プロサッカーチームを経営するには、年間10億円を捻出しないといけないのだそうです。
それだけでもかなり驚きの話題ですが、プロチームを経営し、しかもその業務の途中でALS*という指定難病となり、体調や自分自身と戦いながら、そこから新たに自分らしく生きる道を見いだして、ご自身の会社を経営する方がいます。
*筋萎縮性側索硬化症
きんいしゅくせいそくさくこうかしょう
Amyotrophic Lateral Sclerosis
岐阜県の旧山県郡高富町(現 山県市)ご出身の、恩田聖敬さんです。
恩田先生は、2014年から2016年までFC岐阜の社長でいらっしゃいました。私自身、ラモス瑠偉さんの監督就任などでちょうどよく覚えているタイミングだったりしますが、山県のご出身だと言うことは全く存じ上げていませんでした。
今回のお話しは、合成音声などを利用したものでしたが、本当に聞き取りやすく、音質と言うよりむしろ、時間をかけて洗練されたシンプルな言葉が積み重なり、私たちの胸へと届いていました。
自分の生き方を自分で決めること、考えることをやめないこと、嘘をつかず、約束を守り、ありがとうとごめんなさいを謙虚に言える人間になること、など、人生のヒントをたくさん頂きました。貴重な時間を、本当にありがとうございました。