7月10日(水)に岐阜地方検察庁において、図書委員会活動の一環として教養講座「もぎさい 模擬裁判を体験しよう」を開催しました。図書委員会の教養講座班と希望する生徒が参加し、検察庁内の見学や模擬裁判を体験しました。
令和4年4月1日の法改正により、18歳以上であれば高校生でも裁判員に選ばれるようになりました。今回の見学と模擬裁判は、司法制度について考えるきっかけとなっただけではなく、生徒たちが自ら体験する場を企画し、友人や地域の人と触れ合いながら学習できる非常に有意義なものでした。
生徒からは、「資料などが保存してある部屋を見ることができたり、警棒や手錠を触ることができて普段はできない特別な体験ができてよかった。」「今までは、検察官は警察と連携して裁判で被告人の罪を追及する仕事だという印象しかなかったが、今回の教育講座で、検察官は事件発生から受刑者の釈放までにわたって様々な業務を執り行っているということが分かった。」「証拠の有無を軸に考えると思ってたより有罪無罪は簡単に決めれるものじゃないと感じた。」などの感想が聞かれました。今回の体験が今後の学習の一助となれば幸いです。
ご多用にもかかわらず生徒たちの見学を快く引き受けていただいた岐阜地方検察庁の皆様に心より感謝申し上げます。