3年生商業科の生徒が、総合実践の授業で、お茶の淹れ方、出し方を実践して学びました。普段、急須でお茶を淹れて飲んでいる家庭がほとんどないという状況を踏まえ、ビジネスの一場面で行うことを想定し、急須でお茶を入れ、お客様に出すまでの実践をしました。
生徒は、「茶碗を温め、お湯を適量使うために、先に茶碗にお湯をいれる意味がわかった」「お茶の濃さを同じにする戻り注ぎがきちんとできた」「茶托に茶碗をのせて運び、お客様に出すことが難しかった」などの感想を持ちました。1月には外部講師によるビジネスマナー講座もあります。進路が決定してくるこの時期に、将来に向け、ビジネスマナーを身に付けることの大切さを実感できたようです。家庭科棟実習室を使い、本番さながらの状況を作り学習できたことも有意義でした。