岐阜県立
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岐阜県職員倫理憲章
いじめ防止基本方針
学校改革目安箱
 

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保健室(医療的ケア)



本校の医療的ケア

本校は病弱児対象の特別支援学校です。日常的に医療的ケアを必要とする児童生徒が多く在籍しています。そんな児童生徒が安心安全に学校生活を送ることができるように、常勤看護講師2人非常勤看護講師3人を配置し、常時4人体制をとっています。
そして、担任、保護者、養護教諭と連携して、日々の教育活動を支えています。

医療的ケアを学校で行う意義は、医療的ケアの必要な児童生徒の通学が可能になること、医療的ケアを学校で行うことで、児童生徒の生活習慣が確立されること、また、親の手を離れて医療的ケアを受けることで、児童生徒の社会的な自立が促進されること、そして、常に付き添わなくてはならなかった保護者の負担が軽減されることです。
医療的ケアはチームアプローチが大切なので、担任、養護教諭、看護講師で児童生徒の状態や体調の情報を共有して、医療的ケアを安全に行うように心がけています。

医療的ケアの実際


       保健室での朝の打ち合わせ風景
保健室では毎日、保健主事・養護教諭・看護講師でミーティン
グを行っています。報告・相談・連絡を大切にして、常に情報を共
有するようにしています。

本校は医療的ケアを必要とする児童生徒が多数在籍していま
す。担任、保護者、看護講師が情報を共有し、児童生徒が安
全に安心して学校生活を送れるようにしています。

             お昼の注入の準備
お昼の注入の準備は保健室で行い、各教室に向かいます。
間違いがないように栄養のタグを作るなどの工夫をして、確認しながら準備しています。

              注入の様子
注入の必要な児童生徒が在籍する教室に器具を運んで、注入を行います。
他の学級の仲間とともに過ごしながら、医療的ケアを受けることができます。

           朝の機器チェックの様子
登校時に、保健室前で保護者との引継ぎを行います。その時、酸素ボンベや人工呼吸器等の機器のチェックも一緒に行います。
前日の帰宅後の様子や体調を把握してから教室に向かいます。

          授業中の呼吸器点検の様子
授業においても吸引等のケアを行っています。
その場で迅速にケアすることで、活動できる時間が長くなるようにしています。