生徒会役員を決めるための、立ち会い演説会と選挙が行われました。
立候補してくれた皆さん、投票してくれた皆さん、お疲れ様でした。
雑談その1。
生徒会。
人口が少なくなってくる中で、若者の自治に関する考え方を育てることは非常に難しいなぁと毎回思いながら生徒会を見つめています。
大人の責務でしょうか・・・いや、責務ですね。
生徒会が生徒たちの自治のための自主的な組織のはず・・・ですが、山県高校も私の前の勤務校も、生徒の皆さんが素直すぎて、どうしても生徒会が教員のロボットになってしまわないか?と心配しきりです。いわゆる「雑用係」になってしまわないか、と。
いや、違うんだ、生徒会は自治組織なんだ!と思うのです。
PTA然り、生徒会然り、学校然り、機能性のみを追い求めるがあまりにただただ雑用&責任だけを負わされて、仕事をとにかく「役職だから」と進めていく、行事がただただ済んでいく、そしてそこに「人が繋がっていること」や「取り組んでくれている人の思い」が感じられなくなってしまっていくのではないか、という怖さを感じつつ、私自身は教員をしています。
(学校の公式HPで、過激な発言かもしれません…。)
そんな怖さの中で、最初は雑用から始まっても、そこからある子が生徒会のメンバーとしてあれこれと頑張る中で自分なりのアイデアを出したり、あ、この子、こんなスゴいところあるんだ!、見えないところでこんなにやってくれたんだ!、クラスとも部活とも授業とも掃除とも違う顔がみえるなぁ!などというシーンがあると、教員としてはこれ以上無いやりがいや喜びを感じ、生徒会の重さを感じます。
生徒会と教員の距離感、難しいですが、改めて大切なことだと感じます。
傀儡(かいらい:操り人形、思いのまま操ること)にならないよう、生徒会役員のみんなが活き活きと思いを共有しながら活動できる、そんな生徒会活動が来期も実現できるよう、自分も精一杯支援していきたいと思います。
長いですが、雑談その2。
3年生が家庭学習期間に入ったことで、1~2年生のみの集会となりました。
なんだかとてもコンパクトで、改めて3年生の皆さんの存在感の大きさを感じた1日でした。