作詞 今村勝一 / 作曲 楠美恩三郎
一、 | そそり立ちたる乗鞍の山 たぎち流るる宮川の水 山と水とを後(しりえ)に前に 控えて抱きてわれ等は集ふ |
二、 | 久遠の理想はゆくてを照らし 自然の霊気はわれ等を包む 善友良師の導うけて 切磋琢磨の業(わざ)をば積まむ |
三、 | 動かぬ山と汚れぬ水を われ等の鑑(かがみ)といそしみ励み 磨きあげなむ勲(いさお)の真金 拾い出(いだ)さむ誉(ほま)れの真玉 |
【校歌】
明治41年(1908年)年元旦の拝賀式に始めて公式に歌われました。この校歌の生まれたそもそもの動機が、流行歌を生徒の口から封じるためにとられた手段でした。作詞の今村勝一氏は、本校の国語の教師であり、作曲の楠美恩三郎氏は東京音楽学校(現在の東京芸術大学音楽学部)助教授。