学校薬剤師による進路講話を実施しました

1月16日に「薬学部を目指す人へ」と題して、学校薬剤師の望月祐子先生による進路講話を実施しました。1.2年生の希望者と3年生の薬学部への進路決定者、計31名が参加しました。

望月先生から薬剤師の執務内容や必要な要素、被災地でのチーム医療の中の薬剤師の取組、薬学部の内容等を詳しく話していただき、生徒が熱心に聞き入る姿がみられました。講話後の個別相談では、多くの生徒が自分の進路について相談する姿が見られ、大変有意義な時間でした。

生徒の感想から「薬剤師や薬学部のことが詳しく知ることができ、今後の進路選択に生かしたい」「薬剤師は人の命を預かる重要な仕事であることを再認識した」という声が多く聞かれ、大変好評でした。

【生徒の感想】

・調剤薬局の薬剤師の仕事内容の中で「治療を患者さんに合わせるのではなく、患者さんに治療を合わせる」という考え方がすごく心に響いた。患者さんの心を預かるのは本当に大変なことだが、その分やりがいのある仕事と思い、本気で薬学部を目指そうと思った。

・薬剤師の仕事は常にアップデートをして、学び続ける心掛けが仕事にとって一番の軸であると分かった。また患者さんとの向き合い方が、患者さんやその家族の安心材料になり、薬剤師は技術だけでは賄えない力が必要と学んだ。中途半端な気持ちで人の命に関わることは患者さんにとって失礼であり、もう一度進路について振り返ろうと思った。