昭和58年4月に開校し、令和4年度に創立40周年目を迎えます。平成8年度の入学生(全県一学区で募集)から、年次進行で岐阜県で初めての全日制課程普通科単位制高校に改編されました。
本校には、学校創立当初に定められた三つの校訓、そしてそれぞれの校訓を実践するために二つずつ計六つの生活訓があります。各務原西高生の学校生活はすべて、これら三つの校訓をわきまえた上で六つの生活訓を実践していくことにより、いつも自己を磨き、向上させていくことができます。校訓と生活訓は、各教室の正面に掲げられています。
高い目標をもとう
自ら求めて学習しよう
素朴さを大切にしよう
からだを鍛え強い心を養おう
敬虔な心を育てよう
友情を深めよう
生徒一人一人を大切にし、その全人的な発達を図る。
学ぶことを愛し、豊かな情操と健全な心身を養い、自らの可能性を追求して個性を伸ばし、将来における自己実現の能力を培い、国家及び社会の有為な形成者となるとともに、国際社会においても貢献できる人材の育成をめざす。
各務原西高校は単位制普通科高校なので「普通科」と「単位制」の二つの特色を踏まえた教育課程となっています。
国語・地理歴史・公民・数学・理科・英語・保健体育・芸術・家庭・情報といった普通教科を中心に学び、大学等への進学の目標を実現するために学びます。専門学科の高校や総合学科の高校のように、商業、工業や農業などの専門科目は開講していません。
上記の普通教科の中から、自己の進学希望に合わせて、2年次から学びたい科目を選択します。特に本校では、芸術科目(音楽・美術・書道)をより多く学ぶことも可能です。ただし、国公立大学への進学を希望する人の多くは、いわゆる主要5科目をまんべんなく学ぶ必要があります。
本校では、選択科目が多いため、少人数授業が多くなり、ほとんどが20〜30数人で行われております。また、英語・数学・古典については、習熟度別に分け、各自の学力レベルにあった授業を行っています。
各務原西高校の周囲には50本近くの桜(ソメイヨシノ)が立ち並んでいます。樹齢はほとんどが40〜60数年あり、毎年、春になると見事な桜並木の景観を呈し、近くの新境川堤の百十郎桜とともに各務原市の桜の名所となっています。桜は、各務原西高校の「校章」となっており、「校歌」にも歌われるなど、本校にとってとても大切な「校樹」です。