入学式

4月に入りあたたかな日々が続き、満開の桜とともに4月8日、期待に胸をふくらませた新入生240名が登校し、厳粛な雰囲気の中、入学式が行われました。学校長からの入学許可の後、新入生代表による宣誓があり、続いて有斐会会長、育友会会長から祝辞をいただきました。

式後には、正副担任の紹介があり、保護者の方々の育友会入会式も行われました。各クラスに分かれ最初のLHRでは、各ホームルームで学級開きが行われました。これから始まる高校生活への希望に満ちた生徒1人1人の表情がとても印象的でした。

 

学校長挨拶

斐太高等学校のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。今年度校長として着任しました大野と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

本校は、今年で創立135年となる伝統と歴史のある学校です。明治19年の創立当初から「確乎不抜」を教育方針とし、明治41年、「切磋琢磨」を岐阜県で最も早くつくられた校歌の中に盛り込みました。この二つが長い時を経ても変わることなく、現在も校訓として各教室に額入りで掲げられています。特に校歌は、卒業後年齢を重ねても忘れられることはなく、その中の「切磋琢磨」は体に染みついているといっても過言ではありません。そして卒業生の方々は、地元、全国、世界各地で様々な分野で活躍されています。これからも時代を担う人材の育成を目指した教育を実践し、歴史と伝統を引き継いでいきたいと考えています。

これからの学校教育では、グローバル化やデジタル化が加速する社会を、主体的・創造的に生き抜く力の育成が求められます。令和2年度からスタートした「地域共創フラッグシップハイスクール(FRH)」(平成29年度からの岐阜県版スーパーグローバルハイスクール(SGH)を継承)では、世界とつながる視点を持って地域課題を掘り起し、その解決に向けてのプランを進める過程で、思考力や分析力、表現力等を育んでいます。また、生徒は日々の学習や部活動、学校行事などを通して主体性、創造性を培い、高い次元での文武両道を目指しながら成長していきます。こうした多様な体験を通して教養を高め、社会を生き抜く力を身に付けた生徒たちは、卒業の日、毎日を共に送った友人たちとの永遠の友情を誓い、白線を川に流します。

斐太高校の伝統と歴史に支えられ、充実した学校生活を送る生徒の姿を御覧いただくとともに、本校への更なる御理解と御支援をよろしくお願いいたします。

校長  大野 貴司

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