計ということで、物体認識を用いて、建物の中に何人の人間がいるのかが混雑率としてわかるようになっている。お店の混雑具合や曜日や時間帯によって人の行き来がパラメータとして表示、記録されるため、お店の売上げやコロナ感染予防にも役立てられるソフトウェアだ。」「『電子黒板くん』は、授業やミーティング、会議など複数のパソコンに同じ画面を表示し、スクリーンショット、図形の表示などパソコン初心者が学習でコンピュータを使う際にとても役に立つものになっている。」などがあり、互いの作品から学ぶことが多くあった様子でした。