情報モラル教育研究所代表 上水流信秀氏をお招きして、情報モラル講話を実施しました。
「今の自分が、未来の自分を、ツブス!?」と題したご講演の中で、SNSで投稿したデータがどこに保存されているのか?今の自分が残した投稿がいつ掘り返されるか?など普段の生活の中では考えもしないことをお話しいただきました。最後に私たちが「今」考え、行動しなくてはなくてはならないことをご教授いただき、「困ったら、信頼できる大人に相談しよう!」とアドバイスしていただきました。
2月13日(水)の放課後に、白木夏子氏〔起業家、ジュエリーブランドHASUNA Founder&CEO〕による講演会を実施しました。HASUNAでは、「エシカル」つまり「倫理的な、道義上の」という意味から、出自が明らかな宝石や貴金属を扱い、不正な取引で鉱山労働者たちが安く買いたたかれることのないよう、ビジネスの立場から発展途上国の援助に取り組まれています。「世界へ出よう!」と激励の言葉をいただくとともに、「社会貢献をする中でも、私は自分の人生を楽しむことを忘れません。他国へ行って悲惨な現実を目にすることもありますが、その国自体を楽しむことも大切にしています。」とお話しくださいました。
生徒からは「何もわからないところから突き進まれた人生経験を伺って、感動しました。」などの感想がありました。
12月5日、18日の2日間にわたり、トヨタ女性技術者育成基金の援助を受け、理系進学希望者を対象に最先端科学体験プログラムを実施しました。5日の講義では、触媒などの無機材料開発を行なう女性技術者のお話を聞き、自動車開発には常に最新技術が取り入れられ、技術開発には長い時間がかかっていることなどを学びました。
18日は、5日に参加した生徒が個々に考え作製した車体ボディの模型を、風洞装置を使って空気抵抗を計測していただき、その後3人1チームで更なる空気抵抗の低減について話し合いました。10チーム以上が参加し、試行錯誤を繰り返して車体の改良を行いました。再計測の結果、2年生チームが空気抵抗の最小計測値を記録し、優勝しました。コンテストに先立ち、トヨタ技術会による次世代モビリティや先進技術の体験と、技術者の仕事紹介、トヨタ自動車の市販車の展示がありました。
11月15日、本校において第91回選抜高校野球「21世紀枠」伝達表彰式が行われました。硬式野球部は、秋季県大会ベスト8に加え、春季県大会・夏の選手権大会でもベスト8に進出したこと、文武両道を高いレベルで実現していること、投手の球の回転速度や打者のスイングスピードなどを数値化し、データに基づく理論的な野球を実践していることなど、顧問・部員が一体となった取組が評価され、「21世紀枠」の県推薦校に選出されました。
表彰式では、田原宏志朗主将が「歴史と伝統ある野球部であるということに加え、『21世紀枠』の県代表校であるという自覚と責任感をもって、日常生活から意識を高めていきたい」と、力強く抱負を語りました。
9月7日5限目、2年生のFPT(総合的な学習の時間)において、大学や大学院で専門分野を学んでいる卒業生を囲んでディスカッションを行う「卒業生と語る会」を実施しました。6月に引き続いて2回目ですが、今回は大学4年生、6年生、大学院修士課程2年生に在籍する卒業生約30名を招き、12の学問分野に分かれて大学での専門的な学びや就職活動など、体験を交えた貴重な話を聞く機会となりました。さらに放課後には、京都大学医学研究科博士課程に在籍する卒業生を囲んだ座談会を実施し、1~3年生の希望者が参加しました。参加した生徒達は、先輩の話に熱心に耳を傾け積極的に質問し、自分の進路に対する意識を高めることができました。
8/13から5日間にわたり、49名(岐阜高校37名、大垣北高校12名)の生徒が海外の大学生・院生と共に英語で学ぶ研修に参加しました。ポジティブシンキングの重要性からリーダーシップ、原子力エネルギーの是非、平和、グローバル社会の中での日本の役割、SDGs等、様々なテーマについて討論や発表を行うことにより、同世代の学生の考え方や生き方に直接触れ、世界の様々なものの見方を感じ取り、積極性・主体性・チャレンジ精神の涵養を図るとともに英語力及びコミュニケーション力を高めることができました。初日は緊張した様子が見られましたが、最終日のプレゼンテーションでは、参加者や保護者の見守る中で、本プログラムを通して自分が達成したことや将来の目標について堂々とした発表を行い、5日間の大きな成果が感じられました。
8月6日(月)、7日(火)の2日間、東京品川のきゅりあん(品川区立総合区民会館) で全国高校教育模擬国連大会が開催されました。この大会は、国連会議のシミュレーション(模擬国連)を通じて、現代の世界におけるさまざまな課題について学ぶことを目的としています。本校からは1・2年生合わせて8チーム16名が出場しました。全国から71校、500名近い高校生が集まり、各国の大使として今年度の議題「サイバーセキュリティ」について英語によるプレゼンテーションを行い、議論を展開しました。グローバル化と情報化が一体となって進む現代社会において、サイバーセキュリティは喫緊の課題といえます。しかし、情報化の進展ぶりは各国間で差が大きく、共通の課題として論じるのは難しかったようです。A~Dの4議場ではそれぞれ活発に議論が交わされました。閉会式の場で表彰が行われましたが、本校からはA議場の優秀賞として、堀・大野ペアが表彰されました。全国の高校生との交流を通して、多くのことを学んだ二日間でした。